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部分分数分解で世界を取る!

 これまた、いつもの友達とやろうってなった話。友達がなんか書こうかなと言うので、部分分数分解について書いてって言ったら、お前も書けと言う話になったので、いつものごとくプロローグだけ。


 20XX年。世界中で、とあるゲームが大流行していた。


『部分分数分解を最も綺麗に言えた奴が勝ち』


 その至ってシンプルなゲームは、世界大会が開催されるほど一般的なものとなり、子供だけでなく、いやむしろ大人がのめり込んでいった。


 そんな時代、ある辺鄙な村に、一人の少年が住んでいた。その名も、分田ぶんた分分太郎ぶんぶんたろう。この少年、生まれつき滑舌が悪く、そのせいでいじめられていたので、部分分数分解ゲームが大嫌いだった。


 ある時、一人の男がこの村へやってきた。長居をする予定のなかった男だったが、分分太郎が部分分数分解と言うのを練習するのを偶然耳にする。そしてその瞬間、雷に打たれたような衝撃を受けたのである。


「こいつ、『ぶ』の発音がいかれてやがる!!!」


 そう、分分太郎は『ぶ』をあたかもふっ、と息を吐いたところに自然に濁点をつけられる、稀有な才能の持ち主だったのだ!男は居ても立っても居られず、分分太郎に話しかけてしまう。


 実はこの男、かつて部分分数分解ゲーム世界大会を三連覇した人物であった。しかし四連覇を狙う際、日本大会の決勝で敗れ去り、表舞台から姿を消したのである。


「君に、俺の夢を託したい」


 男が負けた試合の相手は、現世界王者、ヒカブンであった。現在、「ブブンブン、ハローワールド」の挨拶で大人気の人物である。

 男はヒカブンの圧倒的技量に気圧され舌を噛んでしまい、本来の実力を出せなくなってしまったのだ。男の夢は、ヒカブンを倒すこと。


 男の夢を託された分分太郎は、男の特訓を受けて成長し、世界大会に臨む。絶対王者ヒカブンを倒すため、立ち上がったのだ!


 これは、一人の冴えない少年が世界中の憧れとなるまでの成長を描いた物語である!





 こんな話です。まあ、よっぽど暇だったら連載します

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