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ビギニング オブ ユニバース  作者: 抹茶あいす
1/16

ロッキングチェア

ポーチに座って


ロッキングチェアに揺られて


過ぎた事をあれこれ思い出してる


静かにロックを飲みながら


わずかに酔っている




あの時ああすれば良かった


こうすれば良かったと


ほんの少しの後悔をツマミに


煙草をくゆらせている


ロッキングチェアに揺られて




都合の悪い記憶は


やがて消え去ってゆく


残ったのは甘くほろ苦い香り


空は高く 風は生ぬるい


埃だらけのロッキングチェア




どんなに時間が経っても


忘れられない事もある


そんな時は


もう一本煙草に火をつけて


グラスに火の酒を注ぎ込む




ポーチに座って


遠く行き過ぎる


列車の音に耳を傾ける


古臭い過去を振り返りながら


ロッキングチェアに揺られているんだよ




それが何より幸せなんだ


後悔は先に立たずさ


過ぎた事をあれこれ思い出しながら


静かにロックを飲んでいる


ロッキングチェアに揺られて




ロッキングチェアに揺られて


ロッキングチェアに揺られて


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