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少女達は悩みを抱く  作者: アークマ
第二章 才能を求める少女の悩み種
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才田 才子 15

「才田さん」

「なんだ前田。私を笑いにきたのか?」

「なんで笑う必要があるのさ」


 僕は才田さんに言うと才田さんは軽く「ははっ」と笑い


「そりゃ、笑いもする、だろう。昨日、お前達、の前で、あんなことを、言った、のに。次の日には、こんな、ざまだからね。もう、いちいち、息つぎ、しないと、喋る、のも、辛い、くらい、さ」


 才田さんは何度も言葉を区切りながらいう。才田さんのはいい感じの悩み種と言っていいのかわからないけどポジティブよりのやつだと思っていたのにまさかこんなことになるなんて。


「笑うなんてことはしないよ。それより才田さんはこれからどうするつもり?」

「どうする、つもり、と聞かれても、な。私には、もう、何かを、できること、はない。悩み種、も、勝手に、治って、しまった。しかもこんな状態、だ。お祖父様は、私を、完全に、見限る、だろう」

「なら倉敷さんのとこに来ないか?」


 僕は才田さんに提案するが才田さんは少し考えた後


「無理な話、だと思う。私は、定期的に、検査を、うける、ように、言われたが、最初の、検査、以来、私は、倉敷の、病院には、行って、ないから。都合が、良すぎる、でしょ」

「そこは僕が説得する。だから」


 僕は才田さんに言うが才田さんはまだ納得行かなそうな顔をしていた。何をそんな悩む必要があるのかな?


「説得、するって、私は倉敷を」

「倉敷さんはそんな器の小さい人じゃないさ。だから大丈夫。僕は倉敷さんに姉さんと妹をみてもらってるくらいだし」

「あなたの、お姉さん、も、悩み種に?」

「そうだよ。姉さんも妹も悩み種だよ」


 僕は才田さんに言うと才田さんはなぜか驚く。そんな驚くことでもないだろうに。悩み種はいつどこで発生してもおかしくないし。


「なんでそんな、姉と妹が、二人とも、悩み種に、なった、のに、そんな、へい、ぜんと」

「平然なわけないよ。妹が悩み種になった時、僕も悩み種になりかけたし。それでもなってしまったものは仕方ない。僕は僕のできることをやるだけさ」


 僕が才田さんに言った後、才田さんはゆっくりと立ち上がり


「わかった。倉敷のお世話になる。しばらくは、家には、帰らない」


 才田さんは僕に言った後、僕は才田さんの手を握り、一緒に屋上から出た後、僕らは町田先生を探した。

 町田先生。あの怪しい人と普通に戦っていたけど大丈夫だろうか?早くみつけないと。あの女、天草 九郎はかなりやばいやつだ。

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