PVPイベント3
『さあ、次のブロックはIブロックです! このブロックはランカーはいませんので、誰が勝ち残るのか楽しみです! それでは、試合開始です!』
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バトルロイヤルIブロックスタート!!
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「うらぁ!」
近くにいたプレイヤーがハンマーを振り下ろしてくる。
ズガァァァン
「身体強化! 身体加速!」
景色がスローになる。
ハンマーを振り下ろしたプレイヤーの首筋へ回し蹴りを放つ。
「フッッ!!」
ズドンッ
プレイヤーが消える。
「風神!!」
ブォォォォォ
「行くぞ」
「ハァ! フッフッッ! セイヤァ!」
次々薙ぎ倒していくフーマ。
数が少しずつ減ってきた。
「よし! ここでもっと減らす」
風を集めるように集中する。
「風砲」
ズドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン
魔法を放った先にいたプレイヤーが軒並み場外に飛ばされる。
それを見た他のプレイヤーは一斉にフーマの方へ詰め寄ってくる。
『うらぁぁぁ!』
スッ
フーマは交わしながらみたそのプレイヤーを見る。
すると、以前絡んできた1人だった。
しかし、フーマは冷静に対応する。
『なんで、お前らだけ! いい思いしてんだよ! ふざけるな!』
「俺達は仲間内で楽しんで冒険してるだけだ」
『オラァァァァ!』
ダンッ
フーマは頭上へ跳ぶ
「風衝」
足へ風を纏わせる。
空へ向けて脚を上げる。
そして、振り下ろす
ズドォォォォォンッ
衝撃で周りのプレイヤーも吹き飛ぶ
『凄まじい攻撃です! あっという間に人数が減って、なんと、あと5人となりました! ここからどうなるんでしょうか!?』
「身体強化! 身体加速!」
スキルをかけ直し1人のプレイヤーに迫る。
「ファイヤーボール!」
「風斬」
風を纏った手刀を振り下ろす
ズバァン
魔法を切り
「ハァ!」
手刀で首を叩く
ズパァン
「1人」
ダァン
床を蹴り次のプレイヤーに肉薄する
「やぁぁ!」
剣を振り下ろしてくる
タンッ
ジャンプし、膝蹴りを放つ
ガヅンッ
顎に決まり
場外へ消える
「2人」
次のプレイヤーに向かおうとするが
3人で固まっている。
『ファイヤーレイン』
『ホーリーアロー』
『アースニードル』
一気に魔法が放たれる。
避ける隙間はない。
『これは! 弾幕をはられたぁ! これは成すすべが無いかぁ!?』
「風籠」
『なんだぁ!? バリアの様なものが現れたぁぁぁぁぁ!』
フーマは一気に3人に迫る
『魔法がそれていくぅ! そして迫っていく! 一気に畳み掛けるのかぁ!』
それぞれ攻撃してくるが
「フッ!」
攻撃を避け中段突きを放つ
ドガッ
「3人」
「ハァ!」
前蹴りで2人を吹き飛ばす
ダァン
追うように跳躍して迫る
「風衝」
風を拳に纏わせ
拳を引き絞り
放つ
ズガァァァァァァァァァァァァァン
2人一緒に場外へ消える
『勝者はフーマ選手ーーーーーー! 風を纏わせ暴風のように相手を薙ぎ倒し、決勝トーナメントに出場です!』
『次は最後のJブロックです!』
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控え室に戻ると
「やっぱ、行くと思ってたぜ! 流石だな!」
「あぁ。決勝トーナメントに行けてほっとしたよ。」
「ここからが、強い人達ばっかりだからな! 気合い入れて頑張れよ! フーマ!」
フーマは果たして決勝トーナメントを勝ち残ることは出来るのか。




