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平凡  作者: 狐猫
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CASE:鈴木

バスの運転手さんって融通聞かない人がたまにいますよね。

その日鈴木は急いでいた。

そのバスを逃せば次のバスは20分後遅刻ギリギリでの登校となってしまう。

まだ時刻が7:49AMと朝早いことも運が悪かったと言えるかもしれない。

鈴木の前には商業高校の女子高生二人組がいた。

鈴木はそのバスに乗る気満々で定期の入った財布を握りしめていたのだが女子高生たちは人への迷惑も考えず大声で話しながらバスを待っていた。

その時事件は起きた……

バスが来たと同時に女子高生が鈴木の前に割り込んだここまではまぁいい鈴木はそこまで裁量の狭い人間では無かった。

が女子高生たちは運転手に

「自分の目的地へ行くか」を聞いたのだしかしこれもまた別に悪い行為ではない。

では何が行けなかったのか その答えは彼女らの言動にあった。


 そう運転手に質問をした次の瞬間女子高生共はこういったのだ「じゃあ行っていいです」と

 

いや少し待て! 後ろにスズキがいるぞ!


もし公然の場でなければそう叫んでいたかもしれない。

 がバス停ではそうはいかない鈴木は懸命に自分の存在を訴えた。

 がその時の女子高生と運転手はアホがスパークしていたと言えるだろう。

なんと鈴木の言葉を無視したのだ。

鈴木は遅刻した。と同時に商業高校にだけは行かないと決めた。

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