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ノブリコブリが来た  作者: pon
1-2章
1/1

ヤークドックにノブリコブリが来た

渓谷を越えてノブリとコブリは村に着きました。村の名前はヤークドック。

二人は今日、この村で休むようです。

「コブリー、見ろよー!!お尋ね者に山チューが載っているぜ」

「ウオッー、マジだねノブリ!!山チューはとうとうお尋ね者になってしまったね」

「色んな奴にイヤガラセしてたからな。成敗してやったのにな」

「今度は何しよったんやろか」

村の入り口のお尋ね者一覧を見ているノブリコブリの横から村人のテツトが話しかけてきます。

「あの…すいません。トップハンターのノブリさんとコブリさんではないでしょうか?」

ノブリがさっと答えます。

「そうだよ、俺がノブリでこっちがコブリだよ」

コブリも合わせて話します。

「トップハンターの二人組のコブリね」

テツトは

「やっぱりそうでしたか」

と、言った後に

「実は山チューって奴がお尋ね者に名前が載ったのはつい先日なんです。村を北東に進んで東北の方に向かうとエビン城というのがあるんですが、このエビン城、小さめの城なんですが昔々より城主がいてそれが誰かハッキリ分かっていないのです。山チューはこのエビン城の誰かによからぬ装備をたずさえて雇われているんです」

「そしてこのヤークドックの村に、たまに悪さをしに来るんです」

コブリが尋ねます。

「どんなことするの?」

「それが、私達の村の特産品のミレンつぼを割りにくるんですよ…」

と、ヤレヤレと言った表情でテツトは言いました。

ノブリがハンター手帳を見ながら言います。

「ミレンつぼって言ったら交易品にもなってるし、そいつは大損害で腹立ってしゃーねーなぁ!オシッ、俺達に任せとけ」

「只、この村からギルドには討伐にいく連絡を入れといてくれな!」

「分かりました、私が今日連絡を入れておきます」

「よーし」

と言ってコブリが

「ウッシャ、じゃあ宿を取ろう」

「オーウ」

と、強い相づちを打つとノブリが宿屋を探して予約を取りに行きます。

コブリもノブリと同じハンター手帳を見てミレンつぼの値段にビックリします。


二人は明日の朝、エビン城まで討伐に向かうようです。天敵山チューとの久しぶりの再会となるのでしょうか?


それは明日、エビン城にて…

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