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ビギニング オブ ユニバース  作者: 抹茶あいす
9/16

パーミット

君のこと思い描いていたんだ

ありもしない未来と一緒に


現実は僕を打ち砕く

海も凍りつくほど


君の心は冷め切っていたんだ

僕は力尽きて言葉もなかった


現実は僕を打ち砕く

誰が二人を責められようか


楽しい事を考えるために

君の話しに耳を傾けようとしなかった


身近な者に人は残酷になるものなんだ

遠く見つめる瞳は儚く美しいのに


もしも君が戻ってくれたら

生まれ変わると誓うよ


もう誰の許可もいらない

そんな事もう問題じゃないんだ


今までよりもずっと優しくする

今までよりも強く抱きしめるよ



凍えそうな夜には

熱いコーヒーを淹れてあげる


そして一晩中

ホラー映画を見て過ごすんだ


チョコレートの付いた君の唇

僕は冷蔵庫から取って置きのワインを出す


ああ 何もかも幻と消えていく

どれほど君の事を想像したろう


今となっては全て遅すぎる

ありもしない未来にすがっていたんだね


現実が僕を打ちのめす

海が凍りつくほど


君の心は時間さえ越えていく

僕の存在なんてもうどうだって良いんだろう


何が起ころうと

時の歯車は元には戻らない


身近な者に人は残酷になるものなんだ

遠く見つめる瞳は儚く美しいのに


君のこと思い描いていたんだ

ありもしない未来と一緒に


思い描くくらい構わないだろう?

そんな事に誰かの許可が必要かい



現実は僕を打ち砕く

海も凍りつくほど


君の心は冷め切っていたんだ

僕は力尽きて言葉もなかった


現実は僕を打ち砕く

誰が二人を責められようか


凍えそうな夜には

熱いコーヒーを淹れてあげる


そして一晩中

ホラー映画を見て過ごすんだ


もしも君が戻ってくれたら

生まれ変わると誓うよ


今までよりもずっと優しくする

今までよりも強く抱きしめるよ


もう誰の許可もいらない

そうだろう?



君のこと思い描いていたんだ

ありもしない未来と一緒に


現実は僕を打ち砕く

海も凍りつくほど


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