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少女達は悩みを抱く  作者: アークマ
第一章 花を枯らせる悩み種
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桜花 桜 11

「桜花さん。学校が終わったら予定は空いてますか!」

「放課後?放課後は予定空いてるけどどうかしたの?」


 桜花さんは僕に聞いた後、僕は手を前に出して


「桜花さん!よければ僕にこの学校周辺らへん教えてもらえないですか!僕最近ここに引っ越してきたばかりであんまりわかってないです。お店とかこの街のいいところとか」


 僕はこの街、並木街(なみきまち)にきてからまだ数日だ。僕と香奈恵が住んでいた街は違う街だから。


「仕方ないわね。別にいいわよ。私基本暇だから」

「ありがとう桜花さん。それじゃまた放課後!」


 僕はそれだけ言うと急いで教室に戻り、速攻でご飯を食べた。放課後って言ったけど同じクラスだから教室で会うんだな。なんか恥ずかし。

 僕が昼ごはんを食べ終え、昼休みが終わる前くらいに桜花さんは教室に戻ってきた。桜花さんが戻ってきて数分後にチャイムが鳴り午後の授業が始まる。

 午後の授業もあっという間に終わり、僕は桜花さんと帰ろうとすると


「転校生君。少しいいかな?」


 僕が席を立とうとすると金髪のチャラい男、確か能塚君だったかな?が喋りかけてきた。


「えーと。どうしたの脳なし君」

「違う!俺は能塚 無男だ!俺のことバカにしてるだろ!」


 能塚さんは怒りながら僕にいう。別にからかってはないんだけど。


「それで能塚君は僕に何のようですか?」

「前田!お前の歓迎会をするから今日は予定を空けておけ!」

「え?言うの遅くない?僕放課後用事あるけど」

「それは悪い事をしたと思っているけどさっき思いついたからな!男二人で行こうぜ」


 歓迎会?二人で?寂しすぎだろ。


「僕は桜花さんに放課後この街を案内してもらうから今日は無理だよ」

「案内?なら桜花より俺の方がいい。それに桜花には関わらない方が」

「関わるかどうかは僕が決める。だから今日は無理だ。諦めてくれ」


 僕は能塚君に言った後、桜花さんの手を握り教室の外に出る。下駄箱あたりで桜花さんが


「ま、前田!手を引っ張らなくても歩ける!」

「あ、ごめん桜花さん。ちょっと能塚君のいい方が気に入らなくてムカついてた」


 僕は桜花さんに言うと桜花さんはまた少し顔を赤らめていた。


「わ、私のこと言われたって気にしなくていいのに」

「桜花さんのこともあるけど僕は他人のことをわかろうともせずただ判断する人が嫌いなだけ。桜花さんの病気もわかってあげれないのにそいつにかまうのはやめた方がいいとか言うのは一番ムカつくの」

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