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初のエリアボス2

「まずは俺がボスを引き付ける! 今回のメインはフーマだから、あんまり一気に終わらせるなよ!」


「「了解」」


指示を出しながらガントはビッグベアに向かっていき、盾を叩く。


「挑発!!」


ビッグベアのヘイトがガントへ向かい、爪の振り下ろしを盾を使って受け流す。


「受け流したあとか、後ろから攻撃しろ!」


「おう!」


後ろに回り込み、足を中心に下段蹴りで攻撃していく。


少しづつHP減ってきてるけど、まだまだだなぁ。スキルを使うか。


「身体強化!」


体から白い湯気のようなものがあがる。


「はぁーっ。ウリャー!!」


ビッグベアの首に向かって飛び上がり、回し蹴りを放つ。


『ズガンッ!!』


――――――――

CriticalHit!!

――――――――


よしっ!クリティカルが出た!


「一旦下がれ!」


バックステップでビッグベアから距離をとる。

すると、ビッグベアが体を仰け反らせた。


「耳をふさげ!!」


慌てて耳をふさいで体に力を入れると


『ガゥァァァーーー!!』


ビッグベアの咆哮の衝撃波が来る。


ビリビリビリッ!!


これは、やべぇ。耳ふさいでなかったらしばらく行動出来なかったな。


「俺がまた引き付ける! フーマは咆哮の前兆に気をつけながら、攻撃しろ!」


「ダメージ喰らったらすぐこっちに下がってきなさいよ! 回復するから!」


後ろに控えているモー二が声を掛ける。


「あいよ!」


再びビッグベアに近づき、足を中心に攻撃していく。


しばらく攻撃していると……


「もうすぐ3割きるぞ! 狂乱状態になるから、気をつけろ!」


『ウガァァァーー!!』


ビッグベアが体に赤い湯気を纏いながら暴れ始めた。

いきなり後ろを向き、爪を振り下ろしてくる。


ヤバイ!当たる!


咄嗟に横に転がりこむが、足を掠ったようでダメージを受けたところから赤い光の粒子が流れ出ている。


「下がって!」


何とか足を引きづりながらモー二の近くに行く。


「スマン!」


「いいのよ! ヒーリング!」


体を光が包み、HPが回復する。


「油断大敵。最後まで。ガンバ」


クソッ。情けないねぇ。攻撃を食らっちゃうとは完全に油断した。イブに励まされるとは。


「うしっ。もういっちょ行ってくる!」


駆け出してビッグベアに向かっていく。

しかし、狂乱状態で縦横無尽に攻撃されるため中々近づけない。


初のエリアボス討伐は

もう少し掛かりそうだ。

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