才田 才子
「才能化学園ですか。私はあまり好きじゃないですね」
桜花さんが倉敷さんに言う。え?桜花さんは才能化学園知ってるのか?
「桜花さん。才能化学園ってどんなとこなの?」
「才能化学園はもちろん才能のある人しかとらない学校。才能がない人も入学するけどそれはあくまで入学金を貰うためって聞いてるわ。でも才能がない人でもテストで結果さえだしていれば退学にはならないらしいわよ」
そんなハードな学校があるのか。僕には絶対無理だな。僕普通だし。
「才田という子なんだがこの子ももとは才能とやらがなくて頑張って入学したが学校のレベルに追いつけずもう退学寸前にまでいったらしい。でも才田は急に勉強ができるようになり、できなかったことが全てできるようになった。どう考えてもおかしいだろ?」
確かにそれはおかしいな。でも才能化学園にはどうやって?
「才能化学園にも私の友人がいるからそいつに頼るといい。話は通してあるから。後放課後にしか行くなよ。サボりは才能化学園では厳しいからな。他校に対しても」
他校に対してもって厳しいな。ま、とりあえずやりますか。香奈恵のためにも。
「それじゃ明日から行ってきます。僕だけでいけばいいんですよね?」
「ん?桜花も連れて行け。というかその方がいい」
桜花さんも連れてった方がいいってなんで?
「僕に何かあったら桜花さん、また」
僕は倉敷さんにいうと桜花さんは僕に指を指し
「う、自惚れないでよ前田君。わ、私はあなたのこと友達としてしか思ってないから」
僕も友達だと思ってる。ただこの前みたいなことがおきたら僕にはどうにもできない。
「案ずるな前田君。もし危険を感じたりしたら逃げるんだ。たとえ彼女が馬鹿にされても堪えるんだ。わかったか?」
倉敷さんは僕を睨みながらいう。た、確かにこの前はそれであんな目にあったからね。桜花さんを馬鹿にするのはムカつくけど危険なめにはあわせられない。
「それじゃこちらの段取りもあるから来週あたりから才能化学園に向かってくれ」
倉敷さんが僕に言った後、僕と桜花さんは倉敷さんのいた部屋から出ると倉敷医院を出て、倉敷さんのおつきの人に車をだしてもらい、アパートに向かった。
アパートにつき部屋に戻ると大家さんが僕の部屋に来た。
「おかえりなさい。前田君」
「ただいまです。神咲さん」
僕は神咲さんに言うと神咲さんは軽く笑う。
「ただいまですって面白いかえしかたね。それにしても桜花ちゃんのことはご苦労様」




