第二話:今日も1日頑張ろう。
お久しぶりです。今日は学校です。
「おはよう。」今、挨拶してくれたのが親友の相沢マキです。小さくてカワイイ女の子です。
「今日も浩一くんカッコイイね。」ただ、ちょっと変わってるけど。
『ねえ、奴のどこがカッコイイの!?!?授業中ずっと鏡見てるような奴だよ!!』
「そこがまたいいの。」目開いてますか。
「華子。どうした俺を見つめて。俺がそんなに美しすぎたか。」『寝言は寝て言え。』あーウザイ。誰かコイツどうにかしてよ。
「今日もカッコイイよ。浩一くん。」
「相沢はわかってるな。このバカは頭悪くて。」
『ちょっと!!あんたの頭よりマシですから。なんか腹立つんですけど!?』イライラする。こういう時は………あっ、立花先輩!!廊下に立花先輩が見えます!!すいません。興奮してしまいました。立花先輩とは、バスケ部のエースでちょーカッコイイのです。
「華ちゃん、また立花先輩見てる〜。」おいおい言うなよマキ、照れるだろが。
「華子。お前はやっぱり目が悪いな。俺の方が数倍美しいだろう。」『先輩をお前みたいな変態と比べるなー!!ってか、私の目じゃなくて、お前の頭が悪いんだよ!!』
「本当にお前は昔から照れ屋で困るよ。わかってる。恥ずかしいんだろ。」
えっ、何その前向きな思考。華ちゃん、ついていけないぞ☆『もう、いい加減席戻って。先生来てるから!!!』
はあ〜、まだなんか言ってるよ。先生泣いてるし。
よし、アイツの部屋の鏡全部割ってやろう。




