桜花 桜 17
「桜花!やめるんだ!それ以上はだめだ!」
急に僕達の前に現れた倉敷さんが桜花さんに向かって叫ぶ。
「何で?こいつは前田君に酷いことしたんだよ。一方的に、暴力をふるったんだよ?前田君は悪くないのに」
「それ以上やると君の病が悪化する。だからやめるんだ」
倉敷さんは桜花さんに言った後、男は倉敷さんに掴みかかろうとする。
「おい!何だこの腕!どうしてくれんだ!ああ?」
「くだらない。お前のような低俗な人間にかまっている暇はない。条」
倉敷さんが相良先生を呼ぶとどこかで待機していたかのように相良先生が現れた。この二人絶対つけてただろ。
「こういうことはいつも俺に任せるんだから。ま、いいけど」
「急に現れてきめーんだよ!このクソパーマ!」
僕は意識がもうろうとするなかさいごにみたのは男が相良先生に殴ろうとするとこだった。
次に目を覚ますと僕は知らない天井の部屋にいた。ここはどこだ?僕は寝ていたベッドから体を起こすとベッドの隣に置いてあった椅子の上に桜花さんが座って寝ていた。桜花さんまさか僕が寝ている間ずっと?
僕は思わず桜花さんの顔に手で触ろうとすると桜花さんが起きた。あ、
「前田君!大丈夫?」
「あ、ああ。大丈夫だよ。心配かけてごめんね」
「そんなことない。心配するのは当たり前だよ。むしろ迷惑をかけてごめんね。やっぱり私といると」
桜花さんがそこまで言うと僕は桜花さんの手を握り
「桜花さんといて不幸なことなんてないよ。それに桜花さんは悪いことをしていない。あの場は僕が桜花さんを庇いたくて庇ったんだから」
「そ、そう。ありがとう」
桜花さんは顔を赤らめながら言う。そんな照れるようなこと言ったかな?
「じ、じゃ私倉敷さん呼んでくるから」
桜花さんが立ち上がり、僕の病室を出て数分後、桜花さんは倉敷さんを連れて戻ってきた。
「目が覚めたかい」
「はい。桜花さんと遊ぶところ。つけられていたのは怒ってますけど助けていただいたことには感謝してます」
「つけていたことは謝るよ。でもつけていてよかったと今回は思ってる。君も危なかったし、桜花も危なかったからね」
僕は顔面をけっこう殴られてたからやばいのはわかるけど桜花さんも?まさか俺があの時直感的に感じた何か危ないやつか?
「君は感じただろう?あのままじゃ桜花が危ないと」
「は、はい。何でかはわかりませんけど」
「君のその直感は正しい。あのままいけば桜花は悩み種が治せないレベルにまでいっていたかもしれない」
悩み種が治せないレベル?どういうことだ?




