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最低でもビートルズ  作者: 林広正
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 学校スニークは長方形で、後ろに長く伸びている。真ん中に通路があり、両端が座席になっている。一列に左右それぞれ二人ずつが並んで座る。しかし、先頭と後ろだけは違う。先頭には入口もあるため運転手だけが座り、後ろは全面が座席になっているため五人がけになっている。

 チャコが学校スニークに乗り込んだとき、すでに窓側の席は埋まっていた。仲がよい友達でもいれば通路側でも喜んで座るんだが、そんな相手を探しているうちに一番後ろまでやってきてしまった。窓側に座る二人を見て、仕方なしにショウの隣に腰を下ろした。おはようの声をかけながら。

 ショウとは多少の面識があったのも理由の一つではある。反対側に座っていたのは、上級生で、面識もなく、ずっとショウを睨みつけていた。

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