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空手青年戦闘記~負け続けていた青年が師匠を得て最強へと成り上がる~  作者: ゆるや


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PVPイベント6

『それでは、準決勝の始まりです! この試合の勝者がトクラ選手と戦うことになります! ヒーローのヒデオ選手は堂々とした王道のような強さで勝ち進み、暴風のフーマ選手はまさしく激闘と呼ぶような戦いを繰り広げて来まして、多数のファンがいると噂されております!』


『さぁ、それでは、準決勝の始まりです! 試合、開始!』


ヒデオが構えないで立っている。不思議に思って様子を伺っていると


「試合を見ていたよ。キミは強いね。リアルでも何か格闘技をやっているんだろう? 磨かれた強さみたいなものが見えるよ」


「はい。リアルでも格闘技はやってます。でも、ヒデオさんも強いからリアルで何かしているんじゃないんですか?」


「僕? 僕はね、このゲームが上手いだけだよ。リアルでは何にもできないんだ。運動神経はいい方だと思うけどね」


「そうなんですか、そんな人も居るんですね」


「そうさ。あぁ。ごめんね。お喋りしたくなってさ。始めようか」


剣を構えるヒデオ


ピィーーーーーン


空気が変わった


「初手ブッパ! ホーリーバスター!」


剣に光が集まり始め大きな剣の形を形成する


「うりゃーーーー!」


それを振り下ろしてくる


避けれない!


「縮地」


ヒデオの後ろへ移動する。


ダァン


後ろから攻める


「風衝」


がら空きの脇腹へ中段突きを放つ。


「光の盾」


ガァァァァン


突如現れた盾に攻撃を阻まれる。


続けて上段蹴りを首筋へ放つ


ガァァァァン


盾が移動してガードした。


一旦下がるフーマ


「おい。マジか。自動で防御するのかよ」


「僕の試合を見てなかったのかな? そっか。それなら驚くよね。 これね、魔法とスキルを合わせてるんだ!」


どうやって攻めりゃいいんだ。


攻めあぐねていると


「ホーリーバスター!」


「くっ! 縮地!」


また後ろに逃げる


が、どう攻めていいか思いつかない


「風砲」


ドォォォォォーーーー


「光の盾」


体を包み込むような盾が現れ防ぐ


「これも防がれるのか……盾を形成される前に攻撃するしかないな。持続時間が過ぎたとこが狙い目か」


様子を伺っているフーマ


「ホーリーバスター!」


再度繰り出される必殺の技。


「縮地」


また後ろへ抜ける。


「風砲」


ドォン


魔力を抑えて放つ


「光の盾」


持続時間が切れるのを待つ。


そろそろだ


タァン


ヒデオの上空へ跳躍する


最高地点まで来た時に魔法を発動する。











「ダウンバースト」











ズドォォォォォォォ


「くっ! 立っていられない!」


気を取られ膝を着くヒデオ











上空から風に乗って













飛来する











「風衝」












ズダァァァァァァァァァァァァァァァァァン











ヒデオは












場外へ消えた











『しょーーーーーしゃ! フーーーーーーマ選手ーーーーー!!』


『ワァァァァァァァァァァァァァ』


『すげぇ!』


『さすが暴風だよなぁ!』


――――――

――――

――


「凄いな! フーマ! 次が師弟対決か! ここまで来たら勝ちたいよな!」


「そうだな。胸を借りるつもりで戦うよ」


次は遂に、師弟対決である。

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