一息ついたと思ったら
ミヤマダンジョン地下十一階。もはや廃都ではないプルクラ・リムネー。転送室より、大荷物を抱えた一団が主の館へと進んでいた。先頭を歩くのはダンジョンの主であるミヤマ。その後ろには妻となったイルマとロザリー。さらにガーディアンであるエラノールと荷物持ちであるコボルト達が続いている。
行き交う人々からお帰りなさいませと声を掛けられながら、一同は屋敷へと帰宅した。
「ただいまー」
「お帰りなさいませ。新婚旅行はいかがでしたか?」
「すごかったよ、ヤルヴェンパーダンジョン」
ゴーレム・サーバントのノワールの言葉に主は返答する。二泊三日の新婚旅行。ヤルヴェンパー公爵領から戻った一同だった。
「ナツオ様、私たちは一度部屋に」
「うん、俺ものんびりするよ」
ミヤマの顔には疲労があった。二人の妻はそれでも貴族としての教育のおかげで、それを表に出していない。この後部屋に戻ってからベットに倒れこむ予定である。
彼もまた、早々に自室に引き上げた。旅装を質のいいソファーに放り投げる。その生地は分厚い。季節は冬に入っている。年末も近づいている。当然ながら、気温も下がっている。普段から冬の装いをしている。
しかし、ヤルヴェンパー領の寒さはミヤマたちの備えでは耐えられるものではなかった。帝国の北東に位置する為、緯度が高い。冷え込みも、ミヤマダンジョンなどよりはるかにきつい。なので、あちらにいる時はことさらたっぷりと着込む事になった。
耐寒用の魔法の道具もある事はあるのだが、流石にそこまで贅沢するのもな、とミヤマは使用するのを止めた。あちらに渡った後、その選択を思いっきり後悔したがそれももう思い出に変わりつつある。
ノックの音が部屋に響く。主の許可を取ってノワールが入室。洗濯物を回収していく。同時にルージュもやってきて、ワゴンからコーヒーをテーブルに並べ始める。出入りはさらに続く。
「主様、お帰りなさいませ」
「ただいまー」
コボルト・シャーマンのトラヴァーが、対面の席に座る。ミヤマといえば、砂浜に打ち上げられたクラゲのようにソファーでのびていた。
「だいぶお疲れのようで」
「疲れたよー。新婚旅行っていうより、ほぼ披露宴だったもの。公爵家系列の偉い人といーっぱい会ってさー」
ミヤマは疲労した脳から、ここ数日の記憶を引っ張り出す。初日は、ヤルヴェンパーダンジョンの観光だった。歴史ある、かつ特徴的な大海竜の巣。海水と温水を使った巧妙なトラップ。海の魔物たちによる防衛活動。どれも見たことのない物ばかりで、刺激的だった。一部などは自分のダンジョンにも応用できるのではないかと、許された場所をできうる限り見て回った。
「イルマ様、見慣れた場所なのでは?」
「俺もそう思ったんだけどね。聞いてみたら、本家の人間と言えど自由に入ることは許されていないんだってさ。だから初見の場所がほとんどだって言ってた」
二日目は、ダンジョンの上に広がる城塞都市の観光。実質これは、ヤルヴェンパー家の主要産業についての見学コースだった。観光、運送、農業、商業。長い歴史とダンジョンの恩恵に支えられた公爵領は、都といっても差し支えないレベルに繁栄していた。
「温泉地だから観光はもう、言うまでもなく凄かった。でっかい空港があってさ。バンバン飛行船飛んでくるの。旅行客の流れもすごいの。ホテルは林立してるし、娯楽施設も山ほどあるし。……トラヴァー。お前たちも新婚旅行いくか?」
「お気持ちだけで十分でございます。……私たちコボルトには、基本的に娯楽で巣を出るという文化はありませんので」
「そうなの?」
「都会育ちならともかく、私のような平凡なコボルトは大概そんなものでございます」
送迎車で観光施設を軽くめぐり。次に案内されたのは港だった。遠洋航海用の船はいまだ帆船。しかし近海用に外輪船があったのは大いに驚いた所だった。
空は飛行船があるのに、海はいまだに帆船。このちぐはぐさはミヤマも違和感を感じた。責任者との顔合わせの中で雑談として聞いてみた所、苦笑いと共に苦労話がこぼれ出た。
一応すでに、魔導動力によるスクリュー推進および鉄製の大型船は完成している。それは実際にミヤマも後から見せてもらった。しかし、運用面において大きな課題が残っている。現在、このような船を建造または修理できるのは帝国内でも極一部の大型港のみ。外国でトラブルが起きた場合、復帰できる見込みはほぼない。
他の国家のほとんどは、このような技術の芽生えすらなく。安定した運用は夢のまた夢というのが現状である。現在は帝国沿岸部で運用し、技術の蓄積と低コスト化を目指しているとの事。あくまで実験であり、商業目的で使用するにはまだまだコストが高すぎると責任者は嘆いていた。
「その後は領地の農業を軽く見せてもらってさ。色々あったよ。温泉の熱を使った畑とか、魚の養殖とか。そうかと思えば帝都の農業ビルも景観壊さない様に配置されていたり。すげー、って驚いたんだけどそこの偉い人が言うには必要最低限だって」
「それほどの規模なのにですか?」
「地産地消の為に作っているだけで、輸出用はないからーって。やっぱ売り買いしている人たちの目線は違うね」
最後に案内されたのは、巨大な商業施設。消費者用ではなく、商人たちが仕入れに訪れる場所。広々としたホールに商品が並べられ、商談が成立すれば大量の物資が取引される。公爵家の御用商人たちが、遠方から仕入れた珍しき品々を売りさばく。金と物流の中心地。
目の前で行われている取引で、一体どれだけの金銭と物資が動いているのか。ミヤマには推察する事すらかなわなかった。だが、公爵家の力の一端は確かに感じ取ることができた。
なお、ここでミヤマは長く世話になっているケトル商会のレナードと直に顔を合わせることができた。そして思った以上に大商人であったことに大きく驚くことになったが、余談である。
「で、最後に公爵家の白波城でパーティ。さっきいった実質的披露宴。ずーっと挨拶してた。メシなんて食べてる暇なかった。ぶっちゃけ顔も名前も全然覚えられなかったね!」
「主様は、そういうの苦手ですからねぇ……」
トラヴァーがため息をつく。その言葉通り実はミヤマ、他者を覚えるのが苦手である。とはいえそんなことを言っていられる立場でもないので、ダンジョンマスターを始めてからは対策を取っている。
具体的に言えば、出会った人ごとに特徴などの情報をメモ書きして残している。それだけかと言われてしまうような事であるが、今までとは他者への記憶力が段違い。本人としては満足していた。
もっとも、今回ばかりはどうしようもなかったが。
「ゆっくりできたのは翌朝だけだったなぁ。温泉は良かった。完全に日本風だったけど。ローマのお風呂、行ってみたかったなあ……」
「お疲れ様でございました。まあ、今日明日は予定もない事ですしごゆるりと……」
旅の疲れを落としてください。と、トラヴァーが言い終わる前にドアがノックされた。返事を受けて現れたのは、ゴーレム・サーバントのルージュ。
「失礼いたします。帝国のお役人を伴われて、ヨルマ様がお戻りになられました。御面会を希望されるとの事ですが、いかがなさいますか?」
主とコボルトは互いの顔を見合わせた。そして力なく笑い合った。
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身なりを整えたミヤマとトラヴァーは、応接室へ向かった。立ち上がって迎えたのは、ヨルマともう一人。仕立ての良い貴族服に身を包んだ、恰幅のいい壮年の男性。
「ミヤマ様。お戻りになられたばかりのところ申し訳ありません」
「いや、大丈夫。そっちも帝都からだろう? ……あれ、工務店の仕事大丈夫?」
「それについては、上司から許可をもらっておりますので。それで、こちらが……」
「始めましてダンジョンマスター様。アルクス帝国、貴族院より参りました。本日はとある貴族家の相続について報告とご相談がありましてお邪魔させていただきました」
深々と頭を下げる役人に対して、ミヤマも礼を返す。
「これはご丁寧にどうも。それで……とある貴族とは?」
「ダンジョンマスター様は、クローズ子爵の名前をご存じでしょうか?」
「クローズ。……あれ、最近聞いたよな」
「ミヤマ様。アレです。帝都のビルの上にいた、ダンジョン背信者の親玉。クロマル君が噛みついたアレ」
「ああ、アレ! はいはい、思い出した。……あの親玉の相続? それがウチと関係あるんですか? というかもっというと、おとり潰しになったりしないんです?」
首をかしげるミヤマ。役人は深く頷くと、眉根に皺を寄せて話し始める。。
「本来であればクローズ子爵家は取り潰しです。帝国への反逆、ダンジョンの乗っ取りおよび、帝都への破壊工作等々挙げればきりがありません。ですが……それをいたしますと、合計して数万にも及ぶ者達が路頭に迷う事になるのです」
「数万!? なんでですか」
「今回、背信者に加担した貴族は本家から分家まで含めますと数多く。当然、その家に仕えている家臣たちも相応の数となります。家が潰れれば、働き口を失います。汚名を着るわけですから、再就職も難しく。良くて底辺労働者、悪くて犯罪者という道を歩むことになるわけです。処罰すべき貴族家をすべて取り潰すと、それが数万人も発生いたします。この数になりますと、何の罪もない者達の受ける被害も相当なものになってしまいます。以上の事より、安易に貴族を取り潰すわけにはいかないという事情がありまして」
「なるほど、分かる話です」
「そこで、背信者を出した貴族家に我々の方から新たな当主を据えます。その家の都合は基本的に配慮いたしません。潰れるか、帝国からの命令を飲むか。路頭に迷う以外の道がない家臣たちは飲まざるを得ません。そして、当主を外から決められるなどというのは限りなく取り潰しに近い沙汰になります」
国家に所属していても、貴族家というのはそれだけで一つの独立した組織である。基本的に内部の人事は家の中で決めるべきもので、たとえ皇帝であっても強制できるものではない。
それを通される。あまつさえ当主を決められる。これ以上の屈辱はなく、家名は地に落ちるというわけである。
「十分な罰を与え、貴族の家は残る。余計な被害が生まれる事もなし。なるほど、お話は分かりました。……じゃあ、クローズ子爵家もそういう処理になるという流れだと思うのですが、一体だれが相続するのです?」
「それについてなのですが……実は、クローズ家に関しては少々事情が異なりまして」
役人は、隣に座る男を見やった。ヨルマは口を開く。
「端的に申し上げますと。あのモーガン・クローズ子爵は、私の父親なんです。なので、子爵家は自分が継がないかと打診されています」
ミヤマは、その言葉の理解に時間を要した。瞬きふたつ、そして一呼吸。
「……はあ!?」
「ちょっと込み入った話になるんですが。自分は孤児でして……」
ヨルマは己の過去を簡潔に伝える。孤児院でバラサール達と育ったこと。成長した後は帝都の地下街で己を鍛えた事。そしてダンジョンに強いあこがれを抱いて、デンジャラス&デラックス工務店に入った事。
「……で、ミヤマ様と一件の後に色々考えまして。ブラントーム家の庇護下に入れたとはいえダンジョン背信者……当時は商業派閥の過激派と思っていましたが、そこの汚れ仕事をやっていたわけで。口封じされる可能性は少ないながらも残っていました。万が一連中が動いた時に手札を用意する為、トップだったクローズ子爵の身辺調査をしました所……」
「ヨルマとの血縁が発覚した、と。そんな偶然ってある?」
「恐ろしい事に、帝国史を紐解きますとそこそこ似たような事例が散見されますな」
「……帝国長いし、広いですからね」
役人の言葉に、せやろなと相槌を打つ。
「しかしまあ何というか……驚いたでしょ」
「まあ、そこそこは。でも、これで連中に一泡吹かせられるぞと思いまして。証拠を固めて、後はしかるべき時に反撃できるようブラントーム家と相談しようかなと思っていた矢先にアレですから」
「……なるほどなぁ。それにしても、よくまあそんなの分かったね」
ミヤマの言葉に、役人は少しばかり苦笑いを浮かべる。
「帝国では様々な呪文が開発されております。一般には公開されていない、情報収集用の物も多く。それらを使えば、細やかな事柄も拾えるのです。……嘆かわしい事に、そういった秘匿されるべき術が、一部流出しているという現状がありまして。当局の取り締まりにより一層の努力を求めたい所です」
ダンジョンマスターは、己の部下を見やった。輝かんばかりの無言の笑顔を返されたので、深く追求しないことにした。話のメインはそれではない事でもあるし。
「なるほど。……あれ、でもこれって正当な相続になるから罰にならないんじゃ?」
「公開しなければ同じことです。今回お話を持ってきたのは、帝都防衛の折にオリジン様へご助力いただいた事への間接的なお礼という面もございまして」
「あー……いや、アレに関しては先輩、じゃなくてオリジン様から直接コインを頂戴しているので」
「これは、帝国からの謝礼でございます。何分、あまり表立ってお渡ししますと方々から面倒な詮索が飛んできてしまいますので。法衣貴族といえど三百年続いた子爵家。帝都のマンションを始め、財産は相応に保持しています。ダンジョンマスター様およびヨルマ殿のお役に立つかと」
少しばかり強めに、話を押し込んでくる。帝国としては謝礼という面もあるだろうが、取り潰しを回避したいという事情も大きいのだろう。それを隠さずに話してくれたのだから、まだ誠意はある方だ。ミヤマはそう考える。
「……ヨルマはどう思ってるの?」
「ミヤマ様のお許しをいただけるのであれば受けてもよいかなと。家への思い入れはこれっぽっちもございませんが、これから先の働きに使えるかなと考えております」
「そうか……いやでも、背信者たちの首領だったんだよね? 散々やらかしてるし、外から相当恨み買ってるよね? そんな家を継ぐのは厳しくない?」
「確かに、貴族として成り上がるのは絶望的な家です。ですが、すでに私自身がミヤマ様にお仕えしてるのでその辺はほぼ問題になりません。事件のおかげで家としての付き合いも全滅状態ですので、余計なしがらみも恨みつらみ以外はほぼないですし」
「それが一番問題でしょ」
「実際に背信者だった者は全て捕縛済と周知されています。直接的な嫌がらせをしてくるものは稀でしょう。仮にいたとしても、その場合は貴族院にお任せすればいいわけですし」
「はい、過度に問題がある場合はこちらで対処いたします」
役人が力強く頷くのを見て、ミヤマはふうむと息を吐く。そこそこのデメリットはある。だが、財産と地位というメリットもある。あからさまな貧乏くじというわけではない。となれば、後問題になる物は。
「……それじゃあ、あとはもうその家臣たちがどう反応するかだね」
クローズ子爵家は窮地に立っている。当主はダンジョン背信者の首領であった。重要な家臣はそれに深くかかわっていた。それらは全て捕縛済。残っているのは悪評と何も知らない下級家臣のみ。
「彼らに選択肢はありません。調べましたが、市民権を持つ家臣は一人もおりませんでした。皆、子爵家から貸与されていましたので」
役人曰く。帝都アイアンフォートは、世界最大の都市である。そこの居住には、市民権が必要となる。この権利を獲得する方法はいくつかある。
最も簡単なのは金だ。毎年一定額の税金を治めれば、市民でいられる。当然ながらそれは高額だ。底辺労働者には到底払える金額ではない。
次は、労役である。帝都の公共機関に勤める事。役所、転送ターミナル、環状地下鉄、工業及び農業ビルなどなど。大変な人気であり、空きが出てもすぐに埋まる。帝都住人の大半は、これで市民権を得ている。
兵役の従事、および務め終わった者。これには生涯にわたり市民権が与えられる。これまた難関であり、過酷である。求められる水準も高い為、狭き門である。それでも、帝国各地から強者たちが集まってくる。ダンジョンへの正当な道であるが故に。
「ほかにもこまごまとあるわけですが、そこは省かせていただきます。以上のような方法で市民権を得ることができるのですが、各貴族の家臣たちは納税以外の方法を取ることができません。彼らの仕事は、己の主に仕える事で、労役や兵役に参加する事は特殊な事情や配慮がない限り不可能です。では納税で、という話になるのですがよほどの大貴族に使えていない限りは難しいものがあります」
ミヤマは、つい先日であったヤルヴェンパー家の家臣たちを思い出した。彼らは、それぞれの部署のまとめ役。現代社会で言えば大企業の社長と言える役職にあった。
それほどの稼ぎがあれば市民権を買える。だが、帝国と言えどそれは一握り。上級貴族に仕える家臣のまとめ役、あるいは大商会の会長クラスでなければ難しい。そういう金額設定である。
それの意図するところは、いつも通り。ダンジョン防衛に寄与する者を欲するという考えである。
役人は話を続ける。
「そこで、帝国は各貴族家に一定枠の市民権を貸与しています。家の位によってその枠は増減するわけですが、単純に帝都で暮らす分には十分な人数を囲えます」
「それはまたサービスの良い事で」
「帝国としましても、貴族に帝都で働いてもらわねばならない事は色々ありますので。さて、ここまで話せばある程度察していただけると思うのですが……」
「このままだとクローズ子爵家は消えてしまう。そうすると貸与されていた市民権も消える。家臣たちは帝都を追い出される、と。……故郷に帰ったりしないんですか?」
「彼らは、帝都生まれの帝都育ち。クローズ子爵家も法衣貴族で、領地を持っていないのです」
八方ふさがりじゃないか、というのがミヤマの素直な感想だった。地力で市民権が得られるなら、すでに動いているだろう。なるほど、役人が家臣たちの動向を疑わないわけである。
とはいえ、ヒトは理性だけで動ける生き物ではない。彼ら彼女らが実際にどう反応するか。こればかりは顔を合わせなければわからない。
「……万が一、家臣がゴネた場合はきっぱりお断りするしかないんじゃないかな。爵位継いだだけでやれるほど、貴族は甘くないでしょう?」
「おっしゃる通りです。権利には義務が伴いますので」
生真面目に同意する役人。こうして方針は定まった。近々、役人や仲間を伴ってヨルマがクローズ家の館へ向かう。最終的な判断はその場ですると。
その他こまごまとした話をして、二人は再び帝都へと戻っていった。応接室から退室する後姿を見送って、ミヤマはぐったりと椅子に座り込んだ。うぼあー、とこれ以上なく気の抜けた声がダンジョンマスターの口から洩れた。
「失礼します……主様、お疲れですね」
ノックして入ってきた、トラヴァーに疲労の極みにある男は間延びした声で返す。
「世に、面倒事の種はつきまじ……」
「とりあえず、風呂に入って寝てしまうのがよろしいかと」
「そうするぅ……」
そう答えたミヤマが、ソファーから立ち上がるまでしばしの時間を要した。
ヨルマってば主人公みたいだな、などとつぶやいたらTwitterにて
「地下街から成り上がったのに国家転覆を目論む一流企業で使い捨てにされてた俺だが、ダンジョンマスターに拾われて懐刀みたいな扱いされてます~元上司に裏切り者呼ばわりされたけど、それはお前らだろ?~」
なる秀逸なタイトルを頂戴しました。謹んでお礼申し上げます。