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最低でもビートルズ  作者: 林広正
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3


 このお方は、神様だよ。いつからそこにいたのかは知らないが、わしらはそう呼んでいる。そう信じてもいるしな。

 背後からの声を聞きながらも、ショウはその置物から目を離せないでいた。ショウの目にはなんとも魅力的に映っていたようだ。

 あんたはまだお子様だから、一ついいことを教えてやるよ。この神様はな、実は双子なんだ。双子を揃えると、世界が変わる。いい方向に進んで行く。そう言われているんだ。見つけたらこの横のスペースに置くんだよ。

 その言葉にショウが振り返る。そこにいたのは、予想とは違って若い男だった。ショウの母親よりも少し若い。声だけを聴くと死にかけの爺さんかと思っていた。世界が変わる? いい方向に? 意味は分からずとも、魅力的な言葉だ。

 言っておくが、スティーブに頼っちゃいけない。この辺りはスティーブを混乱させる光が流れているからいいが、あんたらの学校にはそれがない。当然、家の中だってそうだろう。スティーブに知られたら厄介なことになる。いくらお子様とはいえ、心の声を抑える方法くらいは心得ているだろ? スティーブを誤魔化す方法はどうだ?

 ショウは一度は頷き、二度目に首を横に振った。

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