人類不屈の到達点
西暦2050年には地球はどうなっている事だろう。
世界は戦争を繰り返し、武力により他を制圧する。
世界は決して戦争を止めることはできなかった。
まずはこの物語の経緯を説明しよう。
2030年、アメリカとイランの戦争はアメリカの膨大な資源と資金により、誰がみてもイランの敗戦は確定していた。
しかし、ふと情勢が覆る出来事がおこった。
のちにこの出来事はカークミュルソン事件と呼ばれるようになる。
度重なるアメリカの攻撃によりイランの支配権は低下の目処がたたず、後退へと追い込まれていた。
イラン本部では2025年のアメリカとの開戦時より人員の低下と物資不足に悩まされていた。
そして、とうとう2030年イランは生命の神秘を揺るがす禁忌をおかしてしまう。
イランは人員の低下をクローンによる優秀な人材の補充で補おうとしていた。 しかし、ここで問題が起きる、最低でもクローンの生成には戦争に参加可能な肉体年齢に達するまで最低15年の月日がかかることであった、その膨大な育成時間を短期間で終わらせるように開発された成長育成剤の開発を急いでいた。
イラン人材開発部、育成材開発部門部長、カーカミュルソンドクターは人体の成長を最速で発達させる為様々な薬品の開発を急いでいた。
そして、不幸な形でこの成長促進剤は出来上がってしまう。
アメリカの攻撃は日に日に増していきとうとうイラン首都、テヘランまで到達していた。
テヘランはアメリカの最新鋭爆撃機により、ほぼ壊滅状態にあった、窮地に立たされたイランは敗戦を、みとめアメリカに降伏を届け出るその間際にあった。
その時、カークミュルソンドクター率いる育成剤開発部はイランが降伏状態にあることをきき、早急にクローン開発、育成剤開発の事実を隠蔽しようとしていた。 なぜならこの事が世間に公になると宗教国家であるイランの内戦に発展してしまうからだ。
そこで全ての育成中のクローンや薬品をドクターたちは焼き払っていた時、突如として上空からアメリカの爆撃にあい、1人の男を除いて全員が即死であった。 そして、かろうじてカークミュルソンドクターは呼吸をしていたが息を引き取る寸前だった。 しかし、そこで事件は起きてしまう。 空爆の際、生成中の成長促進薬の近くにいたドクターは薬品を大量に浴びてしまうことになる。 爆撃の衝撃でドクターの内臓は飛び散り、腕は消失していたのにも関わらずみるみると回復をしていったのである。 そして物語はここから最悪のシナリオへと続いていく。




