リベンジ1
次の日、ログインすると
「なぁ、イベントまでにレアボス倒して勢い付けようぜ!」
「レアボス? どこに……まさかあいつに挑むのか?」
「えっ!? レアボスってあのレアボスに挑むの!?」
フーマとモーニが驚いて声を上げる。
「あのボス。少し。恐い。」
「そうだよな! でも、それを克服しておかないと、上には行けないと思うんだよ!」
イブの言うこともわかるが、ガントは引けないようだ。
「確かに、それは一理ある」
「大丈夫なの? また死に戻ったら……」
「自分達を信じるしかない」
「やってみようぜ!」
意気揚々と道具屋に行く。まずは、回復薬などを購入する。
フィフテアを出て東のセカンテア方面へ向かう。
「前に見つけたのは東から少し南だったはずだ!その辺の森を探してみよう!」
森の中を奥の方へ向かう。
辺りが少し暗くなってきた。
「この辺だな! 暗くなったらもうすぐの筈だ!」
「あっ! あれじゃない?」
モーニが指差す先には暗い地面の裂け目の様な入口がある。
「あれみたいだな」
「みんな! 行くぞ!」
中に入っていくガント
「おう」
「えぇ」
「うん。」
返事して入っていく3人。
「ライト」
モーニが光を照らす。
「前もこうして、進んでで奥から」
フーマが言いかけたとき
バダバダバダ
『キィーーーーー』
ダンッ
「ハッ!」
ビッグバッドをフーマが回し蹴りで顔面を打ち付ける。
ドゴォッ
――――――――
CriticalHit!!
――――――――
ビッグバッドが光の粒子に変わる。
道中のモンスターはほとんどフーマが片付けている。
奥へ進んでいく。
二時間くらい歩いた頃、仄かに光が見え始めた。
「光が見えた! 気を引き締めろ!」
ガントが警告する。
4人が慎重に開けた場所に入る。
ゾアァァァァァァァァァァァァァァ
「くっ!」
「気をしっかり持て! 行くぞぉぉぉぉ!」
フーマが先陣を切る。
「身体強化! 身体加速! そして、風神!」
一気に攻撃しに行くフーマ。
「おれも行く! 挑発!!」
不気味なローブを羽織ったエルダーリッチは魔法を放つ
『ズワァァァァァ』
闇がフーマに迫ってくる。
とっさの所で転がって避ける。
ダンッ
エルダーリッチへ肉薄する。
「フッフッッ!!」
右と左の中段突きを放つ。
『グワァァァァァーーー』
フワリと下がり、また魔法を放ってくる。
避けながら、HPを見ると僅かに減っている。
少しは効くようだ。
「もういっちょ! 風衝!」
目一杯、腕を引き絞る。
「ハァァッ!!」
ドバァァァァァァァンッ
フワリとまた下がる。
手応えがないな。HPもさほど減っていないし、一旦下がろう。
フーマは下がると
「モーニ、光魔法を当ててみてくれないか?」
「いいわよ。効きそうだものね」
「おれがまた引き付ける。合図をくれ」
「わかったわ」
フーマとモーニでエルダーリッチを倒す為の希望を見出せるのか。




