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初のエリアボス3

『ウガァ』


ズドンッ!!


振り下ろされた爪を避ける。


このままだと攻撃ができない。何か手はないかなぁ。


避けながら考える。


そういえば! 風魔法取ってた! 確かこのゲーム、イメージが大事でだいたいイメージ通りのことを魔法で出来るんだよなぁ。


イメージかぁ……


風をドリルみたいに腕に付けれたらいいなぁ。土壇場だけど、やってみるか!


「ドリルサイクロン!」


腕に緑色の風が纏い始める。


イメージ……イメージ……


ドリルの形を成してきた。


できた!


「ガント! 全力で攻撃するから、引き付けてくれ!」


「おう!!」


盾を駆使して攻撃を受け流し、剣でチクチク攻撃しながら、引き付けてくれる。


ギュルギュルギュルッ!


いい感じだ。


「身体強化!」


体から白い湯気があがる。


これで、全力だ!


ドン!!


ビッグベアが体制を崩している。


「フーマ、今だ!」


ジャンプする。


周りの景色がスローで流れていく。


ビッグベアの首元が見えた!!


風を纏った拳で空中で中段突きを首元に放つ。


「フッ!!」


ズギャンッ!!


首から光を粒子が流れ出ていく。その粒子が体全体に広がり、空に溶けていった。


着地し、呆然としているフーマ。


「勝った……のか?」


「フーマ、ほぼ1人で勝ったじゃねぇか! すげぇな! ハハハ!」


後ろから声をかけられる。


「フーマ、やるじゃないのよー! 凄いわ!」


笑いながら寄ってくるモー二


「1人で。凄い。でも。ガントも。凄い。1人で捌ききった」


フーマとガントを褒めながらイブも寄ってくる。


「いやぁ、みんなのおかげだよぉ。良かったぁ。勝てて。狂乱状態入った時はどうなるかと思ったし、魔法を思いつかなかったらヤバかった。」


「ドロップ確認しようぜ!」


――――――――――

ビッグベアの肉×1

ビッグベアの毛皮×2

ビッグベアの魔核×1

――――――――――


「魔核?」


「おっ!魔核がドロップしたのか?レアだぜ!すげぇじゃん!」


「魔核。杖とか。アクセに使える。」


フーマの呟きに、ガントとイブが反応する。


「じゃあ、ドロップも確認したし、セカンテアに向かいましょう」


「「おう!」」


4人はエリアボスの戦闘を終え、次の街へ進む

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