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幼馴染

仲の良い男女の幼馴染は果たして恋人になれるのか。

作者: もこもこ

ある学校の、ある教室のお話。

学級委員長の男子生徒と女子生徒。

幼馴染の二人は、どちらも責任感の強いしっかりもので、見目整い、まじめで先生たちの覚えもいい。

クラスメイト達からも慕われていて、仲の良い学級の中でも二人は常に皆の中心にいた。

女子生徒は男子生徒が小さな頃から好きだった。それこそ、自分の成績では無理だと言われた今の高校に寝る間も惜しんで猛勉強して入学する位には。

幼馴染でいつも行動を共にしている二人はよく夫婦だ、とか、まだ付き合ってないのか、と揶揄される事も多かったが、否定する彼の横で彼女はほんのりと彼とその様な関係に思われる事を嬉しく思っていた。小中高とずっと揶揄われすぎて、それでもなお否定し続ける彼に自分は望みはないのかと思っていた時期もあったが、その否定が彼女の事を思ったがゆえの事だと知って、一層嬉しくなった。

いつだって皆を引っ張ってまとめてくれている男子生徒と、そんな彼やクラスメイトの皆を陰日向に支えてくれた彼女。

恋愛ごとには奥手な彼女と、鈍感な彼を見て、クラスメイト達は彼女の恋路を手伝いたいと思った。

いつだって自分達を助けてくれる2人は美男美女、いかにもお似合いで、2人にいつも面倒をかけている分応援をしたい、結ばれてほしいとクラスメイト達が思うのも無理からぬ事であった。

周囲に応援され、控えめで彼とお付き合いをするなんて考えもしなかった彼女も前向きになり始め、お洒落をしたり、二人っきりで出かけるように彼を誘ってみたりと積極的にアピールし始めた。

クラスメイト達もそんな彼女を応援して二人の仲を進展させるために皆で協力したり、鈍感で中々彼女の気持ちに気が付かない彼にヤキモキしたりした。


彼と彼女が結ばれる為に教室全体が一丸となった。



では、彼の気持ちは?





「私、今日宏樹に告白する」


 川崎美姫の言葉に一緒にお昼ご飯を食べる準備をしていた美姫の友人、篠田莉子は一瞬固まった後、喜色満面で立ち上がった。


「やっとか!」


 莉子のテンションに一瞬ビクついた美姫だったが、更に周囲から声援をかけられ顔を真っ赤にして身を縮ませた。

 現在宏樹――美姫の幼馴染の佐原宏樹は友人と売店に向かっている。いつも昼食は宏樹と、宏樹の友人の加賀正吾と美姫と莉子の四人で食べているが、男子達はお弁当では足りないのか必ず昼食を食べる前にパンなどを売店に買いに行く。しょっちゅう一緒にいる宏樹と美姫が別行動をする、僅かな時間だ。

 自分の決意を莉子に伝えた美姫は、真っ赤になりながらもぎゅうっと口を引きむすんで真っ直ぐに莉子を見つめてくる。

莉子はそんな美姫を慈愛に満ちた眼差しで見つめる。一番の親友として、美姫の想いをよく知っている莉子としては、可愛い妹の成長を見るような心地であった。


「なんか盛り上がってんな、どうしたんだ」


 そんな軽さでひょいと教室の後ろ扉から聞こえた声に美姫だけでなく、教室の全員が口から心臓を出さんばかりに驚いた。


「う、ううん、なんでもないよ、宏樹」


 内緒の話を盗み聞きされた気配はなかったので、美姫はどうにか誤魔化した。

 顔が真っ赤なままの美姫に宏樹は怪訝そうな顔をしながら美姫の隣の自分の席に腰を下ろした。

 ちなみにこの二人、隣席だ。これも勿論宏樹以外全員が協力者であるクラスメイト達が画策した事である。

 察しが良く、クラス一空気が読めると評判の正吾は莉子の僅かな目配せでおおよその事は理解したらしい。軽く肩を竦めて宏樹の正面の席の椅子を後ろ向きにして座った。


「別にいいけどさ、なんか前から挙動不審だよな、お前ら。俺の手が必要じゃないなら干渉はしないけど、なんか問題になりそうならすぐに言えよ。手なんていくらでも貸すから」


 そんな一線を踏み込んでこないながらも軽く言うそのセリフは、なんとも男前なものだ。

 正直親友の美姫の事が大事な莉子は、こんなにも良い子な美姫を早々他人に渡さない、などと考えていた。しかし、美姫が宏樹を好きな事に気が付いた時わかってしまったのだ。お姫様にはいつだって王子様がいるものだと。


「ま、もうすぐわかるよ」


 莉子の意味深な言葉に、怪訝そうな目を向けた宏樹は、結局なにも聞かずに肩を竦めた。

 正吾と言い、宏樹と言い、気障なポーズが似合う奴らだ。


 そして放課後。

 午後の授業は皆上の空で過ごした。世界史と数学の先生からは最初は怒られ、最後には心配された。

 それは、恐らく他のクラスメイト達だけでなく、しっかり者の学級委員長の美姫と、それから何故か宏樹まで上の空だったからだろう。

 最初は放課後の告白の事がバレたのかと思ったが、よくよく考えてみれば美姫も宏樹も朝からどうやら様子が変だった。美姫は告白の事で頭がいっぱいだったのだろうが、宏樹も何やら心配事でもあるのだろうか。

 いつもなら真っ先に気付く二人が、お互いに違う事が頭にあった為に発覚が遅れたのだ。

 だがまぁ、今は美姫の告白だ。

 HR終了後、帰りの支度をしていた宏樹の前に、帰りの準備を終えた美姫が仁王立ちで立った。


「宏樹、大事な話があるから、今日二人で一緒に帰ろう」


 いつも気軽に帰りは誘っているのに、美姫はガチガチになって宏樹を誘った。周りも目を向けないようにしながらも、息を呑んで聞き耳を立てた。

 しかし、その時は誰も断られると思っていなかった。宏樹が美姫の誘いを断った事がないからだ。


「え?」


 だから当然美姫も宏樹は一緒に帰ってくれると思っていたし、断られるとは思っていなかった。だからこそ誘う段階でこんなにも緊張しているのだ。

 なので宏樹の返答は全くの想定外で、出鼻を挫かれるには十分な威力を要していた。


「ゴメン、今日は先約があるんだ。それ、どうしても今日じゃなきゃいけない?」

「え、あ、いや、明日でも大丈夫だけど……」


 仁王立ちしてまでパンパンに溜め込んでいた緊張が、シュルシュルと抜けていくのをクラス全員が感じた。


「そっか、本当にゴメンな、美姫。

あ、今日の夜電話とかは?」

「ううん、出来れば直接話したいんだけど……」


 美姫の声がどんどん窄まっていくのを周囲のクラスメイト達は涙を流さんばかりに聞いていた。


「そっか、ゴメン。明日絶対に聞くから」

「うん、こっちこそ、急いでるのに、呼び止めてごめんね」


 美姫の言葉に申し訳なさそうに笑って、宏樹はあっさりと、しかし急ぎ足で出て行った。


「……りこ〜」


 宏樹を辛うじて笑顔で見送った美姫は、情けない声で傍らに来ていた莉子に抱き着いた。


「わたしのゆうきがどっかにとんでっちゃった〜」

「はいはい、明日までにどうにかかき集めときなさい」


 クラスに残っていた宏樹以外のクラスメイト達、特に女子達から頭を撫でられたり背中を叩かれたり、莉子に抱きついた状態で思い思いの慰めを受けていた美姫は少し浮上したらしく、莉子の肩に埋めていた顔を上げてまたぎゅうっと口を引き締めて明日、がんばる、と小さく言った。


「それにしても、川崎の様子がおかしいのも気付いてなかったよな。どうかしたのかな、宏樹のやつ」

「確かに、朝からちょっとぼうっとしてたもんな。なんかあったのかな」


 美姫から少し離れた場所で正吾を中心とした男子達が話している。

 彼らは勿論美姫にも幸せになってほしいと思っているが、それ以上に宏樹の友人である。気持ちの良い友人である彼はリア充しているのがお似合いだ。是非とも爆発しろと言いたいものだと思っている。


「宏樹ってさ、自分で思ってる事言わねぇからさ、あいつこそ、何かあったら頼ってくれていいのにな」


 普段はクールな正吾の言葉に周りの男子達が顔を見合わせ微笑む。


「いやぁ、正吾の貴重なデレ頂きました!」

「惜っしいなぁ、録音しときゃあ宏樹に聞かせてやれたのに!」

「うるせぇよ」


 ぎゃあぎゃあ騒ぐ男子達に女子達も合流する。宏樹がいない以外はこのクラスの日常である。いや、美姫の恋を応援すると決めてからこの教室で多く見られる光景であった。

 明日からは、美姫が告白して自分達の企みを全部教えてやって、以前のように親友に隠し事なんてなしで、また以前の日常が戻ってくるだろう。

 正吾は仲の良いクラスメイト達を見て、そうほくそ笑んだ。



 翌日、朝。

 正吾が登校すると、少々顔色の優れない美姫と、その周りを囲む何人かのクラスメイトが囲んでいた。

 教室内を見て正吾や下駄箱で一緒になった友人達はすぐに気が付いた。

 宏樹がいないのだ。

 宏樹と美姫はいつも一緒に登校している。家が、流石幼馴染と誰もに言わしめた近さであるからだ。更にお互いの両親が同い年でとても親しい。なのでお互いに先に家を出た方が相手の家に迎えに行くのが小学生のころからの暗黙のルールなのだと以前話していたのを聞いている。


「おい、どうしたんだ?」


 正吾が声をかけると、今まで気付いていなかったのか、一斉に全員がそちらを向いた。

 莉子がそっと正吾達に近付いてきた。


「朝、宏樹から今日は一緒に登校できないってメールが来たんだって。

 で、美姫が告白しようとしたのに気が付いて避けてるんじゃないかって」

「はぁ?宏樹はそんな奴じゃないだろ」

「うん、そう言ったんだけど……」


 顔色を真っ青にしている美姫は周りの言葉を聞いているんだかいないんだか、という状態である。

 と、そこへタイミング悪く、といっても美姫の状態からどの時点がタイミングが良いのかはさっぱりわからないが、クラスメイトの男子が二人ほど駆け込んできた。


「おい、今そこで宏樹みたんだけどよ」

「隣のクラスの委員長と一緒に登校してたんだけど、あれってどうしたんだよ!」


 恐らく、最悪だったのはタイミングではなく言い方か。

 もともと悪かった顔色は、今や紙のように真っ白になってしまっている。


「ばかっ」


 思わず、といった様子で莉子が声を出し、正吾は頭を抱えた。

 既に登校している美姫を見て、何かを察したのだろう、二人の男子生徒はそちらも顔を真っ青に変えてしまった。


「え、隣のクラスの委員長って、野上さん?」


 美姫も学級委員長であるから知っているのであろうか。莉子と正吾も知っていた。

 学級委員長でなくとも委員長というあだ名をつけられたのではないか、という程それっぽい姿をした女生徒なのだ。

 スカートは膝丈、髪は背中の半ばほどの黒髪を二つの三つ編みにしている。前髪はパッツンで、その下には黒縁メガネという、まさに、という感じの女子なのだ。今ここにいるクラスメイトの大半は今の美姫の発言で初めて彼女が野上という事を知ったであろう。


「えっと、その、学級委員長なら、委員会関係の事とかじゃないの?」


 美姫の机のそばにいた女子が恐る恐るといった様子で一応発言してみる。


「そ、そうだよ、とりあえず聞いてみないと。朝一緒に登校できなかった原因が野上さんとは限らないじゃん。たまたま会っただけかもだし」


 そう言われて、美姫もようやく顔を上げた。皆が不安そうな、心配そうな顔をしているのを見て、ふっと微笑んで、小さくうん、と頷いた。

 と、丁度その時噂の当人が教室の後ろのドアを開けて入ってきた。

 入ってきてすぐに気が付いたのだろう、皆が集まっている美姫の席へまっすぐ歩いてきた。


「どうかしたのか?顔色すっげえ悪いぞ」


 心配そうにそう言う宏樹に、美姫はそっと息をついた。嫌われた、避けられてるというわけではなさそうだ。


「あ、えっと……」

「あ、今日一緒に登校できなくてごめんな、もしかして朝から具合悪かったのか?」

「ううん、大丈夫。ごめんね心配かけて」


 宏樹はすっかりいつも通りの風情ではあるが、美姫は昨日から緊張続きで、気力が萎えてきていた。昨日の威勢はどこへやら、だ。

 このままでは話が進まないと判断したのか、莉子が宏樹に声をかける。


「あ~、昨日と言い今日と言い、どうしたの?何か用事でもあったの?」

「そうだぞ、今朝なんて委員長と一緒に来てよぉ、浮気か?嫁に愛想尽かされるぜ」


 莉子がそれとなく言った事をずばんと余計な事を言って台無しにしたのは男子生徒の一人だ。以前から宏樹と美姫の事を揶揄しては宏樹の怒りを買っていた一人でもある。本人は懲りずに相も変わらず余計な事を言っているのだが、憎めない性質の為か宏樹ともそこそこ仲が良いのだが、いかんせん今は間が悪い。キリリと宏樹の眉が吊り上った。


「前から言ってるけど、俺と美姫はそんなんじゃないから。余計な事言うなよ」


 流石に本気で怒っているのがわかったのだろう、その男子生徒も戸惑ったように口ごもってしまった。

 そんな様子の男子生徒に宏樹は困ったようにため息をついて頭をかいた。


「ホントさ、前から言ってるけど周りに誤解与えるからやめてくれないか。


 俺、昨日彼女出来たからさ、そういう誤解されるの困るんだよ」


 宏樹のその言葉に、教室中が固まった。

 冗談ではなく、本気で一瞬時間が止まったのだ。宏樹はそんな教室の空気に怪訝そうな顔をしているが、周りはそれどころではない。

 美姫は椅子に座り机に手をついたままピクリともしないし、莉子を含めた女子達は真っ青になってしまっている。今はそれほど人数がいなかったのが救いだろう、分別の付く莉子以外の気の強い女子がいなかった。もしいたらその場で宏樹に詰め寄ってしまっていただろう。

 男子達も何を言っていいのか、むしろ自分達が何を言われたのかわからない、といった表情で固まってしまっていたが、辛うじて正吾が口を開いた。


「あー、その彼女って委員長の事か?」

「ああ、昨日告白して、OKもらったんだ。今日は朝あいつの、咲良の家に挨拶に行って、そのまま一緒に登校した……なぁ、どうかしたのか?」


 流石に周りの空気の異常さに不思議に思った宏樹に問いかけられるが、誰も答えられない。


「昨日一緒に帰れないって言ったのって……」


 震える唇で、それでもなんとか普通の声音を保ったまま言葉を発したのは莉子だった。普段話すときは相手の目をまっすぐに見る莉子が、しかし今日は宏樹の事を見れないまま俯いていた。


「ああ、昨日が彼女の誕生日でな。どうしてもその日に告白したかったんだ。

 もしかして昨日何かあったのか?」


 どこまでも普通に、何も知らずにまっすぐに心配を向けてくる宏樹に美姫はどうしようもなく胸が痛くなって乱暴に立ち上がった。


「美姫?」

「ごめん、やっぱり具合悪いから保健室に行くね。

 莉子、一緒に来てもらえる?」


 震える声でそう言う美姫を、あくまで心配そうに見送る宏樹に、クラスメイト達は何も言えずにそれぞれが席に戻った。


「お前はなんだかんだ言っても結局美姫と付き合うもんだと思ってたんだけどな」


 周りが聞き耳を立てているのを承知で正吾はそう言った。なんだかやるせなかったし、美姫にも宏樹にも申し訳なかった。


「俺らの距離が近いのもそういう誤解を招く原因になってたんだろうな。俺は美姫の事は一番仲の良い親友だと思ってたから、何で周りに気を使わなくちゃいけないんだ、誤解する奴らが悪いんだろうって思ってた。

 でも、昨日咲良に言われて、ちょっとショックだったんだ。好きな子に誤解されるのって辛いな。そのお陰でいままでの自分の行動を顧みる事が出来た。これからは美姫との距離を考えようと思ってるよ、美姫に好きな奴がいたら悪いしな」


 そう言う宏樹は普通に良い奴で、正吾も周りも何も言えなくなってしまった。

 数人が教室を出ていく。恐らく今いないクラスメイト達に今回の顛末を話しに行くんだろう。後で皆できちんと話し合わなければ宏樹や、相手の野上に詰め寄る者もいるかもしれない。それに今は保健室か、それとも他の場所か、莉子と二人で泣いているであろう美姫についても考えてしまう。

 自分に自信がなくて宏樹に告白するなんて考えてもいなかった美姫を焚き付けたのは正吾達だ。申し訳ない事をしたと思う。けれども謝罪しても美姫を傷つけるだけだろう。

 それに、宏樹と美姫の関係を誤解している者は学校内には多い。容姿が整っている男女が校内を歩く姿は普通に目立つし、二人とも出来た人間だ。宏樹は常に成績が10位以内に入っているような秀才だし、美姫は演劇部で看板女優と言われている。

 そんな目立つ二人が今まで告白された事が数えるほどしかないのは、お互いが付き合っていると思われていたからだ。それが突然違う子と付き合い始めたら、今まで無関係だった者や告白する事を諦めていた者も色々と言い始めるだろう。二人ともそのあたりの事をわかっていないからこそこれまで平穏無事に来れたのだろう。しかし、これからは違う。恐らく校内は色々な意味で荒れるだろう。


 これから起こるであろう諸々の事を考え、正吾はため息をついた。

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― 新着の感想 ―
[一言] もう一方も読みましたけど主人公が恩知らずの無自覚鈍感野郎で酷いっすわw
[一言] 現実はコナンの二人のようにはいかないのかもしれません。  女性の執念なるものは、男からするとぞっとするレベルにあるように思ってしまうこともあります。
2017/08/18 20:38 退会済み
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