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空手青年戦闘記~負け続けていた青年が師匠を得て最強へと成り上がる~  作者: ゆるや


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資金稼ぎ2

「次の試合の準備が出来ましたので、フーマ選手はステージへお願いします。」


「両者中央へ」


今回の対戦相手はガチガチの鎧に身を包んでいる。これ、普通にやったら負けそうだなぁ。内側から破壊すれば……。トクラさんのやってたのを真似すればいいんだなぁ。


「それでは、始め!」


盾を前に突き出して鎧で体を固めている。


集中する。


衝撃を与えるイメージで


魔法が形成されて行く


「風魔法 衝拳」


風魔法で衝撃波を生み出しながら新たな魔法を生み出したのだった。


「ハァ!!」


ドギャァァァ!!


ズシャャャャャャ


相手が崩れ落ちた。


「試合終了! 勝者 フーマ選手!!」


あと2回か。あんまり苦戦してないから、行ける気がしてるんだよなぁ。


そんなことを思いながら戻る。


次の試合が始まる。準決勝である。


「両者中央へ!」


目の前にいるのは、身軽そうな忍者のような格好の人だった。


「それでは、始め!」


「身体加速!!」


「フッ!!」


反省を活かしていきなり攻める。


ヒョイヒョイ。


躱される。


当たんねぇ。早いなぁ。


ダンッ!


相手に肉薄する。


「フッ!!」


スタンッ


バク宙する相手。


「くっ!」


これは長引くぞぉ。


ダンッ


攻撃を仕掛けてきた。


クナイの様なもので攻撃される。


スッ


躱すが


ザンッ


腕を切られる


やられた!


どうする?どうすれば当たる?避ける方向を読むしかないよなぁ。


あっ。そうだ。攻撃が正直過ぎると言われたんだった。だったら……


ダンッ!


再び肉薄する。


左中段突きをすると見せ掛け、フェイントする。


右に避けた!


「セイヤァ!」


右足の回し蹴りが


決まる!


ドゴォッ!!


顔面に見事に決まる。


が、起き上がる。


これでフェイントも警戒する。


やりやすくなった筈だ。


よしっ!


左上段蹴りのフェイントをする。


警戒して後ろへ逃げられる。


ダンッ


追うように肉薄する。


首を掴む!


捕まえた!


そのまま膝を叩きつける。


バキッ!


地面へ向って顔面から叩きつける。


ドガァァァァン!


蜘蛛の巣状にステージにヒビが入る。


どうだ!?


動かない。


気絶しているようだ。


「試合終了! 勝者、フーマ!!」


いよっしゃぁ! 危なかったぁ。チマチマやられるとこだった。でも、学んだな。フェイントも有効だと言う事が。


次は遂に決勝である。


どのような敵が出てくるのだろうか?

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