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ビギニング オブ ユニバース  作者: 抹茶あいす
16/16

パーフェクトソング2017

きみのいうこと

なんとなくわかるよ

何となくだけどね


僕たちはいつも

何かにしばられて生きてる

そりゃあ息苦しい時もあるさ


だからって

ちっとも不自由さを感じることはない


さいごの選択はいつも僕の手の中

自由になるスイッチは僕が持ってるんだからね


それが

精神的優位に立つ方法



しんどくって逃げてしまいたい時もあるよ

そこから逃げても

また問題は追いかけてきて僕を追いつめる

そんなのわかりきったこと


だからもう逃げたりしない

ありったけの経験値を使って

突き進むだけなんだ



いろんな事があって

みんなギリギリの崖っぷちを生きている


どんな制約も契約もなんの保証ももたらさないこと

ほんとうはみんな知っているのさ


臆病者はなにかと保険を求めるけれど

人のいのちはお金じゃ買えないんだよ


Break the border


この高い

高すぎるイヤな感じの堅い塀の上を

僕たちは自分たちの意志で歩いている


右は小鳥がさえずる美しい理想郷

左は底無しの暗黒の世界

一歩間違えたら真っ逆さまに落ちていく


何食わぬ顔をして

うまくやってるようなつもりで暮らしていても

僕たちはギリギリのところをいつも生きてるのかも知れないんだよ



きみのいうこと

なんとなくわかるよ

何となくだけどね


人はなぜ

家や故郷を欲しがる生きものなんだろう


生まれてからずっと

優しいお母さんの胸の中にいられたら

なんの問題もないのだけれど



人は成長の過程で

なにかを捨て

なにかを選ばなくちゃならない


そのときの苦しさや悲しさは

言葉なんかでは言い尽くせないくらいだけど

それでも進まなくちゃならない


いつかはお母さんも年をとり

土に帰る日がやってくる

優しいぬくもりを忘れないように


今度は僕たちが誰かに深い愛情を与える番なんだね



そんな物悲しい物語を

一人きり生きていくのは耐えられない時もあるよね


さみしくて

誰かにすがりたい時もあるけど

なにも言わなくても

わかってほしい心に偽りはないから


いつも

いつだって

素直でいられるとは限らないけど


信じるって

そういうことなんじゃないかな



エラソーに言ってるけど

僕だって

理由や根拠に振り回されることはよくあるよ


そんな時は

少しだけ立ち止まって

深呼吸してみようよ


いったいなにがほんとうに大事なことなのかって

そうすれば

浮かんでくるのはきっとただひとつの真実



サァーと下がっていくこころも

うまくコントロール出来ない感情の起伏も

それから

もういいやって思いながら待ってる言葉も


実際に目の前にある距離も

それに打ち勝つだけの根拠を手に入れても

もっともっと求めてしまう心も


みんなみんな

きみなんだ



そりゃあ わがままで

思いやりを忘れるときもあるよ


リア以上のリアルを求めてやまないきみも

自分勝手なきみも

どこまでも納得させてほしいきみも

みんなみんなきみなんだ


そんな何もかもを

さらけ出してくれるきみだからこそ


僕はきみがだいすきでいられるんだよ



パーフェクトじゃないきみが

僕にとってはパーフェクトなんだよ


この何もかも不完全な世界で

ただひとつの真実



いろんな事があって

みんなギリギリの崖っぷちを生きている


どんな制約も契約もなんの保証ももたらさないこと

ほんとうはみんな知っているのさ


臆病者はなにかと保険を求めるけれど

人のいのちはお金じゃ買えないんだよ


Break the border


この高い

高すぎるヤバイ感じの堅い塀の上を

僕たちは歩いている

毎日 ヒヤヒヤしながらね



そりゃあ わがままで

思いやりを忘れるときもあるよ


リア以上のリアルを求めてやまないきみも

自分勝手なきみも

どこまでも納得させてほしいきみも

みんなみんなきみなんだ


そんな何もかもを

さらけ出してくれるきみだからこそ


僕はきみがだいすきでいられるんだよ



パーフェクトじゃないきみが

僕にとってはパーフェクトなんだよ


この何もかも不完全な世界で

ただひとつの真実


いろんな事があって

みんなギリギリの崖っぷちを生きている


Break the border


パーフェクトじゃないきみが

僕にとってはパーフェクトなんだ


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