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空手青年戦闘記~負け続けていた青年が師匠を得て最強へと成り上がる~  作者: ゆるや


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地方大会予選結果報告

後日CWOにログインしたフーマはトクラさんとテンカさんに連絡を取っていた。


クランホームにいるということで、待ち合わせ中である。


「ふぉっ。ふぉっ。ふぉっ。雰囲気が見違えたのぉ。いい風格を醸し出しておるわ。結果は後で聞こうかのぉ」


そう言うと、クランホームへ送る


光の粒子に変わる


――――――

――――

――


中に案内され、応接間に通される。


「まぁ、そこに座りなさい」


座って報告しようとすると


「ちょっと待っておれ。おーい」


すると奥から


「あぁ。来てたのかい」


テンカさんがやってきて目の前に座る


「んで、どうだったんだい?」


「はい。地方大会予選、お陰様で優勝出来ました」


フーマが言うと


「そうか。当然だ。その様子を見るに力を得たからといって、増長しては居ないようだね」


ウンウンと頷きながらテンカが言う。


「ふぉっ。ふぉっ。ふぉっ。その歳では、多少増長してもしょうがないがのぉ。まぁ、そんな事では鍛え方が足りんがの。お主はそのような事が無さそうで安心したわい」


ワシャワシャ


笑いながら言うトクラに頭を撫でられるフーマ。


「じいさん、子供扱いしないでやりなよ。フーマはもう立派な大人だよ」


「ふぉっ。ふぉっ。ふぉっ。ワシから見たらみんな子供みたいなもんじゃからのぉ」


宥めるようにいうテンカに笑って返すトクラ。


「次は地方大会ですが、まだ先の話なのでしばらくはこのゲームを楽しみながら鍛錬していきたいと思います」


「うむ。このゲームをいい鍛錬になるしのぉ。存分に楽しむといいわい。また近くなったら家に鍛錬に来るかの?」


「はい。近くなったら、是非また、行かせてください。テンカさんも宜しくお願いします」


トクラとテンカに頼むフーマ


「勿論じゃわい」


「いつでもきな」


笑顔で答えてくれた


「では、また近くなったら連絡します!」


そう言うと立ち上がって


出口へ向かう


「フーマや」


トクラに呼び止められる


「地方大会が終わったら、結果次第じゃが、現実での武十館に入りはせんか?」


「リアルでもその名前で道場開いてるんですか!?」


「そうじゃ」


「もし、地方大会優勝出来たら、入らせて貰えますか?」


「そうじゃのぉ、それくらいの実績があれば、大丈夫じゃろう」


「ちなみに師範は私だがな」


テンカが口を挟む


「ワシは引退した身じゃが、一応道場に出て面倒を見ているのじゃ。ワシが見つけた原石じゃ。面倒みたいんじゃよ」


ふぉっ。ふぉっ。ふぉっ。っと笑いながら言うトクラ。


「世界でトップ取ったというトクラさんの下で学ばせて頂けるのであれば、有難いです」


頭を下げるフーマ


「まぁ、この世界を気楽に楽しむのが良いじゃろう。勘も身につくじゃろうて」


「はい!」


「ではのぉ」


頭を再度下げ、出口へ向かう


外へ出ると光の粒子に変わる


「老後の楽しみがあっていいわい。ふぉっ。ふぉっ。ふぉっ。」


フーマは何処まで強くなれるのか。

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