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ミュージック・クエスト  作者: 黒豆雄
3/6

第三巻

プロローグ

「特別措置法第三十二条に基づきぃ、緊急事態宣言を発令いたしますぅ。」

「き・・・・緊急事態宣言・・・・」

ここはギルド。

かつてないほどの危機に演奏者が全員集められた。

よく見ると、演奏者だけではなく、町長などの役所の人もいる。

そう、今回はマジなほうで緊急事態である。

なんせ、魔王が直々に攻めてきたのだから。

「ヒトシ、なんか策はある?」

「残念ながら無い。この街では、とても守り切れない。」

「勝つ方法はないの!?」

「あなたは魔王の幹部を2人も倒したスイタヒトシでしょ!」

「なんと言われても無理なものは無理だ!」

「そんな・・・・。」

「魔王軍に負ければ皆殺しよ!」

「・・・・みんな、聞いてくれ。」







第一章 開戦


   1


その日は変にすがすがしい朝だった。

「おはようアーブル、よく眠れたかい?」

「それどころじゃないよ!魔王軍の襲来情報だよ!」

「何ィ!?」

ポッザから魔王が直々に攻めてくることは聞いたが、まさかと思って本気にしていなかった。

「先鋒が魔王軍七幹部の筆頭・ルート、中軍に魔王、そして後軍に魔王軍七幹部の一人・メジャーよ。」

「・・・・魔王軍七幹部っていうくらいだから幹部は七人いるんだろ?少なくね?」

「どうやら、残りの幹部で王都への攻撃も続けてるみたい。まあ、国境にはシールドがあるんだけどね。」

「そんなことより、早くギルドに行きましょう!みんな待ってるわよ!」


   2


ギルドにいくと、みんなが集まっていた。

演奏者だけではなく、町長などの役所の人もいる。

だれもが不安を隠しきれないようだ。

そりゃそうだ。誰だって怖い。

なんたって、魔王自ら攻めてきたのだから。

「あっ!スイタさん!お待ちしてました!魔王軍の襲来ですよ!それも魔王直々の!」

「ああ、聞きました。現在の状況は?」

「ルート率いる先鋒隊はすでに例の古城へ到着し、魔王率いる中軍は現在こっちに向かって進軍中。予想では、もうすぐ着くかと。」

「なるほど・・・・。」

「なんとか勝つ方法はないですかね?」

「・・・・ないですね。」

「そんな!」

「こんな小さな町ではとても防ぎきれません。」

「しかし・・・・」

「ヒトシ!なんか策はないの!?」

「皆殺しよ!」

「・・・・みんな、聞いてくれ。」

「何?」

「勝つことは無理だが、皆殺しは避ける策はある。」

「どういうこと?」

「逃げるんだ。」

「どうやって?」

「テレポートで街の住人全員を王都へ逃がす。」

「でも、街の住人全員となると、時間がかかるし、テレポートする人は残ってしまうわよ。」

「だから、俺もこの策はどうかと思うんだが・・・・。安全に逃げるためにはこれしかない。」

「でも・・・・」

「その役目、買った!」

大声で言ったのは、スキル屋の爺さん。

「で、でも爺さん、あんただけ取り残されるんだぞ!?」

「魔王軍など恐れはせん!それよりも、わしがテレポートの準備を終わらせるまでの時間稼ぎを頼む。」

「どのくらい?」

「そうよなあ・・・・一時間は欲しいな。なんせ、大人数をテレポートするのでなあ。」

「一時間か、分かった。任せとけ!」

「みんなー!聞いてくれ!」

俺が大声で呼びかけると、みんながこっちを向いた。

「作戦を発表する。まず我々演奏者は全力で魔王軍を防いで時間稼ぎをする。その間に役所の人たちは、住民を全員集めて、行政金を全員に分け与えろ。」

「行政金を分け与えるぅ!?」

「そうだ。どうせこの街はなくなるんだから。」

「この街はなくなるぅ!?」

「そうだ。住民には持ち物をすべて持ってこいと伝えろ。」

「わ、分かりましたぁ。」

「よし、作戦開始だ。演奏者は国境に集合!」


   3


街の人全員を巻き込んだ壮大な防衛作戦は始まった。

演奏者は続々と国境に集まり、住民も続々とギルドに集まってきた。

「魔王軍の襲来だ!」

誰かが叫んだ。

国境の向こうを見ると、砂埃と共に魔王軍が見えた。

「よし、俺の楽器ケースを真ん中に置いて、シールドを張ってくれ。」

「シールド!」

俺のケースはシールドを強化する優れものだ。

「あ、あれは・・・・」

「なに?」

「あの気色悪い兵、オークだわ。」

「オーク!?マジで!?興奮してきたぁ!」

「なにバカなこと言ってんのよ。奴らはエルフの一種だからめちゃめちゃ強いし、死を恐れないから超ヤバい敵よ。」

「うん、聞いたことはあったけどそうだろうな。」

やばいな、オーク。

と、そんなことを話しているうちに、魔王軍が近づいてきた。

しかしシールドがあり、オークの侵入を許さない。

「『アウェイキング』!」

俺は念を入れて、シールドに覚醒スキルをかけた。

よほどのことがなければ破れないだろう。


「ルート様!敵はシールドを張っています!」

「・・・・そうか。なら無理に攻める必要はない。魔王様がご到着されるまで守りを固めるのだ。」

「ははっ!」

「魔王様率いる中軍は『サタン・キャノン』を持ってきているという話だ。中軍が到着すればシールドを破るのもたやすいことだ。それに魔王軍の力を見せるにはちょうどいいだろう。」

「ルート様!中軍がご到着されました!」

「そうか!よし、丁寧にお迎えしろ。」

「はっ!」


「ヒトシ!偵察隊の報告によると、中軍が着いたって!」

「そうか、そろそろ正念場だ。」




第二章 到着 


   1


「王都より勅使が到着しました!」

それは、魔王の到着の報告とほぼ同時だった。

「反乱同盟軍提督、役職はバグパイプ、エルフのアミラルです。さっそくだが、この街の演奏者の総司令官にお会いしたい。」

総司令官と聞いたみんなは、全員俺のほうを向いた。

「・・・・お、俺!?」

「あんた以外誰よ。」

「分かったよ。ご使者、お役目ご苦労。私がこの街の演奏者の総司令官、スイタであります。」

「スイタ総司令官。作戦をお聞かせ願いたい。」

「テレポートで王都まで逃げる考えであります。」

「なんですと!?」

「ご使者、どうされましたか?」

「いや、私の役目は『テレポートで王都まで連れてくる』という指令を受けてましてね・・・・まさかそういう作戦で動かれているとは・・・・さすが噂通りのお方ですな。」

「そうでしたか。まあこの大軍に戦を仕掛ければ必敗ですからね。それより、アミラル提督、もしよければ我々の作戦に加わっていただきたいのですが・・・・」

「なんでしょう?」


   2


「ヒトシ!大変!あれ見て!」

「どれ?」

「あの超でかい大砲!」

「・・・・なんだありゃ!?」

「サタン・キャノンだよ。」

声がした方を向くと、そこには魔王軍の諜報員・ポッザがいた。

「サタン・キャノンだと!?」

ざわ・・・・ざわ・・・・

「・・・・サタン・キャノンってなに?」

「魔王軍の最終兵器のひとつだ。こんなシールド、簡単に吹き飛んじまう。」

「それってまずいんじゃね?」

「超まずい。」

「ヒトシ、どうする?」

「よし、本命シールドの前にもう一つシールドを張れ。」

「分かった。」

「ポッザ、キャノンの充填にかかる時間は?」

「一発撃つのに十分かかる。」

「よし分かった。キャノンをつぶす。」


   3


「シールドを二重にしておいて、一枚目で一発目を防げ。そして、放たれた瞬間から攻撃を開始する。」

「どうやってキャノンを破壊する気?」

「ギリギリまで近寄って、キャノンをぶっ壊す。乗り物はあるか?」

「ないね。」

「そうか・・・・。よし、飛ぶか。」

「は!?」

「え?」

「いや、飛ぶって何?」

「そこは任せとけ。ところでアーブル、シールドに抜け穴を作ってくれ。行ってキャノンをぶっ壊して帰ってくる。」

「抜け穴なら作れるけど・・・・ほんとに大丈夫?」

「任しとけって。この俺を誰だと思ってるんだ。それより二重のシールドはできたか?」

「うん、できたけど。」

「『アウェイキング』!よし、抜け穴も頼む。一発目がきたらすぐ行くから。」

俺はシールドに覚醒スキルをかけると、覚悟を決めた。

「一発目がくるぞぉー!」

すると、誰かが叫んだ。

同時に、向こうからものすごい爆音がきた。

これがサタン・キャノンか。

とんでもねえな。

「ヒトシ、一発目が終わったわ!」

「よし、じゃあ行ってくる!『アウェイキング』!」

俺は自らに覚醒スキルをかけると、ベルを下に向けて一発放った。

すると、俺の体は飛び上がり、結構な速度で前に進んだ。

「それで行くつもり!?」

「そうだよ。」

「バカじゃないの!?」

「こう見えても正常だ。」

俺はうまくバランスを取りながら、古城へ向かって行った。


「ルート様!申し上げます!前方より不安定な飛び方をする飛行物体が接近中です!」

「ほっとけ。キチガイの鳥かなんかだろ。」

「はっ。」

「そんなことより二発目の準備だ。まだシールドはあるらしいからな。」


「『エクスプロージョン』!」

ギリギリバレずに古城まで来た俺は、キャノンに向けて、渾身の一発を放ってやった。

別に呪文に意味はない。

キャノンは俺の一発を受けて粉々に砕け散った。

俺は、それを確認すると、またベルを下に向けて、飛んで帰った。


「ルート様!キャノンが破壊されました!」

「なんだと!?」

「どうしましょう?魔王様になんて言い訳します?」

「・・・・暴発したとお伝えしろ。」

「はっ!」


「ヒトシ!?どうだった?」

「ぶっ壊してきた。」

「飛行事故がなくてよかったわ。」

「さあ、サタン・キャノンがなくなった魔王軍はどうしてくると思う?ポッザ君。」

「は?」

「どうしてくると思う?」

「いや、俺に聞かれても。」

「なんでだよー!俺ら友達だろ?」

「ちげえよ。まあ、こうなったら魔王軍は全軍で攻めてくるだろうな。数はあっちが圧倒的に優位なんだから。」

「さすが魔王軍諜報隊だけあるな。よし、突撃に備えて準備だ。」

第三章 忍耐戦


   1


「何ィ!?暴発だとぉ!?」

「申し訳ありません魔王様!」

「そうか・・・・。仕方ない、全軍に突撃命令を出せ。」

「突撃するのですか!?」

「ああ。数はこちらが圧倒的に優位だ。シールドさえ破壊できれば、あとは勝つまでだ。」

「どうやってシールドを破壊しましょうか。」

「オークどもをとりあえずぶつけろ。適当にな。大概はシールドによって死ぬだろうが、少しはすり抜けるだろう。そのうち第二部隊を行かせる。」

「はっ。」


「魔王軍だ!」

誰かが叫んだ。

確かに、砂埃と共に、オークどもが走ってきてるのが見える。

「どうする?戦う?」

「我々の目的は時間稼ぎだ。無理に戦う必要はない。守りを固めるんだ。」

「分かった。」

「守りを固めろー!」

オークどもはシールドに構わず進んできて、シールドの餌食になっていた。

「死も恐れないのか・・・・」

「だから言ったじゃない。」

やべえな、オーク。

そのうちに、シールドをなんとかすり抜けたオークがこっちに向かってきた。

「任せろ!」

コールが即仕留めたが、オークどもはだんだんとシールドをすり抜けてきやがる。

「まずいな・・・・、だんだんとシールドの力が薄れてるのかな・・・・」

「そうかもね。長時間張ってるし。」

「『アウェイキング』!」

俺はもう一度、シールドに覚醒スキルをかけた。

「みんな!すり抜けてくるやつを仕留めてくれ!街には一歩も入れるな!」

「ヒトシ、まずいわ。魔王軍の第二部隊よ。」


   2


「第二部隊?」

「シールドに穴をあけたりするののプロフェッショナル部隊よ。」

「まずいな。」

「どうする?」

「誰か第二部隊を倒してくれ!」

「ここは私が!」

「アミラル提督、お願いします!」

「『レーゲン』!」

提督は、手を空にかざすと、呪文を唱えた。

すると、ぽつぽつと雨が降ってきた。

「では続いて『ホッホヴァッサー』!」

すると、シールドの向こう側で洪水が起き、オークや第二部隊などが押し流された。


   3


「いかがですかな?」

「さすが提督殿。」

「ところで、爺さんの様子はどうだ?」

「あと二十分。」

「分かった。じゃあどうするかな・・・・。」

「どうせ俺に聞くんだろ?正面突破もダメだったら魔王軍はどうするかを。」

「分かってるじゃないかポッザ君。どう思う?」

「うーん・・・・」


「ありったけの爆弾を使え。シールドを破壊するのだ。遠くから爆弾を投げてシールドにダメージを加え続けろ。」

「はっ!」


「爆弾・・・・?」

「おそらくな。」

「ほう。」

「魔王軍は大量に爆弾を持ってきてる。その数は千個はあるだろう。」

「分かった。対策を考えよう。」





























第四章 我が町ラタトール最後の日


   1


その日は、日本晴れだった。

いや、ここは日本ではないからそうは言わないか。

その日は、我が町ラタトール最後の日であった。

ラタトール随一の楽器屋でマッピを買ったり、スキル屋でぼったくられたり、表彰されたり、家を借りたり。

思えば、この街ではいろいろあった。

この街で過ごすのも、今日が最後だ。

みんながそうだ。


「はぁー、全然対策思いつかねえな。」

「対策も何も、シールドが持つか持たないかの問題だからね。」

「うーん・・・・、コール、どう思う?」

「持ってもギリギリだな。」

「そうだよなあ・・・・。爺さん、どう?」

「あと十五分待ってくれ!」

「ずいぶん長いんだな。」

「何しろ大人数だからな。」

「あと十五分だ。十五分シールドが持つかだ。」



   2


「魔王軍だ!」

誰かが叫んだ。

見ると、奴らは遠くから爆弾を投げてきてるようだった。

「スイタ総司令官。いいアイデアを思いつきました。」

「なんでしょうアミラル提督。」

「シールドに細工をさせてください。」


「おい、これは何事だ!?」

「シールドに爆弾を投げると、跳ね返ってくるんです!」

「何ィ!?」

「なので、爆弾により、味方の被害は甚大です!」

「くそー!」

「仕方がない、わしが直々に攻めるか。」

「魔王様直々に!?」

「ああ、全軍ついてまいれ。」

「はっ。」


「シールドに跳ね返りの作用をつけたのです。こうすれば僕弾が跳ね返って奴らのほうで爆発する。」

「おお!さすが提督殿!」

「た、大変だ!魔王だ!」

「!?」

「魔王だと!?」

「シールドは持つかな?」

「持つわけないでしょう!魔王の前にはそんなもの通用しないわよ!」


   3


「爺さんどうだ?」

「・・・・いいだろう。」

「よし、全員テレポートの準備!」

演奏者、一般人、役人・・・・みんなで奏法陣に乗った。

「爺さん、今までありがとうな。」

「おう!必ず魔王を倒してくれよ!」

「爺さん・・・・」

「さらばだヒトシ少年。」

「爺さーん!」

「『テレポート』!」

そして、白い光に包まれ、着いたのは賑やかな都会。

王都だ。

「一般人の皆さんはラタトール難民用キャンプへ、演奏者の方はギルドにて所属ギルドの変更を行ってください。」

「難民キャンプ?」

「ええ。急ピッチで用意しました。」

「難民キャンプか・・・・。」

「俺ら、難民になったのか・・・・。」

俺はギルドへ所属ギルドの変更をしに行こうと、歩き出した。

すると・・・・

「あれ?スイタさん?何処へ行かれるんですか?」

「いや、所属ギルドの変更に行こうと思いまして。」

「そんなことしなくてもいいでしょう。演奏者はおやめになればいい。」

「え?」

「実は私はもう一つ指令を受けてましてね・・・・。」

「なんですか?」

「あなたを、反乱同盟軍へ勧誘することです。」

「・・・・え?」

















エピローグ①

「もぬけのからだと!?」

「はい。どうやら敵はテレポートを使ったようです。」

「そうか・・・・最初からそれが目的であったか・・・・。」

「魔王様!テレポートを行ったと思われる老人を発見しました!」

「よし、ここへ連れてこい。」

「・・・・魔王!」

「久しぶりだな、魔王大戦以来か。」

「・・・・殺してやる!」

「お前がテレポートを行ったんだな?」

「お前には何も言わん!」

「ふっ、頑固なじじいよ・・・・。誰か、わしの剣を持て。」

「どうぞ。」

「その勇気に免じ、わしが直々に処刑してやる。」

ズバッ!

「おい、誰か死体を片付けておけ。」

「はっ。」

「ここはメジャーに守らせ、我々は魔王城へ撤退だ。」

「はっ。」

「・・・・あと、諜報員の中に裏切者がいるという情報が入った。見つけ次第殺せ。」

「はっ。」






































エピローグ②

「ツイン将軍、連れてまいりました。」

「ほう。」

「スイタヒトシです。」

「君は、ラタトールで魔王の幹部を二人も破り、見事な撤退作戦を指揮した男だな。」

「いやあ、たいしたことないですよ。」

「ご謙遜あるな。あなたの噂はこの王都にまで届いていましたぞ。」

「そうですか。」

「あなたのような方が味方に加わっていただけて、誠に嬉しい。魔王討伐に一歩近づいたようなものだ。」

「魔王討伐・・・・。」

「ようこそ、反乱同盟軍へ。」















ヒトシたちの大いなる冒険は続く・・・・


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