自殺都市奇譚 ~箱の中のお伽噺~
「――あなたは生まれるべきではなかったと思いますよ。どうしてこの世界に生まれてきたのですか」
自殺の権利が認められ、市役所で自殺薬が配られるようになった未来。
その自殺薬を利用して市長の娘は児童養護施設の子供二十八人を毒殺した。
父である市長は十四階から飛び降り、娘である十六歳の少女は『箱入り』という刑罰を受ける最初の囚人となる。
社会から隔絶され、残りの一生を箱のような監獄で過ごすことになった少女とその監視人の長い会話の行方。
(十年以上前に未完成のまま放置した小説のデータが目に入ったので、手直ししながら完成を目指します)
自殺の権利が認められ、市役所で自殺薬が配られるようになった未来。
その自殺薬を利用して市長の娘は児童養護施設の子供二十八人を毒殺した。
父である市長は十四階から飛び降り、娘である十六歳の少女は『箱入り』という刑罰を受ける最初の囚人となる。
社会から隔絶され、残りの一生を箱のような監獄で過ごすことになった少女とその監視人の長い会話の行方。
(十年以上前に未完成のまま放置した小説のデータが目に入ったので、手直ししながら完成を目指します)
1《あなたの残りの一生はその部屋の中です》
2019/12/22 07:41
(改)
2《自業自得の箱の中》
2019/12/22 09:49
(改)
3《あなたが私の探していた人なのかもしれない》
2019/12/23 17:18