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少女達は悩みを抱く  作者: アークマ
第二章 才能を求める少女の悩み種
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天草 九郎

 町田先生は僕をとめようとする天草の顔面に横蹴りをくらわせる。


「早く行きなさい!」

「了解です!」


 僕は急いで才能化学園の校内に入り、才田さんを探した。




 前田を才能化学園にまで入れた後、あたし町田は敵の組織の人間と睨みあっていた。


「はぁーあ。私はもうあなたとやるのはうんざりなんですよね。人間離れしたあなたとは」

「うるさいよ。あたしは倉敷のやることがただしいと思っている。あなた達のやってることは悩み種にかかった人達を利用する最低なことよ」

「それは当人が決めること。それに私のように教祖様に会えば教祖様がただしいとわかるはずよ」


 天草はあたしの前から消えたかと思うといつの間にか背後にいた。


「あなたの悩み種って面倒よね!」

「私は悩み種を受け入れもはや種を超えている。私のこの力は開花だよ!」


 天草はあたしの横腹にパンチをしようとするがその前にあたしは天草の腕を掴む。


「開花なんてださいねぇ。悩み種は種のうちになおしたほうがいいのさ。あんたその力でもう自分が誰かもわからないんだろう」

「ダサくてけっこう!私にはマスクという名前もある。私の悩み種は誰にでもかわれるもの。そして開花した今この力を使うことになんの迷いもない!」


 天草もといマスクはあたしの前から何度も消え生徒に紛れてあたしを攻撃してくる。ここだと生徒達が危ないわね。


「場所を変えましょうか」

「そうはいかないよ。ここは私のベストを出せる場所。人がこれだけいれば私もやりやすい」


 このマスクという女は本当に卑劣。いつも人に紛れて悩み種にかかった人をさらったり、誰かに化けて逃亡したりする。あたしはほんとにこいつが大っ嫌いだ。


「残念だけどあたしは生徒を巻き込むのはごめんだね。だから」


 あたしは攻撃してきた天草の腕を掴んで才能化学園のある場所にまで向かう。あたしが誰にも被害を出さないように倉敷に頼んでつくってもらったあたしだけの施設。


「ここは、体育館?」

「そうよ。でもこの体育館はあたし以外入れないわ。あたしが許可しないとね。噂にもなってるらしいわ。才能化学園に才能がないと入れない噂の第二体育館、ってね」


 あたしは体育館に天草を放り込んだ後、壁に向かって投げつける。


「ぐっ!」

「ここの壁は硬いからね。ちょっとやそっとじゃ壁に穴が空いたりヒビは入ったりしないよ」

「それは逃げたくなるような場所だね。悪いけどでさせてもらうよ」


 天草はあたしに言った後体育館から出ようとしたがあたしは体育館から出さないように天草をあしどめした。

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