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余寒の中に想う――「春を待つ」気持ちに【春の詩企画】

作者: 無機名

企画参加作 楽しんでいただけたら幸いです

澄んだ冷寒の空が 向きを変えた風吹き 色を変える

南風が吹き始めたのを悟った花々は蕾を開かせよう まろみを帯びていく

そうそう譲らぬと寒風は吹き荒れ 雨はおろか雪を降らす 蕾らはそれを前に力を失う様に見える

されど見越したものと 木々や花々はひたすらに耐え 晴れの日を静かに待つ


生き物たち 虫がでてきて 食べるもの 更に喰うものがあらわれよう

それは賑やかで 恐ろしくて されど情景を思い浮かべるが 楽しい

止まった様な色の少ない景色 閑散とした光景はもう終わる 何が起こるだろう 何があるだろう

畏れながらも 生命いのちの躍動を思い浮かべ ただ春を待つ

本作は「春の詩企画」参加作品です。

企画の概要については下記URLをご覧ください。

https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1423845/blogkey/2230859/(志茂塚ゆり活動報告)


さる方から頂いたお題。「春を待つ」気持ち……期待に応えられたかなあ……。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 詩は殆んど読まないですし、風情もあまり分からないので、 ならばこの詩を人の人生に置き換えて読んでみようと思ったのですが、そうしたら凄く味わいがありますね! ちょっとズレた感想かもしれません…
[良い点] 企画ご参加ありがとうございます。 大変美しい調べですね。 音読するとよく分かります。 きっと随分と言葉を選ばれたのでしょう。 優しく曲線的な言葉の並びが印象的です。 三寒四温と言いますが…
[良い点] 無機名さんって、本当に多彩ですよね。 詩も書けるんですねΣ(゜Д゜)ですよ。 今読ませて頂いて、まだ見ぬ春が、先に訪れた様な気に成ってましたよ♪ 温かい情景を浮かばせる、気持の良い詩だ…
2019/03/05 00:29 退会済み
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