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第十話 戦闘とはこういうものだ

よろしくお願いします

俺のあのダサダサな言葉を言った日から数日が経ったと聞かされている。

俺は彼女に、日程とその日の作戦を伝えられ、その日までまてと言われたのだった。

そして、今日こそがその言われた日程の日である。

ノックの音がして、俺は許可を出す。そして

「失礼します」

と言う言葉とともに彼女は俺の部屋に入ってくる。

彼女が入ってくるなり、俺の隣へとやってきて、今から何をするのかを伝える。

それに俺は小さく頷き、その伝えられた内容の通り、ドアの前まで音をさせずに歩き、彼女と共にドアの前で止まる。

すると彼女はドアに軽く手を当てて、ドアを開ける。

それと同時にドアが開いたことに驚いたような声が俺の脳内に伝わってくる。

(うぉ、な、何故、自分は何もしていないというのに何故ドアが開くのだ)

やはり、ドアの前には彼女の言った通り人がいた。

人というのは正しくないか

そしてまだ驚いているような動きをしているソレに彼女は勢いよく近づき、ホッチキスのようなものをソレの頭と思われる場所にねじ込む。

と同時にソレはまるで粘りのないスライムかのように液状になって水溜りのような形状へと変化する。

「うぇ、き、気持ち悪い」

ついつい俺の本音が出てしまった。

そして彼女に何故か変な目線を向けられる。

「え、あ、なんかすいません」

「いや、いいんだよ、全然」

と、彼女にそう言われたが、多分内心では少し怒ってるんじゃ?と俺はそう予想する。

その予想は外れていたのではないのかと俺はその直後思うのである。

「はい、これ、」

と俺に渡されたのは、彼女がさき使っていたのと全く同じ、いや、カラーは少し違うが、それと同じようなものだったのである。

ホッチキス、もらっちゃったヨォ

「え、あ、な、なんで?」

と俺が、彼女に手渡されて、それをどう扱ったらいいのか分からずアタフタ手でしていると、

「今から脱出するんでしょ!それに使うんじゃない!ここから先私だけに戦わせるつもり?」

まさか俺に戦わせるつもり?

彼女はそう、戦った後だからか少し余裕がなさそうに怒って言う。

案外さっきの俺の予想当たっていたのかもしれない、、

さっきのイライラがまだ残っているのかも

てか、俺が戦えるわけが、、

と思っているとその、俺の考えは途中で中断させられることとなる。

「早く!時間がないんだから!」

と、俺の手をその、奇妙な触り心地の手で握られて連れていかれる。

その力は結構強く感じた。

「あ、はい、す、すいません」

ありがとうございます

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