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空手青年戦闘記~負け続けていた青年が師匠を得て最強へと成り上がる~  作者: ゆるや


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フォーテア満喫

「おぉ! もう少しで着くぞ! あそこだ!」


ガントが走る


森を抜けると


そこにはリアルではなかなか見られない


蒼くてキラキラした海と活気のある港町があった。港の近くは店が沢山あって活気があり、少し離れたところにはリゾートホテルのような施設が立っていて、娯楽施設もありそうだった。


「すげぇな! サーテアは森の中の街って感じで綺麗だったけど、海とあわせたフォーテアの綺麗さもすげぇな!」


「海見たことないからすげぇ。キレイだ」


興奮するガントに呆然とするフーマ。


「フーマ、海見た事ないのか!?」


「休みは空手の稽古してたからさぁ」


「そうかぁ!……グスッ……海見れてよかったなぁ!……グスッ」


バシッ


「いってぇ……グスッ」


「フーマが海見た事ないのは普通じゃないかもしれないけど、いちいち泣かないでよね!」


「でも。ガント。優しい。」


「ちょっとイブ! 甘やかせると調子に乗るわよ!」


「それも。かわいい。」


「全く。イブは甘いんだから」


「まぁ、気を取り直して! 店行って海鮮丼食おうぜ!」


「海の幸が食べられるのか!?」


ガントが誘うと乗り気になるフーマ。今まで食べたことがなかったため、かなり興味津々である。


「行こう!? 食べよう!?」


走り出すフーマ。追いかけるガント


「ちょっと、フーマが変になったじゃない! ガントのせいよ!」


「ま。行こう。海鮮丼。食べたい。」


追い掛けるモーニとイブ。


街に着くと飯屋を探す。


「おい! あそこ海鮮丼って書いてるぞ! 行こう!? 行こう!?」


ガントの様になったフーマを追い掛ける3人。


「なんか、俺みたいになってない!? 待てってフーマ! 海鮮丼は逃げないぞ!」


店に入っていく4人


「らっしゃーーい! 4名様ーー! あちらへどうぞーー!」


奥の空いてる席に通されるフーマ達。


「頼むの決まってるよな!? 海鮮丼だよな!?」


「落ち着け、フーマ! 今頼むから! すみませーーん!」


「はいよ! お決まりかい?」


恰幅のいい人の良さそうなオバサンが来てくれた。


「海鮮丼4つね!」


「あいよぉ! 海鮮丼4つおねがいしまーーーす!」


「「あいよぉ!」」


奥の方からも威勢のいい声が聞こえる。


「楽しみだなぁ。早く来ないかなぁ。」


「ちょっと落ち着きなさいって! ゲームなんだからそんなに時間かからないわよ!」


「はい! お待ち!」


4つの海鮮丼が来る


そこには煌びやかなマグロやホタテ、ウニにイクラ、ブリやサバやタイすごい量の迫力のある海鮮丼であった。


「すげぇ。これが、海鮮丼!」


「まぁ、リアルでこんなの高くて食べれないからいいわね! それにゲームだから太らないし!」


「早く食おう!」


フーマが急いでいると


「じゃあ、食べましょう。 いただきます」


「「「いただきます!」」」


パクッ


フーマの顔が見たこともないくらいトローンとしている。


「何よその顔」


モーニでさえ引く顔をしている。


「おいひぃぃぃ。おれ、これ好き」


モーニに向かって言うとモーニが顔を赤くする


「好きとか言わないでよ!」


「モーニ。には。言ってないよ?」


イブが弄るが聞いていないモーニ。そしてフーマ。


しばらくこのやり取りは続く……

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