ただの小話
タクシー車内にて。
同僚「なんか新しいゲーム買おうかなー」
僕「ホラーとかいいじゃないっすか!ホラー買いましょ!ホラー!」
先輩「なんでホラーばっかり勧めるんだよ」
同「えぇ・・・・・・ホラー苦手なんだけど」
僕「やっぱりホラーと言えば零っすよ!PS2買ってやってみてくださいよ!絶対怖いんで!買わなくてもいいからどうが見てみてください!」
先「今お前がやってたっていうゲームの動画見てたんだけどさ、あれも結局ホラーじゃん」
僕「キャサリンは頭使うゲームなんでホラーからはかけ離れてますねー」
タクシーの運転手「あーそうそう。ホラーと言えば」
一同「えっ?(急に来たな)」
運「いやね、前に・・・・・・って言っても5年前くらいなんですけどね。ちょうどこの辺から白いレインコートを着た若い女の子が乗ってきたんですよ」
同「うわ、もう怖い」
運「で、最初は酔っぱらってるみたいで、だいたいの住所を聞いて、愚痴みたいな話を聞かされながら走らせてたんですよ」
僕「先輩みたいですね」
先「一緒にすんな」
運「それでしばらく走らせてたら、有名な心霊スポットのところの近くを通ったんですよ。昼間だと柳が綺麗なんですけど、夜だとやっぱり気味悪いですよね」
先「それで?」
運「そしたら急に話がフッと消えて、おかしいと思ってバックミラーで見てみたら、その人がいないんですよ」
同「嘘でしょ?よくある作り話でしょ?」
運「いやいや、唯一あるホラー話ですよ?」
同「マジかよ」
先「でもそういう話ってよく聞くわ。ホラー現場ってやっぱりよく出るって」
僕「でも信じてないんでしょ?」
先「おう」
同「で?で?そういうときってお金どうしてるの?」
僕(そっち?)
運「もちろん運転手払いですよ。コンビニとかで待っててって言われて待ってたら戻ってこなかった、なんてことはよく聞く話ですよね」
僕「そのまま心霊スポットで引き返したんですか?」
運「目的地は聞いてたんで、とりあえず行きましたよ」
先「ちょっとオチは!?もうすぐそこ俺んちなんだけど!」
運「じゃあお兄さんを下ろしたら教えようかな」
先「嘘だろ!」
僕「アハハ」
同「何笑ってんだよ!怖いんだけど!もう家のエレベーター乗れないんだけど!」
僕「で?」
運「運転席とそこの座席のところあるでしょ?」
同「えっ!えっ!」
僕「腕にしがみつくんじゃない!痛い!」
運「そこに転がって寝てたんですよ」
僕「アハハハ」
先「やっぱりそんなことだと思ったわ」
同「えっ?どういうこと?」
オチ無し
お久しぶりです。シュウです。
ちょっと面白かったので文章に起こしてみました。
ツイッターに載せてもよかったんですけど、長々と打つのは面倒だったのでこちらに。
PS4のPUPG面白いです。
ではまたどこかで。