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少女達は悩みを抱く  作者: アークマ
第二章 才能を求める少女の悩み種
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才田 才子 6

 僕と桜花さんは黒木さんと別れた後、資料室に戻ると町田先生はまだ資料室にいた。


「まだいたんですか」

「お前たちが戻ってくると思ってね。あたしは生徒思いだからさ」


 そうなんだ。今はどうでもいいけど。


「町田先生は黒木 メイアさんを知ってますか」

「知ってるもなにも才能化学園で一番成績のいい子よ」


 え!あの根暗そうな子が?


「意外でしょ。それにあの子は基本的に興味のある子にしか話しかけない。後あたしの感だけど才田の悩み種には多分黒木が関わっていると思うよ。黒木はなんとも思ってないかもしれないけど」


 黒木さんはなんとも思ってないのに才田さんの悩み種に関わっている?どういうこと?


「黒木は本当に天才なんだ。だから誰も彼女を理解できない。そして彼女は興味のあることにしか興味を見出さない。そしてそれが才田というわけよ。ま、本人と話せる機会があるなら話したほうがいいよ。あたしはそれを優先する」


 町田先生はそこまで言った後、僕と桜花さんは資料室から出て才能化学園の校門に向かう途中、桜花さんが


「才田って女の人のこと。あんまり喋らなかったけど、なんかわかってきた」

「え?なんでわかるの桜花さん。すごいね」

「す、すごくなんかないわ。ただ、多分なんだけど私と似てるわ」


 桜花さんが僕に言うが才田さんが桜花さんに似てる?どこが?


「桜花さんの方が可愛いよ」

「い、今そういう冗談的な話じゃないわよ。中身!中身の話よ」


 中身?中身でも桜花さんに似てるとは思わないんだけど。


「僕は桜花さんと才田さんは似てないと思うな。外見も中身も。桜花さんの方が可愛いし中身もとてもいい性格だし」

「い、今はそういうのじゃないから!話が進まないからはやく校門にいきましょ!」


 桜花さんが耳まで真っ赤にしながら言う。やっぱり才田さんとは似てないよな。

 僕と桜花さんが才能化学園の校門に着くと黒木さんが頭の悪そうな女に絡まれていた。


「あんたこの学園の主席の黒木とかいう女だよね?」

「は、はぁ。そ、そうですが。な、何か?わ、私興味の、な、ない人とは、あ、あんまりしゃべりたくないです」

「はぁ?なめてんの?私の妹がこの学園に通ってるけどあんたがいつもテストの成績で一位をとるから私の妹がとれないんだけど?」

「え?あ、あなたは二位の人の、お、お姉さんな、なんですか?」


 黒木さんが聞くと女はクスッと笑ったあと


「そうよ。私は木嶋の姉よ!」

「きじま、さん?知りません。そ、そもそも二位の、ひ、人の名前も、お、覚えてま、ません」

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