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1回の人生無駄にした最弱最強の男  作者: まるぼろろん
1度は憧れる生まれ変わりだが、1度死ななきゃいけないと思うと気が引ける
6/6

ゴッドスキルその1

リネージュレボリューションをやりこみ中

ゴッドスキル・・・


彼は神が言った事の重大差に驚きはしたが、凄いんだろうな・・・としか思わなかった。

それもそうだろう。

彼は人間なのだ。

ゴッドスキルがどんな物なのか存在自体知らないのだ。



「君は本当に凄いね・・・人の身でゴッドスキルに選ばれるなんて・・・現人間神(あらひとがみ)にでも成るつもりかい?」



現人間神。

人の身で神に昇華した人間を表す。

身近に例を例えるなら、仏陀やキリスト。

中国で言うなら関羽等になる。

彼等は酷しい修行や偉業によって人々から信仰、慕われ神にまで昇華した偉大な人間だ。


そして、彼もまた。

その権利を得たのだ。


彼の生前の功績。

偉業。

英雄談は吟遊詩人が詩にする程だ。



勿論。彼を英雄と謳う声も少なくはない。

よって、彼は現人間神に昇華する条件は揃っていたのだ。



「で?どうするん?神にでもなってみる?」


「いや、神になるとか・・・良く判らないですし。・・・それに、そのゴッドスキルでしたか?そのスキルもどんなモノかすらまだ判らないですし・・・」


「それもそうだね。まずはどんなスキルか見てみよう」


神はそう言って金色に輝く珠に手をかざし、スキルの詳細を目の前に薄い板みたいな物を出現させた。


「何々・・・現幻?それと・・・ブラック・ペイン?何これ?見たことも聞いたこともないスキルだ・・・」



神ですら知り得ないのか・・・



「どんなスキル何ですか?」


「えぇ~とね・・・うわっ!何これ酷い!こんなのズルいよ!えぇ~・・・」



あからさまな態度に内心びくびくしつつも。

神はスキルの詳細を明かしてくれた。



「まずは。まだましな・・・いや、これも酷いけどね?ブラック・ペインね・・・」



『ブラック・ペイン』


『与えられた攻撃(痛み)は全て倍にして返される。また1度与えられた攻撃は何時如何なる時だろうが、対象が同じ行動を取った時に永続的に発動する・・・なお。同じ攻撃は2度と通じない』



・・・つまり?こう言う事か?

1度でも私に攻撃したら、その攻撃は倍の威力で反射され。

さらに同じ攻撃方法を取ろうとしたら、私がその場に居なくてもその時の痛みが永久にやってくる・・・と?

うわぁ・・・



私は酷い表情をしているのだろう。

顔は今無いけど・・・



「ね?酷いでしょ?」



これは酷い。

「聖闘士に同じ技は通用せん!」


を絵に書いて拗らせたらこうなった。

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