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朝焼色の悪魔-第5部-  作者: 黒木 燐
第1章 禍神(マガカミ) 
8/13

7.赤い部屋

 残酷描写があります。注意してください。

 速足で駐車場にもどり車に乗り込むと、葛西は早瀬に連絡し簡単に事情を話し行く先を告げた。

「最悪の事態を想定して出来るだけ早く応援を送ってくれるそうだ。青木君、急ごう」

 葛西に言われ、青木はすぐに車を出した。


 しばらくして、青木が葛西に聞いた。

「葛西さん。紀は何故、村岡君を見逃してやったんでしょうか?」

「意外と寂しがりやだったのかもしれないね、(きの)は」

「どういうことですか?」

「村岡君は中学高校、そして大学と一貫して友人だったんだと思う。紀は何らかの理由で村岡君をドラックのグループに引き入れようとしたけど、無理強いはできなかったんだ。唯一、損得なしで向き合ってくれた友人を失いたくなかったのかもしれないね」

「じゃあ村岡君は、そんな紀をずっと気にかけてたということでしょうか」

「まあ、もはや推測でしかないけどね。でも、ドラッグに関しても無理強いしようと思えばいくらでも出来たはずなのに、おざなりの警告だけで解放するなんて、ある程度の信頼関係がないと恐ろしくて出来ないことだし」

「でも、村岡君、葛西さんが諭してあげたことで救われたんじゃないでしょうか」

「いや、無理だよ。一時的な応急処置はできたかもしれないけど。おそらく彼は、心のどこかで友人を救えなかったという自責の念から逃れられずに一生後悔を背負って生きていくだろう」

「葛西さん?」

「あ、ごめん。ネガティブだよね。でも、それを飲み込んで生きていくんだよ。誰だって」

 葛西は少し遠くを見るような目で言った。青木は聞かない方がよかったのかなと思いながら、もう一つ引っかかったことがあるので敢えて聞いてみた。

「あの、差し出がましくてすみませんが、もうひとつ。葛西さん、さっき村岡君の『まさゆき』っていう名前になんか引っかかってたみたいですが」

「ああ、やっぱり気になるよね」

 葛西は少しバツの悪そうな顔をして言った。

「まさゆきっていうのは、僕がこの事件に関わるきっかけになった少年の名前だよ。字は違うけどね。まあ彼が生きている時には会ってないけど」

「そうですか。僕もなんか聞き覚えのある名前だとは思ったのですが」

「轢死体だったんで、その時の僕は直視できなくてね。でも、生前の写真の顔はよく覚えている。詳しいことは、あとで一連のSV事件の調書読み返して」

「すみません。この事件のことをもっと頭に叩き込んでおきます」

 青木はなんとなくいけないことを聞いたような気がして、その後しばらく会話を控えたのち、目的地まで敢えて差し障りのない世間話をすることにした。


 しばらく走っていると車は郊外に出、周囲に田圃や畑が目立つようになっていった。その後少し進むと山間に入り、ポツポツと邸宅が見え始めた。和風・洋館風・モダン建築風と様々な意匠を凝らした建物だ。いずれも広い敷地に木々をはべらせ佇んでいる。住宅地に近づくと、いくつかの家は手入れが不十分でもう住人がいないであろうことが伺えた。その中に村岡の証言と合致する家があった。周囲の屋敷が取り壊され荒れ放題の空き地になった中、蔦が纏わりついた白い洋館がぽつんと建ち、かなりゴシックホラーな雰囲気を漂わせている。それを見て青木が言った。

「紀君って、すごいお金持ちだったんですね」

「お金持ちのボンボンが道楽でドラッグに手を染めて破滅したんだ。あまり同情できそうにないな」

 何度こういうことが起きただろう。なぜ、この国の若者は恵まれているのに、このような危険なモノにのめり込み破滅するのか。葛西はそう思い暗澹たる気分になった。

 葛西たちは近くの公園らしき広場の横に車を止め、降りた。らしきというのはずいぶん荒れていたからだ。急いで件の家に行こうとする青木を止め、葛西は車のバックドアを開けた。

「青木君、何があるかわからないんだ。それなりの装備をして行こう」

「え?」

「微かだけど、嫌なにおいがする」

 葛西は言いながら、さっさと白い簡易防護服の入った袋を出し青木に渡した。

「え、これ? いきなり?(なんか怖い)」

 青木は鼻白んだが、すぐに葛西に倣って準備を始めた。防護服の着用が完了すると、葛西がなにやらスプレーを出してきた。

「念のため、これを噴霧して行こう。青木君、しばらく息を止めて」

「え? え?」

 戸惑う青木に構わず葛西は彼にスプレーを噴射した。

「うわあ、ゴホゴホ。なんですか、これ!」

「だから息を止めてって言ったのに。簡易用のマスクだから臭いは通ってしまうんだよ」

「これが噂の毒ガスレベルって虫よけ……」

 青木はそこまで言うとまたせき込んだ。

「だいぶ改良されたみたいだけど、まだまだだな」

 葛西はそう言うと、自分にも吹きかけせき込んだ。


 ふたりは紀が『別荘』と呼んでいたという屋敷に向かったが、慣れない防護服に青木は歩きにくそうだった。

 青木が不安そうに言った。

「こんなの着てたら、またSNSに上げられたりしないでしょうか?」

「どうだろうね。まあ、人通りもないし、住人も少なそうだし、たぶん大丈夫だよ」

「そうでしょうか……」

「それに僕らは任務でやっているんだ。何の負い目もないだろう」

「はい、そうでした」

 ド正論を言われて青木は答えたが、まだ不安はぬぐえないらしい。数歩歩くとまた葛西に聞いた。

「葛西さん、さっき嫌なにおいがするって言ってましたけど、臭いますか?」

「ほんの少しだけど、少し強くなってきた」

「って、なんの?」だんだん弱気になって来たのか、青木の声が上ずってきた。「俺にはまだ……」

「一度、感染死した人のひどい状態の遺体を見せられたことがあったんだけど、その時と似たようなにおいがするんだ」

 思い出したのか、葛西の眉間にしわが寄っているのがマスクとフェイスガード越しでもわかった。

(ひどい状態の遺体って、まさかこの先……)

 ひるんでしまった青木は足が前に出なくなってしまった。

「どうした、青木君。行くよ」

 葛西は立ち止まって振り返り言ったが、たすたと歩き出した。迷いなく。

「す、すみませんっ!!」と、青木も後を追った。


 立派な門の前に着くと、葛西がインターフォンを押した。返事はない。数度インターフォンを押したがやはり無反応だった。

「行くしかないな」

 葛西は躊躇なく門扉を開けて入り玄関に向かった。玄関前のインターフォンも押してみる。やはり反応がない。ドアノブを回してみた。カチャッと音がして、ドアは難なく開いた。

「不用心だな。青木君、入ってみよう」

「令状なしで大丈夫ですか?」

「非常事態だよ。待ってる余裕はない」

 葛西は用心深く屋内に入り、素早く各部屋を確認していった。一階には人の気配はないようだった。一階に見切りをつけ、二階に上がろうとした時、ふと窓の方を見ると、門扉に人影が見えた気がした。急いで窓に駆け寄り窓を開けて確認しようとしたが、すぐにその人影は消えてしまった。野次馬かと思ったが、葛西にはその人物に見覚えがあるような気がした。そんなことより、今は感染者救出が先だ。急いで階段を駆け上がり二階に上った。

「どうも屋根裏部屋の方からうめき声が聞こえてるね。急ごう」

 そう言うと葛西はまた階段を駆け上がった。二階から続く階段のどん詰まりが踊り場になっていた。両サイドにドアがあり、右側の方から声がしていた。その頃になると、悪臭は青木の顔をしかめさせるほどになっていた。

 葛西はドアをノックしてみた。返事はないが人の気配とうめき声がしている。今度は少し強めにドンドンと叩いて言った。

「大丈夫かい? 返事できる?」

 少し間をおいて、荒い息とかすれた声がした。

「……だれ?」

「警察です。どうかしましたか」

「だれ……でもいい、たすけて……」

「君はここの住人かい?」

 葛西が冷静に尋ねた。

「ち…ちがう……。ここ、ともだちのいえ……」

「今、そこに何人いるか教えて」

「よにん……。ごにんいたけど……いなくなってる」

「他の人の容体は?」

「うごけるの、おれ…だけ。みんな、いき、してるかどうか……」

「わかった。救急車も呼ぶから」

 葛西はドアを開けて入ろうとしたが、カギがかかっている。

「カギ、開けてくれる?」

 すると、カチャリと鍵の開く音がした。ドアを開けて入る前に、階下で青い顔をして突っ立っている青木に指示した。

「救急車と応援の要請をたのむ。必ず防護服着用のこと。感染者は四人。うち三人は意識不明の重体。証言では五人いたということで、ひとり逃走の可能性あり、以上。要請後すぐにこっちに来て」

「りょうかぁい!」

 青木が半ばやけくそに言った。


 葛西はドアに手をかけると用心深くドアを開けた。それに驚いたのか、何か小さい黒いものが数匹ドアから走り出していった。その中のおっちょこちょいが一匹葛西の足にぶつかってうろたえて去って行った。

「まずいな。そろそろ集まり始めている」

 葛西は軽くため息を付くと、室内を確認した。

 室内は悲惨な状態だった。ドア越しに応対した男が足元に倒れていた。ひいひいという喉音をたてながらなんとか生きているという様子だった。他はベッドに一人、それに持たれるような形でもう一人。手前のソファにあおむけになって座る女性。対応した男以外は動いている気配はない。いずれも血まみれですごい形相をしており、見たところ息をしているようすはない。葛西は戸口に倒れている男の前にしゃがんで言った。

「大丈夫? もうすぐ救急車が来るからね。君、名前は?」

「たつと……」

「たつと君、何があったの? 答えられる?」

「お、おれたち、いつもここでルビーパーティーしてた。なんにちかまえ、マキさんが、もっとキクよってルビーになにかまぜてた。つぎのひ、みんなぐあいわるくなってきて……」

「マキさんって? ここにいる?」

「い、いない。さっきでていった。まどからそとみて、やばいっていって……」

「男の人?」

「いや、おんな……。きのさんがつれてきた。すごい……いい、おんなだろって」

(マキ……? さっき出て行ったってことは、僕たちをみて逃げたってことか。じゃあ、やはりさっきの人影はそいつだったか)

「おまわりさん、ほかのみんなのようすみて……たすけて」

「彼らは紀君の知り合いなの?」

「おんなのこ……みかんは、そう。でもむこうにいるふたりは……ルビーをかいにきた。なまえはしらない」

「わかった。ちょっとまってて」

 葛西は達人の願いを聞くため立ち上がった。その時、青木が来て葛西に告げた。

「葛西さん、応援はすぐに来るそうです。救急車も感対センターからすぐに来ると……」

 青木はそう伝えながら部屋に足を踏み入れたが、室内の様子を目にしたとたん数秒動きを止め「うわああああ」と叫び階段を駆け下りていった。

「まあ、これじゃあ無理ないか」

 葛西は室内を改めて見回した。

 足元には息も絶え絶えな若者。少し向こうにはソファにあおむけになったすごい形相の若い女。その向こうのベッドに不気味によじれて動かない男女二名。誰もが血まみれで周囲にも血が飛び散っている。下手な殺人現場より壮絶な光景だった。

 まず、葛西はソファの若い女性に近づいた。小柄なその女性は達人が言ったみかんという紀の知り合いなのだろう。眼球と口から血が溢れ苦悶の表情を張り付かせてこと切れていた。下血しているのだろう、ソファも血まみれだった。ベッドの二人は瞳孔が完全に開いており、すでに硬直が始まっていた。

 葛西は頭を横に振ると、達人のそばに戻った。達人は苦し気にしながらも葛西に尋ねた。

「お……おまわりさん、み…んなは?」

「大丈夫だよ。たつと君、もうすぐ救急車が来るから、がんばって」

 達人はそれを聞いて安心したのか、目を閉じた。

「たつと君? たつと君、しっかりして!」

 葛西は驚いて声をかけたが、達人は昏睡状態に陥ったのか呼吸はしているが目を開けなかった。医師でない葛西にはそれ以上どうすることも出来ない。これ以上の滞在は危険と判断した葛西は達人に「もうすぐ救急車がくるから、がんばるんだよ」と声をかけ、後ろ髪を引かれながらも部屋を後にした。青木の姿を探したが屋内に彼の姿はなかった。玄関を出ると、ドアの横で青木が座り込んでいた。

「青木君、大丈夫かい?」

 振り向いた青木の顔は蒼白だった。

「吐いたの?」

「いえ、なんとか逆流を押えました。マスクを取りたくなかったし」

「そうか。よい判断だったね」

「飯食った直後じゃなくて本当によかったです。持ち場を離れて申し訳ありません」

「最初のうちは僕もそうだったよ。いろいろひどい目にもあったし」

「今度聞かせてください」

「あまり思い出したくないけど、機会があったらね。それより、怪しい人影は見なかったかい」

「いえ、特には」

「そうか。もう逃げただろうな」

「え?」

「逃走したヤツさ。おかしいだろ」

「四人が瀕死の状態なのに、ひとりだけ元気だったわけですよね」

「そう。しかも部屋から僕たちの姿を見て逃げ出したらしい」

「鉢合わせたかもしれないと」

「そういう逃げ足の速いヤツに心当たりがあるんだ。まあ、おそらくとっくに逃げてしまっただろうね。とにかく、この家を封鎖しないと」

「感染者たちは?」

「もう僕たちにはどうしようもないし、この装備であそこでの長居は危険だ」

「あ、葛西さん」

 遠くから聞こえてきたサイレンの音に気が付いた青木が少し安堵の表情を浮かべて言った。

「うん。予想よりずいぶん早かったね。さすが早瀬隊長だ」

 葛西も少し表情を和らげて答えた。


 屋敷の前に、警察車両と救急車・消防車が列をなして止まった。先頭の乗用車から重装備の早瀬が降りて門を開け放ちツカツカと中に入って来た。

「葛西君、青木君。ご苦労だった。思いもよらず早くアジトを発見できた」

「この家の屋根裏部屋です。案内します」

 葛西はそう言うとすぐに歩き始めた。青木がすぐ後をついて来ようとしたが葛西は制止した。

「青木君は、後続の富田林さんたちといっしょに周辺の閉鎖と野次馬の整理を手伝って」

 それを聞いた青木はほっとしたような悔しいような複雑な顔をして「了解」というと、去って行った。パトカーや救急・消防車がけたたましくサイレンを鳴らしてきたので、近隣から人が集まり始めていた。

 葛西を先頭に早瀬と救急隊員が続いた。足早に階段を上ろうとする葛西に早瀬が言った。

「葛西君、問題の部屋の前に着いたら私たちが中に入る。簡易防護服の君は用心のため戸口で待機してて。いいわね」

 葛西は一瞬間を置いたがすぐに答えた。

「了解です。生存者の名前は『たつと』です」

「たつと君ね。わかった」

「これから屋根裏部屋へ向かいます。手摺はありますが、階段が急で狭いので注意してください」

 葛西が用心深く階段を上って行き、早瀬たちが後に続く。救急隊員たちから階段の状態を見てどうやって搬送するかという会話が聞こえてくる。葛西がドアの前の狭い空間にあと一歩まで来た時、室内からうめき声と荒い息が聞こえた。まるで地の底から聞こえるようで、救急隊員たちは顔を見合わせた。葛西の脳裏に嫌な記憶がよみがえる。

「たつと君! どうした!?」

「だ、だずげ……」

 葛西は達人の断末魔寸前の声を聞いて咄嗟にドアを開け中に入ろうとした。それを見て早瀬が「馬鹿よせ!!」と言いながら残りの階段をかけあがって葛西をタックルしかばいながら床に伏せた。と同時に達人が痙攣しながら口から大量の赤い吐しゃ物を噴出した。救急隊員たちも咄嗟に階段に身を伏せた。葛西は早瀬の下で、達人がのたうつ音と人とはとても思えない声を聞いた。幸いにもそれは長くは続かなかった。葛西が早瀬から解放され立ち上がって達人の方を見た時、彼は小さく痙攣をしながら床に大の字になっていた。

「あとは任せて」

 という救急隊長の声とともに葛西たちの横で隊員たちが要救護者を取り囲んだ。早瀬は身を起こすと、葛西に手を差し伸べながら言った。

「戸口で待機しろって言ったでしょ。放血のことをわすれたの? それで看護師が一人亡くなったのよね?」

「はい」葛西は早瀬の手を取り起き上がると、うなだれて答えた。「考えなしでした。申し訳ありません」

「彼らのことは、もう救急に任せるしかないわね」

 と言うと、早瀬は救急隊に尋ねた。

「その子の容体は?」

「浅いですが、まだ呼吸はしています。しかし、これではセンターまでもつかどうか……」

「出来るだけのことはしてあげてください。葛西君、ここは狭いから救急の邪魔になる。取りあえず外に出るぞ」

 早瀬は葛西を促し先に階下に向かわせると、自分も階段を降り始めた。

 葛西は階下で早瀬を待っていた。早瀬は「早くここを出よう」と言い、葛西の背に手を置き歩きだした。玄関ドアの近くまで来ると、早瀬は立ち止まって葛西の方に向き、言った。

「思いつめた顔をしているわね」

「すみません。どうしようもないことは判ってたのに……」

「高校生ならまだまだ子供だ。助けたい気持ちはわかる」

「……」

「だが私はこれ以上、警察官の犠牲を出したくない。職務上、そうも言っていられないことも起きるだろう。だが、無茶はするな」

「早瀬隊長……」

「頼む」

 早瀬はそう言うとまた前を向き、ドアを開け外に出た。葛西もその後に続く。外の明るさと庭の木々や花々が葛西の目に飛び込んできた。上を見ると、やや暮れかけてはいるいるものの、爽やかな秋空が広がっている。葛西は早瀬と共に、しばらく上を見たまま立っていたが、深いため息をつくとその場に座り込んだ。早瀬もその横で、エントランスの階段を椅子代わりに座った。門扉の方から青木が駆けてくるのが見えた。

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