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空手青年戦闘記~負け続けていた青年が師匠を得て最強へと成り上がる~  作者: ゆるや


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資金稼ぎ1

「闘技場へエントリーされますか!?」


「はい。お願いします。」


「では、お名前をお願いします。」


「フーマです。」


「はい! エントリーしました! 闘技場の説明は必要ですか?」


「お願いします。」


「本闘技場はトーナメント形式となっておりまして、優勝するまでは、5回の勝利が必要になります! 優勝すると1000万マーニが報奨金として支払われます! では、控え室でお待ちください!」


説明を受けたフーマは控え室へと向かう。


「じゃあ、またな。頑張ってくるよ。」


フーマが言うと3人が激励する。


「おう!! 頑張って勝ってくれよ!」


「ちょっと、負けたらわかってるでしょうね。」


「負けたら。罰金。」


妙にプレッシャーをかけられるフーマ。


「うわぁ。プレッシャーがすごい。」


愚痴りながら歩いていくフーマであった。




しばらくするとアナウンスがあった。


「フーマ選手、ステージへお願いします。」


「それでは、第1回戦を始めます。両者中央へどうぞ。」


フーマは中央へ向かうと軽装の小柄な男性がナイフを持って構えていた。


この人はNPCなんだよなぁ。やっぱりすげぇな。ゲームだとはとても思えない。どんな攻撃してくんだろう。


「それでは、始め!」


「シッ!」


逆手に持った右のナイフを横からフックの容量で斬りかかってくる。


後ろへ上体を反らして避ける。


こちらも逆手の左のナイフを顔面に突き刺すように振り下ろしてくる。


体を左横にそらして避ける。


とりあえず、距離を離さないとな。


「フッ!!」


右の回し蹴りを腕ごと顔面に目掛けて放つ。


ドゴォッ!!


相手が一回転しながら吹き飛んだ


ズシャャャァァァ


立ち上がってこない。


ん? もしかして終わり?


「試合終了! 勝者、フーマ選手!!」


呆気なかったなぁ。まぁ、最初の1人だからこんなもんか。


ステージを降りると控え室へと向かう。


少しすると


「次の試合の準備が出来ましたので、フーマ選手はステージへお願いします。」


次はどんな相手かなぁ。


「それでは、第2回戦を始めます。両者中央へどうぞ。」


向かい合ったのは今度はローブを着た女性で杖を持っていた。


これ完全に魔術士だな。速攻で決めよう。


「それでは、始め!」


ダンッ!


ダッシュで迫ろうとすると


バックダッシュで逃げた。


「クソッ!!」


「ファイヤーボール!!」


火の玉が迫ってくる。


「くっ!」


咄嗟に横に避ける。


ドガァァン


着弾したとこが爆発する。


「身体加速!!」


ギュンッ


魔術士に肉薄する。


「ハァ!!」


鳩尾に中段突きをくり出す。


ドスッ


魔術士が崩れ落ちる。


「試合終了! 勝者、フーマ選手!」


ステージを降りながら


「ふぅ。最初からスキル使えばよかったな」


反省しながら戻る。


ここまでは順調だが、あと3試合、果たして勝てるのだろうか。

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