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人生の処方箋

作者: 曲尾 仁庵

 真夜中の一言劇場にようこそ。

 一日の終わり、

 日付が変わる前の三分間、

 私、曽根崎綾香と一緒に、

 素敵な言葉に触れてみませんか?

 今宵の演目は『人生の処方箋』。

 とかく忙しい現代に生きるあなたに、

 きっと癒しを届けてくれることでしょう。


 それでは、

『人生の処方箋』

 私の朗読でお楽しみください。



 私たち現代人は、

 いつも時間に追われている。

 締め切りに追われ、

 納期に追われ、

 電車の時刻に追われ、

 会議に追われている。

 目覚ましを止めた体勢のまま眠り、

 気が付けば八時半。

 今すぐ家を出たって電車には間に合わず、

 そもそもすっぴんはありえない。

 今日の会議の資料、

 最終チェックは今朝するはずだった。

 頭は真っ白。

 もう何をどうしたらいいか、

 全く分からない。

 そんなときは心の中で、

 こう言ってみよう。


「だいじょうぶ。時差がある」


 東京と明石の間では、

 およそ十六分の時差があると言われています。



 真夜中の一言劇場、

『人生の処方箋』

 いかがでしたか?

 あなたの心をほのかに照らす、

 ささやかな灯となれば幸いです。


 さて、半年に渡ってお送りしてきた

 真夜中の一言劇場。

 今夜が最終回です。

 明日からのこの時間は、

 大人気現代詩人、

 ジェネラルYOSHIMUNEさんがお送りする、

『ワッショイ! 平成目安箱』がスタートします。

 みなさんから頂いたお葉書をもとに、

 暴れん坊YSHIMUNEが鋭い視点で世の中をメッタ斬り!

 ぜひお聞きくださいね。

 それでは、また、

 いつかどこかでお会いしましょう。

 お相手は曽根崎綾香でした。

 バイバイ。

 またね。


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