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今日星を見る君と

作者: ルーシー

初めて小説を書きました変な間違いやおかしな文になっているかもしれませんが見ていってください

「ああ、今日も星は綺麗だ、なぁ笠野」

「ああ、そうだないつもと変わらない星だ」


 そう言いながら望遠鏡を覗いて星を見ている、こいつは笠野、高校の友達だ元々お互い違う高校に行く予定だったが落ちてしまい滑り止めにこの学校を選んだその時たまたま隣にいた奴が笠野だった最初はハイテンションで変な奴だと思っていたが、いざ話して見るとお互い野球好きであり馬があった。「よし、遊びに行くか」と笠野は言い俺と笠野は初日から遊んだカラオケ、ボーリング、夜には星を見に行った俺らにとってはあまり馴染みのない遊びだったカラオケもボーリングも中学では禁止されていたので遊びにいくにも遊ぶ施設がなかった。特に星をちゃんと見るのは初めての経験だった、俺は笠野と一緒に星を見るのが好きになった「また、星を見に行こう今度は望遠鏡を買おうぜ」と俺は言った、笠野は「それはいいな、よし買おう、金を貯めるためにバイトだな、もちろん割り勘だぞ」そう言い笑いながら星を見て胸元の服を動かしていた、そうして家に帰って来て1日が終わった。


 そして2ヶ月が経った、俺は笠野と星を見るのが日課になっていったバイトの日と土日以外は星を見ることにしていた。星を見る場所は決まっていて学校の周りに小さな山がありそこで見ている、そして割り勘で買った少し小さい望遠鏡を自転車のカゴに入れて山まで走らせていった「おい、早くしないとおいてくぞー!」と大声で笠野は言ったそしてレジャーシートを敷いて横たわりながら見ていた、たまに星を見ていると流れ星が流れてとてもおれらは、はしゃいでいた「おい、見たか流れ星流れたぞ」「見た見ためっちゃ綺麗だな」と立って喜んでいた。まるで新しい惑星を見つけたかのように喜んだ。そして一通り喜んだ後にまた寝転んだそして笠野はこう言った

「おい、知ってるかダイヤモンドで出来てる星があるらしいぜ」

「へーそれ取って売れば俺たち大金持ちじゃん」

 と言うたわいのない話を俺らはしたそうするといきなり笠野は「よーし決めた、俺宇宙飛行士になる。そしてこの世界の全ての星を見に行く、お前も来るか?」

「おいおい、宇宙に何兆いやそれも考えられないぐらいの数の星があるんだぞ、そんなん人生何回あっても足りんわ」

「いや、行けるよ」

 俺はその言葉を信じて見ることにした。


俺らは次の日

「水島先生ここ、どういうふうにやるんですか?」

「どうしたんだ、いきなりしかも笠野まで」

「俺たち宇宙飛行士になるだもんな、なぁ笠野」

「そうかぁ、お前ら宇宙に興味あったのか、よしわかった。俺が勉強を教えてやる」

「ありがとうございます」

そうして俺らは数学や英語の勉強をいろんな先生から教えてもらった、こんなに勉強をしたのは受験以来だった、あまり受験のことは思い出したくなかったが今は考えないようにしようと思う……

「おい、一週間後、学祭や忘れとった」そうして、笠野は胸元の服を動かして言った、今思えば笠野は胸元の服を動かすのが癖なんだと思う。そして無事学祭の準備が終わり俺らのクラスはお化け屋敷をやった、すごく大盛況だったもちろん笠野と他の友達の茅野と棚橋と学祭を回った

「射的やりたーい」と茅野が言った、渋々着いて行った、

意外にも茅野と笠野が上手くたくさん取ってきて少しだけくれた、「今度なんか奢れよー」と笠野が言った俺は仕方なく、「しょうがないお菓子でも奢るか」と言った。

 そして無事学祭が終わった、すぐ定期テストが始まったが勉強をしてたせいかお互い楽勝で終わった。テストを受けていても笠野は胸元の服を動かしていた。


 秋になり寒くなってきたのであまりほしを見ることは無くなった、だがそれでも星に興味はあり笠野と一緒に宇宙飛行士になる夢は消えてはいない2年生の夏になり俺たちはキャッチボールをしていた、「いやーやっぱキャッチボールはいいな」と笠野に言った少し暗い表情を一瞬見せたが、すぐに笑顔になり「そうだな」と言った、その時にも胸元の服を動かしていた、最近胸元の服を動かす事が多くなってきたが夏になり蚊が増えたから刺されたのかと思った。

キャッチボールが終わった後も望遠鏡を持って星を見に山に行った。レジャーシートに寝っ転がりながら言った

「俺実は病気があるんだ」

「え、」

「心臓癌なんだ、もっと早く言えば良かったかもだけど、お前に心配かけたくなかった」

「そうか……」

「だからしばらく星は見れない、すまん」

 そう言って、学校には来なくなった、俺は茅野と棚橋と一緒に病室に入ると「え、きてくれたの」と笠野は元気で笑っていたが、多分心の中ではとてつもなく辛いと思う。それでも1人でたまに星を見に行くことにしてた。

そうして毎日笠野のお見舞いに行ってたが、心臓癌がステージ4になったことを聞いて俺たちは絶望した。

数週間経ちお見舞いに行った後そのまま星を見に行った、望遠鏡を覗いてレジャーシートをの上で横になっていた時病室にいるはずの笠野が居た。「はぁ、はぁ、今日は最高に綺麗な星だなぁ」

「おい、笠野大丈夫なのかよ病院に戻らないと」

「いや、いいんだすまんな一緒に宇宙飛行士になろうって言ったのになれなくて」

「何言ってんだよまだ、諦めちゃだめだよ」

「いや、諦めては居ない俺が先に星を見てくるだけだよ」

 「……そっか」

 そう言って望遠鏡を2人で見ていた、「俺らって幸せ者だな」

「ああ、そうだな」

 そう言ってレジャーシートに寝っ転がった

「俺は先行ってるから待ってるな」と辛そうに笑った

 俺は小さく頷いたそしてそのまま笠野は星を見に行った

 そして、数日後笠野のお葬式が始まった、棚橋や茅野は泣いていたが俺は泣かなかったまた、すぐ会えるから

そして6年後、大学を卒業して宇宙飛行士の研修員となり

 数年後、宇宙飛行士になり今スペースシャトルに乗って笠野と宇宙を旅してる。

「見ろよ全部ダイヤモンドで出来た星だ本当にあったんだな」と俺たちは言った。


 


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