お風呂場の中のオスとメス
その行為は、その後しばらく続き、つまらなく、おっちゃんの禿げ頭とお尻を眺めていると、おっちゃんが手をついて起き上がり、「そろそろ入れとうなってきたわ」と言って、おばさんの足の方に回り込んだ。
状況が動いた。
僕は慌てて、あくびの出そうになった口を押え目を見張った。
おっちゃんは、さっきと同じように両手でおばさんの両足をグイっと押し開くと、今度は、自分の大きく天を向いたおちんちんを握って、おばさんの足の間に突き入れた。
おばさんは小さな声で「うっ」とうなると、目をつむったまま顔を横に向けた。
先ほどまで太くて長かったおっちゃんのおちんちんは、おばさんのちじれ毛の陰に吸い込まれて見えなくなった。
「よう濡れとる。・・・気持ちええわ」とおっちゃんは言いながら、前と同じように腰をゆっくりと前後に動かし始めた。
そのたびに、おっちゃんの太くて長いおちんちんは見えたり見えなくなったりした。なぜ、見えなくなるのかは、その部分が、おばさんの足とおっちゃんのお尻で隠れ、よく確認できなかったが、おそらく、おっちゃんは、自分のおちんちんをおばさんのお尻の穴に突き入れて、そこで出し入れをしているのだろうと思った。
そう僕が思うのには理由があった。
その頃、僕らは思春期に入る手前で、同級生の男子たちも女性の身体やセックスに興味が出始めたところだった。そんな中で、お調子者の田上君が、「子供を作るためには、男がチンポを女の人のお尻の穴に入れないかんのぞ」と言って嬉しがっていた言葉を思い出したのだ。
その話を聞いたときは、そんな汚くて痛そうなことは大人になってもできそうもないから、どうせ、田上君のいつものホラ話だと思っていた。
でも、今、こうして白石のおっちゃんとリョウちゃんのお母さんの行為を見て、やっぱり、田上君が言っていたことは本当だったんだと思った。
おそらく、女の人も大人になるとお尻の穴が大きくなって、男の人のおちんちんが平気で入るようになるのかもしれないと思った。
その当時は、女性がお尻の穴のほかに、あんなに気持ちがよくて、イヤらしい穴を持っているなどとは夢にも思わなかったのだから、そう考えて当然のことだった。
そんなことを考えていると、おばさんの胸や唇を舐め回しながら、ゆっくりと腰を振っていたおっちゃんが、すうっと腰を引いて、一旦おばさんから離れた。
そしておばさんに、「立って、そこに手ついて、ケツをこっちに向けえ」と命令した。
おばさんは、言われるまま、よろよろっと立ち上がると、風呂場の壁に手をつき、お尻を、おじさんのいる方に向けた。
僕が覗いている窓とちょうど身体が横向きになったので、僕はおばさんとおっちゃんの行為を横上から眺めることができるようになった。
おっちゃんは、ニヤニヤしながら、自分の大きなおちんちんを右手で持ち、この前と同じように、グイッとおばさんのお尻に自分の腰を押し当てた。
そのとたん、おっちゃんの太く長いおちんちんは、またしてもおばさんの豊満な白いお尻の陰に消えた。ますます僕は、おっちゃんが自分のおちんちんを、おばさんのお尻の穴に差し込んだに違いないと思った。
おっちゃんは、嬉しそうに、おばさんの腰に両手をつくと、先ほどと同様に、腰を前後に振り始めた。おっちゃんが腰を後ろに引くと見える黒くて太い影が、おっちゃんとおばさんを繋いでいた。
おっちゃんは、嬉しそうに「ホンマ、あんたのココは最高や」と言いながら腰を振っていた。
そんな情景がしばらく続いたが、やがておばさんは、「はぁ・・・はぁ・・・」と言いながら、少しづつ、手を下の方に持っていき、最後にはお風呂場の床に手をついた。
それに従うように、おっちゃんも足をまげて両脛を床につけ、二人は四つん這いの犬とそのお尻に腰を押し付ける猿のようになった。
そんな格好になっても、白石のおっちゃんは、「よう閉まるわ」などと言いながら、ゆっくりと腰を振っていた。
やがて、口数が少なくなり、少しずつ、その腰を振る速度が速くなってくると、改めておばさんの腰を両手で持ち、両足の膝を立てて大きく腰を振り始めた。
子供だった僕にさえ、まるで動物のようで、とてもいやらしく思える格好だった。
おばさんは、おっちゃんのどんどん早くなる腰の動きに合わせ、「はぁ・・・はぁ・・・・・・」と大きな息づかいを始めた。
「そろそろ、いくぞ」おっちゃんは、大声で叫ぶと増々腰を大きく早く振り、おばさんも増々大きな声で「あぁ・・・」とあえぎながら「ダメ・・・中はダメ・・・お願い・・・外に・・・外に・・・・・・」と大声で叫んだ。
その声に合わせるようにおっちゃんは、大きく腰を二、三度振ると、バッとおばさんから離れた。
そのとたん、おっちゃんのおちんちんの先から、大量の白い液がおばさんの背中めがけて放たれた。