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空手青年戦闘記~負け続けていた青年が師匠を得て最強へと成り上がる~  作者: ゆるや


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フィフテア

「おぉー! ここがフィフテアかぁ!」


そこにはオアシスを中心にできた町であった。


出店を見て歩くと、変わった料理の数々がある。


サボテンの塩焼き、サボテンステーキ、サボテン炒め


「サボテンばっかじゃねぇか!」


ガントが叫ぶ


「まぁ、特産品的な感じなのかなぁ」


「でも、美容にはよさそうじゃない?」


モーニが言うと


「食べよ。」


イブの乗り気だ


「でもさ! ゲームで食べて意味あんのか!?」


ゴンッ


「いでぇ」


メイスで殴られるガント


「気分じゃない!き・ぶ・ん!」


モーニが怒っていると少し離れたところで何やら揉めている


「てめぇ、何処見て歩いてんだよ! 服にソース着いたじゃねぇかよ!」


「す、すみません。」


現地人らしき女性が誤っている。


男が3人で、1人の女性を責めている。


「まあ、あっちで少し話そうや」


女性を連れていこうと手を伸ばす。


ガシッ


「おい! 女の人1人に男3人で責めたら可哀想だろう!」


ガントが割って入る。ガントは正義感が強い男なのだ。


「お前に関係ないだろう! どけよ!」


ドンッ


ガントを突き飛ばして女性に行こうといた所で


「やめておけって」


フーマも立ち塞がる


「おまえら! 俺達新世界相手にしてケンカしようってのかぁ? 痛い目みんぞ!? あぁ!?」


微動だにせず睨みつけるフーマ


「なんの騒ぎだい?」


「み、ミヤビさん。これは、ちょっと言い合いになってただけっすよ! お前ら行くぞ! それじゃあ、失礼します」


去っていく3人組。


「すまないね。うちの者が失礼したかな?」


「3人で1人の女性を責め立ててたんです。 それで注意してました」


「それは、済まなかったね。うちは、来る者拒まず去るもの追わずでね。いろんな人達がいるから、しょうがないのさ。ではね。」


去っていくミヤビというプレイヤー。


「あの人全く悪いと思ってないわね。それに、アイツらをまとめる気もない。迷惑な話だわ」


モーニが顔をしかめながら言う。


「そうだな。あのミヤビってやつがクランマスターだったら、新世界ってクランは無法地帯なんだろうな」


「アイツら! この前もだったけど、やる事が最低なんだよ!」


フーマが冷静に分析していると、ガントが怒りをぶちまけている。


すると


『ピコン』


――――――――――――――――――――――

運営からイベントのお知らせです。

1週間後にファステア横に闘技場が出現します。

そこで、個人戦のPVPイベントを開催します。

この度のイベントは成績により、クランランキング、個人ランキングへのポイントが加算されるイベントです。

出場するには、メニューのイベントアイコンから出場するを選択してください。


皆さん、是非、ご参加ください。

――――――――――――――――――――――


「おぉ! イベントだ! PVPか! フーマ! 絶対出ようぜ!」


「そうだな。ランキングにも反映されるし、出て力試ししてみるかな」


「私達は応援してるわね!」

「応援。する。」


次なるイベントは1週間後、それまでどう過ごすのか。

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