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少女達は悩みを抱く  作者: アークマ
第二章 才能を求める少女の悩み種
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才田 才子 4

「悩み種についてならお話することはありません。町田先生にもいいましたが私は悩み種をなおすきはありませんから」


 才田さんは冷たい目線を向けて僕と町田先生を睨む。

 悩み種を治す気がない?なぜ?


「まだそんなことを言ってるの?才田。あなたの悩み種はすごいの。だからある集団に狙われてもおかしくないんだよ?」


 町田先生が言うと才田さんは町田先生を睨みつけ


「私の病はすごいんだから大丈夫ですよ。町田先生が言う通りね」


 才田さんはそれだけ言うと資料室から出て行こうとする。


「待ちな!」

「嫌ですよ。みんな私を待ってるんです。才能の塊であるこの私を」


 才田さんはそれだけ言うと資料室から出ていき町田先生は頭をかきながら


「あーもう!悩み種に発症するまであたしがあいつの相談にのっていたのに!かかった瞬間調子にのって!」

「才田さんはもともとあんな感じではなかったんですか?」


 僕は町田先生に聞くと町田先生は


「ええ。あんな子ではなかったわよ。ひたむきに努力するいい子だった。でも発症した瞬間。ご覧の通り。彼女の悩み種は理想の自分ってやつよ」


 理想の自分か。この才能化学園でやっていくには彼女にはそれが必要だったんだろうな。きっと。


「前田君。私、才田としゃべりに行くわ」

「うん。僕も行くよ。町田先生。ここまで案内ありがとうございます」


 僕と桜花さんが資料室から出た入り口付近にはなぜかひとだかりができており、その中心に彼女、才田さんがいた。


「才子様。私の勉強を見てくださいまし」

「かまわないよ。でも私の成績で君に教えられることがあるかな」

「才子様に教えてもらえれ私はもっと頭が良くなります。ですから大丈夫です!」


 才田さんに話しかけている女は言うと才田さんは女の顎に指をあて


「嬉しいことを言ってくれるじゃないか。ご期待にこたえられるよう頑張るよ」


 才田さんに話しかけていた女性は顔を真っ赤にして地面に倒れた。何だあれ。ここはホストじゃないはずだけど。


「前田くん。私ちょっと目の前の光景が信じれないし信じたくないんだけど」

「そ、そうだね。僕にも彼女が悩み種にかかっているように見えない」


 僕は桜花さんに言った後、無理やり才田さんに近づこうとすると才田さんがこちらをみて


「君達。もう話は終わったんだから早く才能化学園から出て行くといい。君ら凡人のいる場所ではないよ」

「凡人とか天才とか関係ないよ。僕は君と話をしにきたんだから。才田さん」

「なれなれしいわね。私は君達とは喋ることはない。さぁ。みんないこうか」


 才田さんは僕に言った後まわりにいた取り巻きのような奴らをつれてどこかに行った。

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