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少女達は悩みを抱く  作者: アークマ
第二章 才能を求める少女の悩み種
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才田 才子 13

 僕、前田 紅は才田 才子に接触した次の日、いつも通りに秋塚高校に行った後、放課後今日は一人で才能化学園に向かった。桜花さんは用事があるから今日はダメだと言っていた。

 僕一人でもなんとかできるようにしないと。僕は桜花さんを守れるようになりたいし。それに香奈恵や姉さんのためにも。

 僕は昨日と同じ手筈で近衛さんに連絡し、才能化学園にまで送ってもらった後、才能化学園の校内に入ろうとすると


「待ちなさい。君、ここの生徒じゃないね」


 顔の半分、鼻からでこの方までマスクで隠している白いTシャツを着ている人に話しかけられた。誰だこの人。


「あ、あのー。僕に何か用ですか?」

「私は天草(あまくさ) 九郎(くろう)といいます。この才能化学園について調べているんです」


 才能化学園を調べているか。やっぱりこの学園は才能がかなりある生徒達が集まっているらしいからね。そのことでも調べているんだろうか。


「誰かいい才能を持ってる人を調べてるんですよね。プロのスカウトの方とかですか?」

「いんや。違うよ。私が探しているのはある病気にかかっている人でね。なんでもその人は最近になって急になんでもできるようになってこの学園の天才になったらしいんだよ」


 へぇ。そんな人がこの学園に。ん?待てよ。今病気にかかってるって言わなかったか。この人。


「そのある病気ってなんですか?」


 僕は恐る恐る聞いてみる。悩み種とは言わないはずだ。ほとんどの人が信じてないんだから。だから僕の思いすごしであってくれ。


「その病気はね。人によって違うんですよ。風邪とか熱とかそんなもんじゃない。まさにその人に与えられたかのような病気。病名は悩み種ですね」


 天草と名乗った人は次の瞬間僕の前に手を出すと、僕のことをつきとばす人物がいた。


「今回は行動が早いじゃないの。人さらいの組織」

「言い方がひどいなぁ。町田。私達は教祖様の代行をしているに過ぎない。教祖様が悩み種を導くことができる。それ以外の人には導くなんてできないよ」


 天草は町田先生先生に向け手を前に出すと町田先生は腕を胸部分にクロスさせて天草の攻撃?を防ぐ。あれ?いつからバトル漫画的な感じになった?


「前田。今日は帰ったほうがいい。才田はあたしに任せなさい」

「町田先生!僕が才田さんのとこに行きます。だからこの場はお願いします」


 僕は急いで校内に向かうと天草は僕をとめようとする。


「いかせん」

「それはあたしのセリフ」

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