トムand ジェリー17
創作漫才「トムandジェリー17」
二人 「どうも〜こんにちは〜トムandジェリーで〜す」
トム 「私がトムで、こいつがジェリー」
「二人合わせて、」
二人 「トムandジェリーでーす」
パチパチパチ、パチ(拍手)
プルルルルルーーーーピポパポ
ジェリー「ワレワレハ、宇宙人ダ」
トム 「何だって?」
ジェリー「キミタチト友達ニナルタメニ、宇宙カラヤッテ来タ」
トム 「それは、ご苦労様です」
ジェリー「ドウカ、友達ニナッテ下サイ」
トム 「いいよ、こちらこそよろしくな」
ジェリー「トモダチノ証ニ、コノ首輪ヲ差シ上ゲマス」
トム 「ありがとう、宇宙では首輪を着けるんだ」
カチャ、
ジェリー「ハッハッハッハッーー、引っかかったな地球人。今日からお前は、我々のペットだ」
トム 「ええっ、騙したのか」
ジェリー「騙される方が悪いんだ。これを地球征服の第一歩にする」
トム カチャカチャ、スポッ
ジェリー「何で外せる!」
トム 「こんなオモチャみたいな首輪、すぐに外せるよ」
ジェリー「地球人は、高度な技術を持っている」(ノートにメモする)
トム 「宇宙から来たわりには、手書きでメモするんかい」
ジェリー「では仕方がない。この光線銃で、お前を消去する」
ビビビビビーーー
トム 「うわーー助けてくれ〜」
………
………
「何ともないんだけど」
ジェリー「地球人は、高度なシールドを持っている」(ノートにメモする)
トム 「その光線銃、もっとやってくれ。なんか暖かくて気持ち良かったよ」
ジェリー「地球人は、エネルギーを吸収できる」(ノートにメモする)
トム 「いちいちノートにメモするの辞めろよ。面倒くさいなぁ」
「さっきから思ってたんだけど、君が地球を征服するのは無理じゃないのかい?」
ジェリー「そんなことはない。我々は宇宙一の凶悪宇宙人だ」
トム 「でも、地球人よりかなり弱いぞ」
ジェリー「地球人は、頭がいい」(ノートにメモする)
トム 「ちなみに、どうやって地球を征服するんだよ?」
ジェリー「地球の大統領を誘拐して、成り代わる」
トム 「結構、計画的なんだな〜」
ジェリー「お前は、地球の大統領か?」
トム 「いいや違うよ」
ジェリー「じゃあ、消去する!」
ビビビビビーーー
トム 「おおおぉ、その光線銃、相変わらず暖かくて気持ちいいな〜」
ジェリー「地球人は、エネルギーを吸収できる2回目」(ノートにメモする)
トム 「しかし、他に違うことをやった方がいいんじゃなのかな〜」
ジェリー「何を?」
トム 「例えば友好の証に、お土産を渡すとか」
ジェリー「簡単なことだ。ホイ、宇宙饅頭」
トム 「おっ、美味そうな饅頭だ」
パク、
ジェリー「ワッハッハッハー、ひっかかったな地球人」
「それは、毒入り饅頭だ」
トム 「く、苦しーーーーくない?」
「この饅頭、美味いな。ちょうどいい甘さだよ」
ジェリー「地球人は、毒にも強い」(ノートにメモする)
トム 「君には地球征服は絶対無理だ、諦めろ」
ジェリー「そうだな、こんな凶暴な地球人には敵わない」
トム 「おとなしく宇宙へ帰れよ」
ジェリー「わかった、宇宙に帰る」
トム 「じゃあな、元気でな」
ジェリー「最後に、この爆弾を置いていく」
トム 「どうせ、大したことない爆弾だろう」
ジェリー「さらばだ、地球人」
プルルルルルーーーーピポパポ
トム 「さて、どんな爆弾かな?」
ドカーーーン
ジェリー「地球人は、騙されやすい」(ノートにメモする)




