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【完結】決戦世界のダンジョンマスター【書籍一巻発売中】  作者: 鋼我
二章 迷路なくばダンジョンにあらじ
38/207

最終準備とキャンプ当日

 キャンプやります! で、始められたら苦労はない。当然、準備が必要だ。今回は一泊二日の予定だ。人数分の寝具とテントが必要となる。これは、今後貸し出すことも考えてこちらで用意した。


 次に、食材、食器、調理器具、燃料。キャンプをするのだから、焚火をするのは当然の事。これも、今後の事を考えてこちらで用意。


 割と急ぎの注文だったが、ケトル商会のレナード氏はばっちりと用意してくれた。『例の物』も見事な出来栄えで送ってくれた。素晴らしい。


 というわけで本人たちに持ってきてもらうものは着替え……と、武装である。そこまでダンジョンで戦いたいというのであれば、俺は止める術を持たない。もっとも、モンスターが来るかどうかは別の話。むしろ最近来ないので、コインが入手できなくて困っているほどである。


 準備するものはほかにもあった。テントを張る場所の確保である。現在使用している居住区は、我々が使用する上で必要最低限の整備しかしていない。地面を均し壁を削り、広い場所を確保する必要があった。俺やコボルトのテントとはある程度距離を離す必要もあると思ったから。


 この辺の作業は、我がダンジョンのモンスターたちの得意とするところ。特にコボルトたちは相変わらずこの手の事は優秀だ。どんどん作業が進んでいく。重いものは苦手だが、そこはゴーレムやマッドマンの出番である。


 実行日までもう日がない。そういうわけで日々忙しくしていたら、コアルームから呼び出しのベルが鳴った。


「……おおう」


 到着した俺は、呻いた。モンスターカタログが輝いていたのだ。つまり、配送センターからの呼び出しである。となれば、相手は誰か考える間でもない。そして、彼女にキャンプについて声をかけることをすっかり忘れていた事に気づく。


 少しだけ覚悟を決めてから、本を開いた。いつも通り輝く板が現れ、彼女が映し出された。


「こんにちわミヤマ様。お時間大丈夫でしょうか?」

「ええ。大丈夫です、イルマさん」


 いつも通りの笑顔だ。……いや、少しばかり硬いか?


「申し訳ありません。今回は完全な私信でして……ご迷惑なようならすぐに切りますので」

「いやまあ、自分もモンスター関係でわからないことはすぐ連絡入れてましたし、お気になさらず」

「それに関しては仕事なので、何ら問題はなかったんですけど……では、お言葉に甘えまして」


 こほん、と彼女は咳払いをして。声をひそめて、画面により気味にささやいてきた。


「ミヤマ様。ダンジョンでキャンプ場を開くという話は、本当でしょうか?」

「あー、はい。エドヴァルド殿から聞きましたか?」

「いえ、それが……確かに兄上から聞いたのですけど。それ以前から、噂が飛び回っておりまして」

「噂」


 ううん、なんだか嫌な気配がしてきたぞう?


「新しいダンジョンマスターが、短期間だけダンジョンに入れるサービスを始めると。戦ったりダンジョンを作ったりを体験させてくれる、と」

「いやいやいや、あくまでサービスはキャンプ場だけで。ダンジョン作りは希望者のみだし、モンスター迎撃は運ですし……って、そんな噂が流れているんです?」

「ええ。流石にどこの誰、というのは言明されていませんでしたが。で、先日兄上からキャンプの話を聞かされまして」


 げに恐ろしきはダンジョンを求めるハイロウか。一体どこから情報が漏れたのか。声をかけた貴族は、どこも相当気を使うはずだというのに。ケトル商会か? いやあ、レナード氏もヘマするタイプとは思えないなぁ……。


「……まあともかく、今度エドヴァルド殿やほかの貴族方を呼んでキャンプ場計画のテストをするつもりなんですよ。確実な金銭収入手段を確立する予定です」

「なる、ほど……。あの、それで……具体的にどれぐらいの人が?」

「えーと? エドヴァルド殿のご家族込みで三名、ハルヒコ殿が三名、ロザリー殿が四名だったかな」

「人数……絞っているわけですね?」

「まあ、テストですし。どれぐらいの人数許容できるか全くわからない所からのスタートですし」


 などという問答をしながら、彼女の意図が見えてきた。なんとも歯にものが挟まったような言い回しだ。まあ、彼女の立場からしたら言い出しにくいのは当然だろう。


 なので、こちらから切り出す。


「もしよかったら、イルマさんもいらっしゃいますか?」

「是非!」


 ヒット。これでもか、と食いついた。以前ダンジョンに来た時の反応を思い出せば当然の事か。やはり、もっと早く声をかけるべきだった。本当、やることが多いと色々忘れていけない。


 そんな益体もないことを考えていたら、にゅ、と女性の手がイルマさんの肩にかかった。


「はい? ……ひっ!?」


 振り向き、表情を引きつらせたイルマさん。あっという間に画面外に連れ去られた。何やら声が聞こえるのだが、残念なことに具体的な内容はわからない。


 数分後戻ってきた彼女は、疲れ切ったうえに涙目になっていた。


「あの……ミヤマ様」

「はい」

「つかぬことをお聞きしますが……慰労会目的で予約を取ることは、できますでしょうか?」

「もちろんできます……が」


 イルマさんを安心させるために、努めて表情をにこやかにしていた。


 それを消す。


「パワハラ上司、いじめ同僚などのろくでなしは俺のダンジョンに入れるつもりはありません」


 直後、画面外から複数人の職員が飛び込んできた。体格のいい、少し年配の男。イルマさんの同年代と思わしき男性職員と女性職員。皆、慌てている。


「そのようなことは決してありません!」

「我々はあくまで、もしできる事ならという質問をしてくれといっただけで!」

「パワハラとかいじめとかそんなことはぜんぜんありませーん!」


 無言で睨む。相手側、一生懸命にっこり笑ってよい同僚を演出する。俺、さらに無言で睨む。相手側、冷や汗を浮かべながら笑顔を浮かべる。


 俺、笑顔を作る。


「なるほど、そういう事でしたか。これは俺の勘違いでしたね、申し訳ありません」

「いえいえ、とんでもない! 分かっていただけて幸いです」


 ははは、と先輩らしき男と笑う。


「慰労会予約の件、承りました。けど、何分まだ調整が必要でいつになるかは。具体的な話ができるようになりましたらご連絡しますね」

「是非、よろしくお願いします!」


 で、困り顔で笑顔を浮かべているイルマさんに向き直って。


「じゃ、イルマさん。具体的な日時はエドヴァルド殿に合わせてください」

「あ、はい! 分かりました! よろしくお願いします!」

「はい、ではまた」


 と、挨拶してから……また表情を消す。で、通信を切る。


「ふう……まあ、こんな所か。効果があるかどうかはわからんが」


 イルマさんになんかあったらただじゃ済まさんぞ、という気持ちを込めてみたが、もちろん相手に伝わるかは別問題。そもそも、あそこにいる以上貴族の血族だろう。実家がどれほどパワーあるかわかったもんじゃない。実際何ができるわけでもないが。


 それでも何もしないよりはましだろ。そう思うことにした。



/*/


 あっという間に、当日。外はよく晴れて、絶好のキャンプ日和。……ダンジョンの中にテント張るから、天候関係ないのだけど。


 集合時間の一時間前。まだギリギリ朝と言える時間。一足早く、俺たちはお客様を迎えていた。転送室から四人、姿を現す。俺の後ろに控えていたエラノールさんが、いつも以上に姿勢を正した。


「おはようございます、ナツオ殿。本日はよろしくお願いする」


 先頭に立つのはハルヒコ・ソウマ伯爵。本日はエルフの衣装を身にまとっていらっしゃる。ただし、腰には変わらず大小がさしてある。


 さて、ご家族と一緒という事なのだがハルヒコ殿の奥様は現在身重であるとの事。大事な体に無理があってはいけない。今回はご遠慮するという話を事前に聞いている。なので。


「事前にお伝えした通り、今回はエラノールの両親を連れてきた」


 そういって、後ろに控えていた二人を前に出す。両者ともに、エルフだった。男性は背が高く、その装いは狩人に見えた。背には弦が張っていない弓と矢筒がある。深緑の外套を纏っていて、まさにエルフ、という感じだ。もっとも、その佇まいは素朴と言えてきつさがないのがエルフらしくないのだが。


 女性の方は、きりっとした表情をしていて背筋もぴんと伸びている。全身全く隙がなく、なるほどエラノールさんの母親だとよくわかる。もっとも外見は姉程度にしか見えないのだが。


「エルダンです。娘がお世話になっております」

「エンナです。いつも、丁寧なお手紙を頂戴しまして感謝しております」

「いえ、こちらこそ。毎回毎回、食料の提供本当に助かっております」


 ご丁寧に頭を下げてくる二人に、俺も同じようにして返す。


 そう、毎回米、味噌、醤油などほかで買えない日本食料をこのご夫妻から頂戴している。今日も、ほかの人たちより早くいらっしゃったのはそれの運び入れがあるからだ。さっそく、コボルト達が山となった食料を運び始めている。


「それから、こっちは所用があってついてきた我が父だ」


 ハルヒコ殿の言葉で、最後に控えていた一人が前に出てきた。着物姿のエルフ侍だ。


「……お初にお目にかかる。ソウマダンジョン侍頭、リンジロウ・ソウマと申します。孫がお世話になっています」

「ご丁寧に。ミヤマダンジョン、ダンジョンマスター。ナツオ・ミヤマです……孫?」

「はい。これなるエンナは我が娘。その娘であるエラノールは我が孫であります」

「なるほど……なるほど?」


 ちょっとまって? ハルヒコ殿の父親。つまり前ソウマ伯爵。……と、いうことは。


「エラノールさん、普通に貴族のお姫様じゃないの」

「すでに貴族籍から抜けておりますから、私もエラノールもただの領民にございます」


 きっぱりとおっしゃるエンナさん。そりゃ、立場はそうかもしれないけれど、血筋的には思いっきり貴種である。というか、ハルヒコ殿と兄妹ということになる。姉弟かもしれないが。


 あと、お姫様であっただろうエンナさんと結婚したエルダンさんが何者なのか非常に気になる。


「さて、本日お邪魔したのはほかでもない。エラノール」

「はい、お師匠様」

「遅くなったが、仕官祝いだ」


 そういってリンジロウ殿が背負っていた長細い包をエラノールさんに差し出した。彼女が両手で受け取ると、重かったのかすぐに胸元に引き寄せた。袋をほどけば、見えたのは刀の束頭。そのまま引き抜くと、素人目にも見事な刀が現れた。漆塗の黒い鞘がなんとも美しい。それでいて美術品のような過度な華美さがない。


「これは……よろしいのですか!?」

「もちろん。ハガネヤマに打たせた。付与術エンチャントの仕込みと装具の仕上げに時間を取られたが、良いものになったと思う。抜いてみろ」


 促され引き抜けば、美しい刃文が入った刀身があらわになる。研ぎ澄まされ、鋭い刃先に乱れなし。うかつに触れれば、すべてを切り落としそうだ。……うっすらと刀身が輝いているのは、さっきの話の通り魔法の武器ということか。買ったらいくらになる事か。


 目を輝かせたエラノールさんは、リンジロウ殿に深々と頭を下げた。


「必ずや、この刀にふさわしい侍になって見せます師匠!」

「若木よ。一日で大樹になったものなどない。日々の積み重ねこそ、そこへいたる道だ」

「はい、師匠!」


 師匠と弟子のやり取りを横で見ていると、ハルヒコ殿がこれまた見事な作りの木箱を持ってきた。


「そして、ミヤマ殿にはこちらをお預けする。我らがダンジョンマスター、ヤタロウ様からの贈り物だ」

「ええ!? ヤタロウ様から!?」

「我らの長き友情を願って、との事だ。開けてみてくれ」


 俺もまた促されたので恐る恐る木箱を開いてみる。さっきエラノールさんが開いたものと同じ、しかしより華美な長袋。さらにもう一つ、長さの短いものまで入っている。長い方を取り出してみれば、やはり刀の束頭が現れる。


「我らソウマ領の刀鍛冶、秘伝の技を用いて打たれたアダマンタイト刀だ」

「お、おおう……これは、貴重なものを……」


 ハルヒコ殿に目で許可を取ってから、引き抜いてみる。


 鉄よりも、少し赤色が強い刀身があらわになった。とたんに、重みを感じた。今まで感じなかったのに。


「ハルヒコ殿、これ……」

「ああ。鞘の方に術を仕込んでいる。重みが強く、こうやって腰に差して歩くのも難儀するのだ」


 いわれてみれば確かに、鞘の方は見た目以上の軽さがある。紙風船のようだ。


 そしてアダマンタイト刀の方だが……怖い、と思った。刃の鋭さ、美しさ。触れれば確実に何かが失われるという確信。……これは間違いなく、妖刀に違いない。心の弱い者が手にしたら、何でもいいから切りたくなる誘惑を放っている。刃を、再び鞘に戻した。


「はっはっは。流石に魅入られたりはしなかったか」

「いやいやいや! 本当にこれ妖刀なんです!?」

「まさか。そのような呪いはかかっておらんよ。ただ……素晴らしい業物というものは、人を惑わすからな」


 ううん……いわれてみると、わからなくもない。ゲームでの話だけど。苦戦した敵があっさり倒せるような強武器拾うと、今まで慎重に戦っていた反動であらゆる敵をゴリ押しで倒したくなるやつ。


 ともあれ、これは俺には過ぎたるものだ。


「エラノールさん。これ、使う?」

「……申し訳ありませんミヤマ様。私にはまだ、こちらの刀でさえ若干重く。アダマンタイトなど、とても持ち上げられません」

「実際、我らエルフにとってアダマンタイトは鉄以上に重いのです。ダンジョンの加護なくば振るう事は叶わない」

「ダンジョンの加護?」


 リンジロウ殿の言葉に首をかしげる。


「ご存じではありませんでしたか。では、ダンジョンで敵を倒すことで手に入る硬貨。あれが、モンスターを強くすることは?」

「ええ、実体験で」

「結構。それと同じように、ガーディアンにもコインによる強化が可能なのです。ダンジョン限定の付与術エンチャントというわけです」

「そんなことが」


 スーパー侍ガールであるエラノールさんが更なるパワーアップが可能とは。はっきり言って無敵なのでは? ……魔法問題への対策に一つにできそうな気がする。敵が魔法使う前に射ってもらえばいいんだ!


「効果は短時間。能力も限定的。例えば筋力や器用さ、敏捷性。物理や魔法の威力向上。それぞれ能力ごとに硬貨十枚、となっています」

「……なるほど」


 がっくりと、肩を落とす。コインがなーい。パーフェクトエラノールさん完成にコイン何十枚必要になるんだか。


「まあ、今のエラノールに術を施してもアダマンタイトを振るうには足りませぬ。それは、これが成長したときにお預けくださいませ」

「精進に努めます」

「エラノールさんならいつかきっとと信じております。焦らずに」

「代わりと言っては何ですが、そちらの脇差をお使いください。守り刀として、ミヤマ様のお役に立つでしょう」

「おお、そういえば」


 長刀の方を箱に戻し、短い袋を取り出す。中に入っていたのは、リンジロウ殿のおっしゃる通りの脇差。ほかのものと変わらず、人を魅了する見事な作り。


 赤さのある刀身には、間違いなく魔法の力が込められている。……これ、下手な盾や皮鎧ぐらいならあっさり抜くのでは? 大盾使っているときに、とても役立ちそうだ。


「ありがたく、頂戴します。……しかし、こんなにいい物ばかりいただいてしまって。一体何でお返ししたらよいやら」


 魔法の刀二本、脇差一本だものね。間違いなくお高い贈り物だ。それでなくても恩義が山積みだというのに。


「お気になさらず。倉庫でほこりをかぶっているよりよほど良いので」

「……姉さん、それは伏せておいてほしかった」


 今まで黙っていたエンナさんがさくりと口にした言葉に、ハルヒコ殿が頭を抱えた。そうか、エンナさんがお姉さんだったか。それはそれとして。


「ほこり、ですか?」

「はい。アダマンタイト鍛造は、我らが領地でも秘儀にあたります。しかし、どんな技術も使わねば鈍るもの。故に年二回はアダマンタイトの得物を作るのです、が」

「が」

「先ほど父上の言葉もありました通り、エルフには重い。ハルヒコのようなハーフエルフはそうでもないのですが、預けられるほどの腕前にあるものはなかなか育たず」

「……もしかして、余っていると?」

「まさしく。なので、贈呈品とするにはちょうど良いのです」


 きっぱりと言い切るエンナさん。ご家族一同、バツの悪い表情をされているのがなんとも。


「エンナ。おまえ、エンナ」

「父上。ミヤマ様は恩義のなんたるかを知るお方です。贈り物の意味は十分に伝わっております。ですがそれで重圧に感じられては却ってよろしくないかと」

「姉上。ですから、姉上」

「ご領主様。よそ様の前です。名前でお呼びください。さておき、ご領主様が仰々しく説明するのもミヤマ様の重圧に一枚買っているのです。もっとさくりと渡せばこのようなことにならなかったものを」

「母上、あの、母上」

「おだまりなさい」

「はい」


 強いーーー! 圧倒的強さーーー! 父、弟、娘、完全敗北ーーー! 一族ヒエラルキーはエンナさんを頂点としているのだろうか。いや、流石にダンジョンマスターのソウマ様が一番上だろうけど。まだ見ぬリンジロウ殿のお嫁さんがどのような立ち位置か気になる。


 あれ? ……エルダン殿は? 見回すと……いた。普通にエンナさんの隣にいた。なのにものすごーく影が薄くなってるというか気配を消しているというか。話を聞く限り違うはずなのに、まるで婿養子のようである。


「ともあれ、そういう事なので遠慮なくお納めください。アダマンタイトは折れず曲がらず欠けず錆びず。それでいてよくしなり、よく粘る。刀としては最良です。脇差も、どうぞ普段使いなさってください。道具なのですからそれが本望かと」

「はい、ありがたく使わせていただきます」


 俺は深々と、頭を下げるのだった。


MURAMASAを求めて地下十階をさまよったものは幸いである。心穏やかであろうから。


なおハーフエルフは木材重量0の異能がない代わりに、金属重量ペナルティ増加の特徴もありません。

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― 新着の感想 ―
つまり巨木をそのまま振り回しての一撃がエルフの奥の手か。
[一言] なんというか、このキャンプ計画が成功したら来年からの配送センターや工務店への就職倍率が跳ね上がりそうだな。特に、イルマさんのおこぼれでもダンジョン体験したハイロウが自慢するんだろうし。
[気になる点] >MURAMASAを求めて地下十階をさまよったものは幸いである。心穏やかであろうから。 あれ? ひょっとして、もろ出し女さんって、すっぽんぽん だと最強だったりします?
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