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第四話 目覚めたとき

よろしくお願いします

俺は再び腕を二人組ほどに掴まれながら引きずられていた。

これってなんだか俺知ってるぞ?

そうだこれは、映画などで奴隷とか犯罪者が牢屋などに連れていかれる時にされるようなものだ。

つまりは俺は今牢屋か何かに連れて行かれているのか?

牢屋なんぞ俺は嫌だぞ?何も悪い事した覚えなんてないのだから、それに俺が知る情報では牢屋に何かを持ち込む時には最低二週間ほど時間がかかるそうだ。

となると俺の持ち物がそこまで牢屋の中にいないと持ち込めない、それに何より俺が最もそういう牢屋生活で嫌なのは、トイレである。トイレが丸見えなのは流石に嫌すぎる。

「牢屋は嫌ダァ!!」

と俺が大声で言ってしまう。

俺は言った瞬間に自分でも、ハッと思った。

(うるさいなぁ、発声部分を潰そうぜ)

(それをやってしまったら、怒られるのはお前だぞ?それでもいいならやるが良い、幸いそれを可能とする道具は俺が持っている、さぁ、どうぞ)

などと片方の奇妙な生物が何やらホッチキス的なものを渡している。

「ひ、ひぃ、」

俺は思わず目を瞑る。

(いや、いい、遠慮しとくよ)

(遠慮するなって)

(いや、遠慮する。ほらもう着くぞ)

そう言ってでかいドアを二人は見事に開ける。

どうやってその体で開けてるんだ?


「な!?なな、、」

そこに居たのは、デカイ親玉みたいな野郎だった。

((主人、連れて参りました))

(ご苦労)

そう言った言葉は、とても今までの奴らとは比にならないくらい、俺の脳内に駆け巡った。

ズキ

ありがとうございます

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