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吸血鬼の第一歩

 この世界では吸血鬼は、不必要なものとして扱われている。吸血鬼だとばれたら全世界から追い回され捕らえられ今後の人類の進化のためだといい吸血鬼の超回復を利用し解剖し内臓のどの部分がその回復力を生み出しているのかこんなくだらない実験のために多くの吸血鬼が犠牲になってきた。吸血鬼の俺からしてみたら残酷すぎる試練を俺たち吸血鬼に与えてくれたなと思う。



 6歳のころ多くの吸血鬼が人間の軍隊から攻撃を受け吸血鬼の大半が殺された。その中には、俺の親もいた。父親は、戦場で戦死し母親は目の前で人間たちに打ち殺された。全身で母の血を浴びた今でもその生ぬるい温度が体から離れない。

 母親が俺に最後に言った言葉が「憎むなこの人生を憎むな。今は、絶望しかないかっも知れない。誰も味方なんてしてくれない間も知れない。でもきっと人間と分かり合える世界が来るからお前は、人間を恨むな人間と吸血鬼が分かり合える世界をお前が作っていけ。何年かかってもいいお前が望む世界をつくりなさい。あなたがどんな場所にいようがちゃんと見てるから前を向いていきなさい。母さんは、どんだけ時がたってもあなたを愛してる。」

 軽れた超えて母は、この世から去った。とても美しい人だった。どんなことがあっても気高く生きていた人だと今でも思い出せる。

 現在17歳あれから11年母の言葉を胸に新たな一歩を踏み込むところだ。

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