パーフェクトソング2017
きみのいうこと
なんとなくわかるよ
何となくだけどね
僕たちはいつも
何かにしばられて生きてる
そりゃあ息苦しい時もあるさ
だからって
ちっとも不自由さを感じることはない
さいごの選択はいつも僕の手の中
自由になるスイッチは僕が持ってるんだからね
それが
精神的優位に立つ方法
しんどくって逃げてしまいたい時もあるよ
そこから逃げても
また問題は追いかけてきて僕を追いつめる
そんなのわかりきったこと
だからもう逃げたりしない
ありったけの経験値を使って
突き進むだけなんだ
いろんな事があって
みんなギリギリの崖っぷちを生きている
どんな制約も契約もなんの保証ももたらさないこと
ほんとうはみんな知っているのさ
臆病者はなにかと保険を求めるけれど
人のいのちはお金じゃ買えないんだよ
Break the border
この高い
高すぎるイヤな感じの堅い塀の上を
僕たちは自分たちの意志で歩いている
右は小鳥がさえずる美しい理想郷
左は底無しの暗黒の世界
一歩間違えたら真っ逆さまに落ちていく
何食わぬ顔をして
うまくやってるようなつもりで暮らしていても
僕たちはギリギリのところをいつも生きてるのかも知れないんだよ
きみのいうこと
なんとなくわかるよ
何となくだけどね
人はなぜ
家や故郷を欲しがる生きものなんだろう
生まれてからずっと
優しいお母さんの胸の中にいられたら
なんの問題もないのだけれど
人は成長の過程で
なにかを捨て
なにかを選ばなくちゃならない
そのときの苦しさや悲しさは
言葉なんかでは言い尽くせないくらいだけど
それでも進まなくちゃならない
いつかはお母さんも年をとり
土に帰る日がやってくる
優しいぬくもりを忘れないように
今度は僕たちが誰かに深い愛情を与える番なんだね
そんな物悲しい物語を
一人きり生きていくのは耐えられない時もあるよね
さみしくて
誰かにすがりたい時もあるけど
なにも言わなくても
わかってほしい心に偽りはないから
いつも
いつだって
素直でいられるとは限らないけど
信じるって
そういうことなんじゃないかな
エラソーに言ってるけど
僕だって
理由や根拠に振り回されることはよくあるよ
そんな時は
少しだけ立ち止まって
深呼吸してみようよ
いったいなにがほんとうに大事なことなのかって
そうすれば
浮かんでくるのはきっとただひとつの真実
サァーと下がっていくこころも
うまくコントロール出来ない感情の起伏も
それから
もういいやって思いながら待ってる言葉も
実際に目の前にある距離も
それに打ち勝つだけの根拠を手に入れても
もっともっと求めてしまう心も
みんなみんな
きみなんだ
そりゃあ わがままで
思いやりを忘れるときもあるよ
リア以上のリアルを求めてやまないきみも
自分勝手なきみも
どこまでも納得させてほしいきみも
みんなみんなきみなんだ
そんな何もかもを
さらけ出してくれるきみだからこそ
僕はきみがだいすきでいられるんだよ
パーフェクトじゃないきみが
僕にとってはパーフェクトなんだよ
この何もかも不完全な世界で
ただひとつの真実
いろんな事があって
みんなギリギリの崖っぷちを生きている
どんな制約も契約もなんの保証ももたらさないこと
ほんとうはみんな知っているのさ
臆病者はなにかと保険を求めるけれど
人のいのちはお金じゃ買えないんだよ
Break the border
この高い
高すぎるヤバイ感じの堅い塀の上を
僕たちは歩いている
毎日 ヒヤヒヤしながらね
そりゃあ わがままで
思いやりを忘れるときもあるよ
リア以上のリアルを求めてやまないきみも
自分勝手なきみも
どこまでも納得させてほしいきみも
みんなみんなきみなんだ
そんな何もかもを
さらけ出してくれるきみだからこそ
僕はきみがだいすきでいられるんだよ
パーフェクトじゃないきみが
僕にとってはパーフェクトなんだよ
この何もかも不完全な世界で
ただひとつの真実
いろんな事があって
みんなギリギリの崖っぷちを生きている
Break the border
パーフェクトじゃないきみが
僕にとってはパーフェクトなんだ