表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/100

初の街探索

『カランコローン』


目の前には瓶詰めされた色とりどりの瓶が並んでいた。


初めて来たけど、凄い怪しげな感じだなぁ。


「いらっしゃいませー! 何かお探しですかー?」


うおっ。NPCの筈なのに仕草に違和感がないなぁ。一体どうやって動いてるんだろう。


ぼーっとしていると


「お客様? 大丈夫ですか?」


「あっ!ゴメンなさい!なんでもないです!大丈夫です!」


「な〜に見惚れてんのよぉ。早く回復薬買いなさいよ!……ジッと瓶を見てれば上に薬の名前が表示されるから、店員さんに持っていくのよ。……はい。これが回復薬よ」


おぉー。モー二が優しい。


「あぁ。サンキュー」


回復薬を二個受け取り、店員さんに手渡す。


「これ、お願いします」


「はい。一本1000マーニなので、合計で2000マーニになりま〜す」


えっ。これ、お金どうやって出すんだ?初期で5000マーニはあるから、あるにはあるけど……。


「2000マーニ払おうと意識してみて。手元に出てくるから」


2000マーニ払うよぉー。……おっ。手元に出てきた。


「はい。これでお願いします」


「ありがとうございましたー! またお待ちしてますねー!」 パチンッ


『カランコローン』


店を出たところで、ガントとイブが待っていた所に合流する。


ウインクされちゃったよ。かわぃ……なんか隣から黒いオーラが……


「あんのNPCなんなのよ……」


めっちゃ不機嫌〜。ガントが寄ってきて


「えっ。なんで不機嫌なの!? おまえ何した!?」


「おれは、何もしてないよ。店員さんにウインクされたの」


なんで、あんなことされたんだろ。不思議だなぁ。特別なにかしたわけじゃないんだけどなぁ。


「あ〜。NPCからの好感度が良かったんだな。丁寧な言葉遣いとかで対応してると、好感度があがって特殊な反応したりするんだよ」


そんなことあるのかぁ。すごいなぁVRMMOっていうのは。


「他にもなんか買っておいた方がいい物とか必要な物ある?」


「後は無くても大丈夫だけど、少し街を案内してやるよ! そうだ! 冒険者ギルドに登録しておこうぜ!」


しばらく歩くと剣が二つ交わっているマークのある建物が見えてきた。


「ここが、冒険者ギルドだ!クエストこなしたりすると、金が貰えるんだ!」


中に入り、受付にいる女の人に声を掛ける。


「すみません。冒険者登録したいんですが」


「こんにちは。冒険者登録ですね。……はぃ。完了しました。クエストを受ける際にはお気をつけて。」


クエストの掲示板を眺めると、色々あった。グリーンウルフの毛皮とかホーンラビットの毛皮とかが多いなぁ。しばらく見ていると


「登録は終わったか!? 終わったなら他を見て歩こうぜ!」


4人でしばらく街を探索するのであった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング

ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ