トムandジェリー4
創作漫才「トムandジェリー4」
二人 「どうも〜こんにちは〜トムandジェリーで〜す」
トム 「私がトムで、こいつがジェリー」
「二人合わせて、」
二人 「トムandジェリーでーす」
パチパチパチ、パチ(拍手)
トム 「暑いですね〜」
ジェリー「暑いですね〜」
トム 「昨日、私の家は40度もありましたよ」
ジェリー「はい〜私の家は104度ありました〜」
トム 「ええっ、大丈夫か。燃えてないのか?」
ジェリー「でも真冬は32度なんです〜」
トム 「ずいぶん暖かい家だな」
ジェリー「えへっ♡」
トム 「最近、気温が体温の36度を超えるとツライねー」
ジェリー「いやいや、私の体温は95度ですから、まだまだです〜」
トム 「おいおい、人間がそんな体温になるのか?病院に行け、病院へ」
ジェリー「この間なんか、お湯が212 度で沸きました〜」
トム 「どんな給湯器なんだよ!」
ジェリー「えへっ♡」
トム 「さっきから気になっていたんだけど、君の家の温度計、壊れていないか?」
ジェリー「いえいえ、買い直したばかりです〜」
トム 「おかしいな?」
ジェリー「No problem」
トム 「おおっ、どうしたんだ突然、英語で喋って」
ジェリー「ああ、私の妻はアメリカ人でして、たまに英語が出ちゃうんですよ〜」
トム 「ええっ、君、結婚してたんかい。知らんかったよ」
ジェリー「家も家具も、すべてアメリカ製でして〜」
「温度計も華氏表示なんですよ〜」
トム 「華氏?」
ジェリー「知らんの?」
トム 「し、知りません…」
ジェリー「ええっ、トムなのに」
トム 「ト、トムは芸名でして…」
ジェリー「恥ずかしいな、トムなのに」
トム 「す、すいません…」小声。
ジェリー「トム・クルーズは知ってるぞ!」
トム 「いや、私はトム・クルーズではなくて…」小声。
ジェリー「トムなのに?」
トム 「す、すいません…」小声。
「トム、トム言うなよ!そこまで言うんだったら、君は知っているんだろうな」
ジェリー「Of course。華氏とは、ドイツの物理学者ガブリエル・ファーレンハイドが1724年に提唱した数種類ある温度の単位の一つで、一度の幅がケルビンの1.8分の1で、水の凝固点32華氏と沸点212華氏の間を180等分した温度単位で、アメリカ合衆国では標準に使われる温度単位です〜」
トム 「き、君…賢いな」
ジェリー「知らんの?アメリカでは当たり前の表示さ」
トム 「知らんかったわ」
ジェリー「君〜トムとして恥ずかしくないか?アメリカ人に謝りなさい!」
トム 「アイム ソーリー…」小声。
ジェリー「ちなみに、アメリカ人はモーニングの時にはアメリカンコーヒーを飲むぞ」
トム 「ほーお、知らんかった」
ジェリー「そして、ランチの時にはアメリカンビーフを食べるぞ」
トム 「ほーお、知らんかった」
ジェリー「さらに、ディナーの時にはアメリカザリガニを食べるぞ」
トム 「ほーお、!?」
「おいおい、それはウソだろう。どう考えたって、アメリカザリガニは食べないぞ」
ジェリー「ごらー」
「私の言っているのは、ロブスターのことだ!ロブスターは、ザリガニの種類で甲殻類2種だ。食材名をオマールと言い、西洋料理では高級食材として扱われている」
トム 「し、知らんかった」
ジェリー「恥ずかしいね、トムなのに」
トム 「トム、トム言わんといて」
ジェリー「じゃあ、アメリカ人が好きなヒーローは?」
トム 「はは〜ん、わかった。キャプテンアメリカだろう」
ジェリー「ごらー」
「アメリカ人と言ったら、スーパーマンだろう。常識さ!最近、スパイダーマンも人気だけどな」
トム 「ひっかけかと思ったよ、アメリカ繋がりだったから」
ジェリー「Sweetだな」
トム 「Sweet?本当にアメリカ人が、Sweetというのかね?」
ジェリー「疑ってる?」
トム 「少し」
ジェリー「私もアメリカ人だから間違いない」
トム 「ええっー、君、アメリカ人だったのか」
ジェリー「Of course」
「我が家は、Sweet homeだし」
トム 「新婚さんか、いいね」
ジェリー「新婚じゃないよ、子供も二人いるし」
トム 「き、君〜子供もいたのか」
ジェリー「Of course、名前はクーとルーだ」
トム 「クーとルー?」
ジェリー「二人合わせて、クルーズだ」
「トムand、クルーズ!」
トム 「結局、トム・クルーズが落ちかい!」
ジェリー「ミッション、コンプリート!」
二人 「失礼しました〜」