イザナギとイザナミの秘密
イザナミはイザナギが黄泉の国から帰った夜。激おこプンプン丸以下略で寝付けませんでした。
「もうアイツ信じられない。なんで待ってられないのかな?しかもアタシの顔見て逃げ出すとか最悪なんですけど。」
寝れずにイライラしながら自室のベッドでYouTubeを見ていたイザナミでしたが、そこに魑魅魍魎の一人がやって来ました。
「あ、あのイザナミ様。夜分遅くに申し訳ないんですけど、お客様が黄泉の国の入り口でお待ちです。」
「あぁん!!こんな真夜中に誰よ!!」
「そ、それがイザナギ様です。」
「はっ!?」
イザナミは意味が分かりませんでしたが、とりあえず入り口のところまで行ってみることにしました。
入り口のところまで行くと、イザナギが閉じてしまった岩が退けられて、外に出れる様になってました。
そして外にはイザナギが申し訳なさそうな顔で待っていました。
「あっ、ナミちゃん。」
「フンッ、どの面下げて来たのよ。まぁ、私は蛆まみれの醜い顔ですけどね!!明日は1000人殺さないといけないから早く寝たいですけど!!」
「自虐ネタを絡めてきたな・・・まぁ昼間は俺が悪かったよ。あまりの変わりように気が動転しちゃってさ、ピンセットと化粧品持ってきたよ。」
そう言うとイザナギは、イザナミの顔の蛆をピンセットで綺麗に取ってあげて、化粧品で前と変わらないイザナミを再現しました。
「アナタ凄い化粧技術ね、コレは詐欺のレベルよ。」
「そんなことより、ナミちゃん。俺勢いで1000人の人間を生むとか言ったけど、一人じゃ無理だよ。だからヨリ戻して、また夫婦になろうよ。」
「アンタ馬鹿じゃないの?もう本に載るレベルで後戻り出来ないのよ。だから私が1日に1000人殺して、アンタが1500人生むしか無いの。」
「ぶっちゃけ面倒だろそれ?二人で500人生んだ方が楽だって。」
「ぶっちゃけたわね・・・でも、それもそうね。私もさっきは言い過ぎたし、ヨリを戻すのも、やぶさかじゃない。でもアンタ本当にアタシのこと、まだ好きなの?」
「好きです!!ナミちゃんは僕の女神です!!」
「何上手いこと言ってんのよ。まぁ、仕方ないわね。」
こうして二人は古事記に載らない様に、こっそりと二人で1日500人生み出して暮らしましたとさ。
めでたし、めでたし。