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異世界へ行く

 20××年... 私はある悪魔と契約を交わしてしまった...


なぜあんな悪魔と契約をしてしまったのか、今となっては人生の最大のミスと言っても差し支えないだろう。

そして、なぜこのような事態になったのかというと、私こと桜木天音が、まだ別の世界に行く前の話になる。


 私はこの世の全てに嫌気がさしていた。

毎日毎日同じことを繰り返し、嫌のことを押し付けられる日々にうんざりしていたのかもしれない。

そんな退屈な日々を過ごしながらテレビを見ていたとき、国が新技術の開発に成功したことが話題になっていた。

どうやら膨大なエネルギー同士をぶつけさせ、空間を歪ませることにより違う次元へと繋げられるものらしい。

 「今の世界じゃない世界にいけるんだったらいってみたいな〜」

とかなんとか思いつつ、明日の支度を着々と終わらせていく。


 次の日、私が通っている〇〇高校へ登校ていると、突然スマホから避難警報が鳴りだした。

だが、私の周りになんの変化がなかったため、どうしようかと考えてた時...急に辺りが暗転した。

  「は?!」

まるで世界が終わってしまったかのような出来事に、呆然としているとやがて周りが明るくなってきた。

私は、周りを見渡し絶句した...

今さっきまで歩いていた、なんの変哲もない道がいつのまにか森?になっていたからだ。

最初は幻覚や夢なのではと思ったがどうやら現実らしい。

周りは紫掛かった木に覆われ、空は赤く照らしていてどうなっているのかいまいちわからないのが現状だ。

 「とりあえず携帯で場所だけでも確認しないと」

と思い携帯を取り出したがどうやら圏外だったらしい。

 「圏外って、本格的に困ったことになっちゃったな...」

 「とりあえず周りに人が居ないか探さないと」

そうして歩き出した天音だが段々とあることに気づき始めていた。

そう、ここが日本ではなくて全くの別の場所なのではないのかと。

そこでふと、昨日の記憶が蘇る。

国が新技術を開発したこと、それが別の世界に繋げるもののこと。

 「もしかして、何かしらの事故でそれにまきこまれたの?」

そう思っていたとき、背後から足音のようなものが聞こえてきた。

天音は急いで近くの茂みに隠れると、その足音の主の姿が見えてきて...





 



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