表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/28

第5話 任務達成!!

高校1年生、16歳の天音雫です!

何かと至らない点があると思いますが読んでいただけると嬉しいです!

「えーっと、俺達は、叶夢の実家に、行った……」


「ーーーーーー行ったような、行ってないような気が……」


「じゃあ、叶夢の実家に行く前に、俺たちが果敢に誰かと戦って杖を手に入れた…」


「ーーーーーー戦ったような戦ってないような………」


「そもそも俺達は勇ましくも異界に残った……」


「ーーーーーー残ったような、残ってないような………」


「埒が明かないッスね〜」


記憶辿りを試みる神と人間。


会話だけ聞けば認知症を疑われそうだが2人とも見た目はかなり若いので事態はより深刻に見える。


「まぁ、杖、ありますし…

もしかしたら叶夢の実家には記憶干渉系の罠が、あって、それにかかったかもしんないッスね」


「あー、なるほど!」


雅救出の時、過去の記憶に閉じ込められたことを思い出し葵は納得に首を振った。


「じゃあ、記憶はないですけどとりあえず任務達成ってことで?」


「はい、お疲れ様ッス!」


二人でグータッチを交わす。


この2人が特に何もしていないことは、彌珠端(やずは)と藍瀬だけしか知らない事実となる。


「んじゃとりあえず渚冬さんたちと合流しましょうっす!

志乃さんの次に色々詳しそうッスからね〜何と言っても強いですし!!」


「確かに……

頼りになりますよね〜」


冷静な判断を下す咲夜に賛同し渚冬の事を思い出す。


しばらく会っていない気もするが、元気だろうか。


「えーっと、ここが星蘭(ほしあららぎ)なんで……わ、結構離れてるッスね〜少し歩くことになりそうなんスけど、良いっすか?」


「全然大丈夫ですよー!」


OKサインを作って応じれば咲夜も張り切るムードになったようだ。


「よし、次の目標は渚冬さんとの合流ッスね!

そんで、杖のことは後で考えましょうっス!

あ、急に爆発したりするかも知んないんで気をつけてくださいっスね?」


「はい!ってえぇ?!

ば、爆発したりするんですか?!嘘でしょ?!」


「あ、あくまでも憶測っスけど……

あの叶夢が欲しがるとか、ろくなものじゃないのは確かッスよ。

まぁ、何かあったら俺も全力で対処するんで安心してくださいッス!!」


幸先が不安な合流旅になりそうなのであった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ