運命のガラガラ
話を進める為に内容がうっすくなってます・・・
少年はそう言って取り出したのは。
よく、抽選会とかで目にする少し大きめのガラガラ。
「この中にはね?様々なスキルやアイテム。
才能や色々な物が入っているんだ。
君はこれから生まれ変わって貰うんだけど、流石に君は前世で弱すぎた・・・だからこのガラガラさ」
少年の後ろからババーン!と効果音が何処からか鳴り響く。
エドワードの目には少年とガラガラしか見当たらない。
「君はガラガラを5回、回して良いよ。
本当は3回なんだけど・・・君は弱すぎたからね。お情け?同情?みたいな?」
(神様にさえ同情される私のステータスって・・・)
回せる回数が増えた事は有り難いが、とても悲しくなってくるエドワードは。
1つ気付いた。
(すみませんダムドレート様。あの・・・手がないので回せないのですが?)
「あぁ、問題ないよ。こぉ・・・意識で回れ・・・回れって念じれば回る様にしてある。
さあ・・・張り切って1回目!goー!」
回すエドワード本人よりもテンションが高い神様を横目に。
エドワードは静にガラガラを回す・・・
3回転程した後に、ガラガラから一粒の球が出てきた。
赤い球だ。
「さてさて・・・『収納空間』か。いきなり良いの引いたね。
これは空間系のスキルだ。
念じて手を出せば時間の止まった空間に物を腐らせる事なく収納出来るスキルさ。
収納量もピカ一だよ!軽くお城が丸々収納出来てもまだまだ入る位に広いからね。」
(・・・お城丸々って・・・でも。確かに荷物が嵩張らなくなる便利なスキルだ。流石は神様のスキル・・・凄い)
喉は無いが、ゴクリと喉を鳴らし。
再びガラガラを回す。
次に出てきたのは・・・茶色い球。
「あっちゃ~ハズレのスキルだね。
『ステータス用紙の捻出部位変更』だって」
問題。
作者の好きな豆腐は
絹・木綿
どっち!?